一日頑張ったご褒美に、自分の為のおつまみを作ってみませんか?
今回ご紹介するのは、ワイン好き必見のおつまみ!とろとろ牛すじ肉のバジルソーダ煮の作り方。
「牛すじ肉は圧力鍋がないと柔らかくするのに時間がかかるんじゃ‥」と心配する方もご安心を!
炭酸水で煮るだけで、牛すじ肉がより早く柔らかく仕上がるんです。
バジルの香りに、ほのかなトマトの酸味をまとった柔らかな牛すじ肉。ワインのおつまみレパートリーに、是非とも加えて欲しい一品です。
出来立て熱々も美味しいですし、一晩寝かせるとより柔らかくてそれも美味ですよ!
炭酸水で肉が柔らかくなるのはナゼ?
なぜ炭酸水で肉が柔らかくなるかというと、それは炭酸水に含まれる炭酸水素ナトリウムによる効果です。
炭酸水素ナトリウムによって、肉に含まれる余分なたんぱく質が分解、灰汁として排出されます。それによって、柔らかな食感に変化するんです。
その上、炭酸水素ナトリウムには、肉の臭みを取ってくれる効果もあるので下越しえはコレ一本!で十分なんです。
【分量 2~3人分】
A 牛すじ肉 | 200g |
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A トマト(中玉) | 1玉 |
A ニンニク | 1片 |
A 生姜 | 1片 |
A 塩 | 小さじ1/2弱 |
炭酸水 | 500cc |
B 酒 | 大さじ1 |
B ドライバジル | 大さじ1 |
B オリーブオイル | 大さじ1 |
B 胡椒 | ひとつまみ |
【合うお酒】 | ワイン、黒ビール、シードル |
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作り方
その1:鍋に湯を沸かし、牛すじを下茹でする。
POINT:肉は茹で過ぎると旨味が逃げます。肉の色が変わったらザルにあけましょう。
その2:牛すじ肉を細長く切る。
POINT:より煮込み時間を短くするために、牛すじ肉は細く薄く切りましょう。
その3:トマトを角切りにする。
POINT:煮込むと皮が向けて実と分かれるので、予め湯むきするか包丁で皮むきをして、皮は取り除きましょう。トマトに十字に切り込みを入れ、熱湯を5秒ほど注ぐと簡単に剥けます。
その4:鍋に調味料A、炭酸水を半量(250cc)注ぎ、中火で15分ほど蓋をしないまま煮込む。
POINT:ニンニク・生姜は香りが出るよう、縦半分にカットして加えましょう。
その5:煮ている間、灰汁を取り除く。
POINT:調理機器によって火力が異なるので、煮込み時間はあくまで目安です。汁気がとんで、牛すじ肉が半分顔を出す程度まで煮込みます。
その6:調味料B、残りの炭酸水を注ぎ中火で20~30分煮込みます。
POINT:調汁気を飛ばす必要があるので、この時も蓋はしないこと。汁飛びが気になる場合は、アルミホイル等で落し蓋をしましょう。
その7:汁気が飛んで牛すじが汁から半分顔を出すくらいになったら火を止める。
その8:器によそい、お好みでオリーブオイルをまわしかけて完成!
とろとろに柔らかくなった牛すじ肉は、臭みゼロ!バジルの爽やかな香りに、トマトが隠し味になってまるでお店の一皿のようです。
これだけでもワインが進みますが、お好みでバケットにのせてもまた美味しいですよ!
レモンをさっとふりかけても印象が変わって美味しいです。
牛すじは下処理が大変そう、と敬遠されがちですが、炭酸水を使うとこんなにも簡単に柔らかく仕上がります。
スーパーでとってもお手頃価格で手に入れることが出来ますので、見かけたら是非チャレンジしてみてくださいね!