色々な原料で造られた一風変わったお酒が世の中に出回っているなか、竹の中で造られた焼酎というのは、全国どこを探してもここだけではないでしょうか?
「そもそも竹の中で造るってどうゆうことだろう?」、「どんな味がするのだろう?」そんな疑問が湧いてきます。
そこで、今回は鹿児島県・平和酒店の本格焼酎「薩摩翁(さつまおきな)」を飲んでみたいと思います。
・そもそも竹焼酎ってなんだ?
竹焼酎は独特の技法で鹿児島県産天然の生竹に焼酎を封じ込めた芋焼酎。竹のミネラルが焼酎に溶け込み、甘みのあるまろやかな味わいに仕上がっているそう。また、竹焼酎は、天然の生竹を使用するため、呑む日により味に変化が生まれます。ただし、天然の"生"のまだ生きている竹なので、早ければ半年~1年程で内容量が空になる場合があります。賞味期限は詰日より1ヶ月までと非常に短くなっているので、購入時にはなるべく早めに飲みきってしまうことをオススメします!また、賞味期限が短く、発送直前に製造するため、完全予約制での販売となっています。
・どこにも栓や蓋がない!一体どこから焼酎を入れたのか・・・。
どこから焼酎を入れているのか気になってしかたがないので、平和酒店のホームページを見てみると、いたるところに散りばめられた「どこから焼酎を入れたの?」という文言...。しかし、ホームページのどこを探してもその技法は見当たらないのです。。。秘蔵技法で焼酎を天然の竹に入れているとのことで、製造方法は極秘。分かったことといえば、竹の筋の中から焼酎を封じ込めているということだけ。一体どんな技法で焼酎を入れいるのでしょう?!疑問だけが残り、モヤモヤした気持ちになりますが、とりあえずは一杯飲みながら考えてみるのもいいかも?!
・どうやって飲めばいいの?その飲み方とは
どこにも栓や蓋がないということなので、開けるのに困ります。しかし、心配ご無用、注文した箱の中には"アイスピック"と説明書が同封してあります。まずはアイスピックと金槌を用意し、説明書にしたがって3箇所に穴を開ければOK。至ってシンプルな開け方ですが、そこそこ力のいる作業なので、女性の方は、男性の方にお願いするといいでしょう。
試飲レビュー
それでは早速飲んでみたいと思います!
▼まさに"竹"。貫禄があります。
▼"お早くお召し上がり下さい"という注意書きが強調されていますね。1ヶ月以内に飲み切らないと。
▼確かにどこにも穴らしきものは見当たりません...。
▼栓も付いてませんね。本当にどうやって焼酎入れたのか気になります。
▼箱の中身はこんな感じです。竹焼酎・アイスピック・パンフレット(説明書付き)・注意書きが入っていました。
▼アイスピック
▼パンフレット
▼注意書き
▼それでは早速開けてみましょう!
▼アイスピックと金槌を用意しました。
▼まずはアイスピックの先をあてます。
▼次に金槌で叩きましょう。
▼ドカッ!
▼3箇所に穴を開けました。※竹の中に少量の破片が入りますが、飲むのに支障はないようそうです。
▼注ぎましょう!なんだか鹿威しを見ているようで、風流で夏にピッタリですね!!
▼まずはストレートで。竹の独特の香りが漂います。色味も若干竹っぽい(?)色をしてますね。口の中に入れた時のまろやかな口当たりが飲みやすくていい!確かに甘みもしっかり感じられます。
▼続いては氷を入れてロックでいただいてみます。
▼冷やすとスッと口の中に入ってきて、甘みを残しつつも少しさっぱりと飲めますね!
▼25度というアルコール度数を感じさせないほど飲みやすいので、これは女性にもオススメです!
▼個人的には、季節的に水割りよりもロックがオススメです!
商品概要
名称 | 本格焼酎 薩摩翁 |
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原料 | サツマイモ・米麹 |
アルコール分 | 25度 |
容量 | 900ml |
料金 | 3,780円 |
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