みなさんこんにちは。
大学生の私は2月から、なが~い春休みに突入していました。
そんな春休みももう終わり......。あと少しで学校が始まってしまいます、つらい。
なんだかんだ春休みを謳歌していた私!!
編集部への勤務も少しお休みさせてもらって、3月18日~26日の9日間“東北”へ行ってきました!!
遊びじゃないですよ??笑
あるプロジェクトを成功させるため真面目に活動していました。
でも働いてばかりじゃもったいない!!
せっかく東北まで行ったので、美味しいごはんもお酒も楽しんできました!
ということで、今回のプロジェクトで主に活動していた宮城県の気仙沼の美味しいものをたっぷりとご紹介したいと思います!!
大事なことなのでもう一度。遊びに行ったわけじゃないですよ!!!!!笑
気仙沼ってどんなところ??
気仙沼は宮城県の北東端に位置する港町です。
気仙沼といえばやっぱり海。水産物のイメージがとても強いですよね。
フカヒレの産地としてとても有名ですが、実は生鮮カツオの水揚げが21年連続日本一!!!
その他にもサンマやマグロ、メカジキなども有名です。
しかし、気仙沼の魅力は海だけではありません。
多くの山に囲まれており、山菜や地場野菜も豊富。
また空気がとても澄んでいるので、「星が1番綺麗な港町」でもあります。
大震災からの復興を目指す気仙沼
「海、山、空」
豊かな自然に恵まれている気仙沼ですが、7年前の東日本大震災で大きな被害を受けています。
至る所に津波浸水区域の看板が立っていて、その被害の大きさを実感しました。
7年経った今でも傷は癒えておらず、いたるところに震災の傷跡が残っています。
気仙沼で頑張っている地元の方々と触れ合い、一緒にプロジェクトを行っていく中で、私は気仙沼が本当に大好きになりました。
今私ができることは、多くの人に気仙沼の魅力を発信していくこと!!
この記事で少しでも多くの人に『気仙沼っていいところだな~』、『行ってみたいな~』と思っていただけたら嬉しいです!!
気仙沼の美味しい食を味わってきた!!
気仙沼には美味しい食材がたくさん!!
現地でしか味わうことのできない名産品を紹介していきますよ~。
◼︎めかぶのしゃぶしゃぶ
…これ、なーんだ。
思いっきり上に答えが書いてありますけどね(笑)
はい、これは「めかぶ」です。
めかぶといえば、普通はこういうものを想像しますよね。
めかぶは、「ワカメの根元部分」。
私たちがいつも食べているスーパーのめかぶは『味付けメカブ』。湯通しして味付けをしたり、タレを付けてすでに加工が施されているもの。
スーパーで見かけるのも刻まれていて緑色だし…今までめかぶってどういうものなのか知らずに食べていました。
"めかぶのしゃぶしゃぶ"で使うのは、このような加工したものではなく湯通ししていない茶色の“生の”めかぶをひと口大に切ったものです。
沸騰したお鍋にめかぶを入れると茶色いめかぶが…
一瞬で鮮やかな緑色に大変身!!!!
ポン酢をつけていただきます。
ネバネバが美味しいめかぶですが、しゃぶしゃぶで食べるともっと『なんだこれ…』って呟いてしまうほど粘り気が強くなります。
コリコリとした食感とネバネバがクセになる、ご当地グルメです。
このしゃぶしゃぶが美味しくいただけるのは、めかぶが旬の3月から4月。
タイミングばっちりで嬉しくなっちゃいました(笑)
ちなみに、しゃぶしゃぶしたお箸はめかぶの粘り気で大変なことになります、うまくお刺身がつかめない…
めかぶしゃぶしゃぶを食べるときは、専用のお箸で食べることをおすすめします(笑)
やっぱりストレスフリーで食べるごはんの方が美味しいですもんね!
◼︎ホヤ
こちらは、気仙沼名物「ホヤ」です。
私、現地に行って初めてホヤの存在を知りました。
見た目は、貝やナマコに似ていますが全くの別物。海水の中でプランクトンを食べて生活している、尾索(びさく)動物というものなんだそうです。
超不思議な形をしていますよね~。
この独特な形から“海のパイナップル”とも呼ばれているんだそうです!
恐る恐る食べてみたら………
お、おいしい…!!
苦手な方も多いそうですが、私的にはどストライク。
なんとも言えない食感と、口に入れた瞬間に広がる磯の風味が最高です。
口の中に大海原が出来上がりますね。(語彙力...)
磯の香りがだんだんと旨味に変化していくのも素敵♪
今回はお刺身をいただきましたが、鮮度が落ちてしまうとゴムのような臭いが出てきてしまうそうです。
つまり、新鮮なうちしか食べられない!!!本当にココでしか味わうことのできないご当地グルメなんです。
ちなみにこのホヤ、栄養価が非常に高く、海のミルクと呼ばれる牡蠣に匹敵するそう。
がんを抑制する効果があるされるグリコーゲンは牡蠣の2倍近く含まれています。
美味しい上に栄養も満点だなんて…ホヤ、すごい。
◼︎もうかの星
気仙沼なのにお肉…?もしかしてレバー?
いえいえ…
ネズミザメ(モウカザメ)の心臓なんです!!!!
ネズミザメは気仙沼で、年間4千トン近くも水揚げされているサメ。
サメはフカヒレのイメージが強いですが、サメ肉は栃木県で一般的に食されている他、はんぺんなどの練りものの原料としても使われています。
成長すると体長3mにもなるネズミザメは、あの人食いザメ「ホオジロザメ」の近縁種。
人食いザメのお仲間が日本で水揚げされていることにまず驚きますよね......。
サメの心臓だし、真っ赤だし、なんだか臭そう…と思った人も多いはず。
私も思いました。正直『レバー嫌いだし食べたくないなー』って…笑
でも記事のネタにしたいし、と勇気を出してパクリ。
ネズミザメさんよ、ごめんなさい。私が間違っていた。
臭みなんて全くない!コリコリとした食感と、さっぱりした味わい!!
クセの塊だと思っていたネズミ鮫の心臓ですが、むしろレバーよりクセが少なくて食べやすい。
「酢味噌」か「塩とごま油を合わせたタレ」で味わうのが気仙沼流。
個人的にはごま油が好きでした!!
もうかの星も鮮度が命の食材。東京でも手に入ることがあるそうですが、現地で食べる美味しさにはきっと敵いません。
ちなみにもうかの星は「低カロリー高タンパク・脂質・炭水化物ゼロ・鉄や亜鉛、ビタミン12が豊富」な健康食材。
ネズミザメさん、高スペック!!
他にも色々食べてきた!!
こちらは「ハーモニカ」。
メカジキの背ビレや、尻ビレの付け根の部分です。
見た目がハーモニカのように見えるからとか、また骨の隙間の肉を食べている様子がハーモニカを吹いているように見えるからとか諸説ありますが、とにかく「ハーモニカ」と呼ばれています。
わかりやすく言うと“エンガワ”のようなイメージです。
脂が乗っていて美味しい~~!!身が骨からスルッと取れるのも良いです。
海の幸もすごい。
どのお刺身を食べてもハズレなく美味しいって、かなりすごいことだと思うんですよ。
肝心の写真を撮り忘れてしまいましたが......大きな牡蠣がインパクト抜群でした!!
海鮮といえば…日本酒!!
こちらは気仙沼を拠点とする「男山本店」の地酒。
気仙沼の地域資源である「海の幸」に合う日本酒を、気仙沼で育った地元のお米を使って醸造しています。
蒼天伝ブランドは、気仙沼の青い海・青い空をイメージしているそう。
爽やかでさっぱりした味わいでありながら、柔らかい口当たりと繊細な旨味が特徴的です。
地元の方からも「気仙沼でオススメの日本酒は蒼天伝」と教えていただきました。
再び登場な「もうかの星」。日本酒にもよく合います!!
なんなら、日本酒のために存在していると言っても過言ではないほど......素晴らしいおつまみ。
ちなみにホヤを食べてから日本酒を飲むと、日本酒がとっても甘く感じるのも感動です。
美味しい日本酒がますますおいしくなっちゃう魔法の食べ物ですよ笑
ぜひ現地まで行って感動を体験してみてください!!
まとめ
いかがだったでしょうか??
気仙沼には美味しい食べ物がいっぱい!!
現地に行かなければ味わえない「ご当地グルメ」「珍味」もたくさんあります。
美味しく食べることが、復興のお手伝いになるなんて最高じゃないですか!!
この記事も参考にしつつ、現地の方との交流を通じて気仙沼の美味しい食を味わいに行ってみてください!!
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