昔ながらの飲み屋街!「ゴールデン街」の今に迫る
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古くからの飲み屋街として知名度の高い「ゴールデン街」。以前は年配の方が足繁く通う、“ディープな飲み屋”というイメージがあったかもしれませんが近年は非常に開かれた街になっているようす。
特に、海外観光客の姿が増えているのが印象的です。これは、海外のガイドブックやWebサイトに掲載されたことが影響されているようで、今では「東京に来たら必ず足を運びたい場所の1つ」として駆られることも多いのだそう。
また、若者の出入りも非常に活発になっています。背景には、いわゆるショットバーだけでなく、食事に特化した店やレモンサワー専門店など、こだわりの飲み屋が増え入りやすくなったといった「ゴールデン街自体の変化」もあるようです。
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時代の移ろいとともに変化を迎えているゴールデン街。その“今”を体感すべく、普段から一緒に飲むことが多いというお酒仲間のりゅう・うすい・はるかの3人がゴールデン街へ。
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久しぶりに再会するという3人に、お酒を飲みながら大好きな街「ゴールデン街」について語り合ってもらいました。
実際にゴールデン街に足繁く通う常連さんに聞いてみた!最近の「ゴールデン街」事情
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りゅう:ではさっそく、乾杯~!揃ってゴールデン街で飲むのは久しぶりだね。そもそも2人はどういうきっかけでゴールデン街で飲み始めたんだっけ?
うすい:はじめて来たのは大学3、4年ぐらいのとき。別の場所で仲良くなったイラストレーターの友人が「ゴールデン街でも働いてるから遊びにおいでよ」と誘ってくれて、それがきっかけだったかな。そのお店でゴールデン街に通っている人たちと仲良くなって、気づけばもう8年ぐらい通ってるかな。
りゅう:ゴールデン街はお客さん同士もそうだし、店員さんとの距離も近いから知り合い増えるよね。はるかちゃんは何がきっかけだった?
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はるか:20歳のときに新宿御苑のプールバーで働いてたんだけど、そこのお客さんが今わたしが働いているお店のオーナーさんだったんだよね。その人がゴールデン街に連れて行ってくれて、そこから通うようになったからもう12年くらいになるかな。
うすい:僕も通う頻度はまちまちだけど、よく来る方だと思う!ゴールデン街って、ちょっと期間が空くと店員さんがいなくなっていたり、そうかと思ったら別のお店で働いていたりしてびっくりしたこととかもあるな。
りゅう:わかるなあ。いなくなって寂しいと思っていたらゴールデン街の中で再会、みたいなのけっこうあるよね(笑)
はるか:店員さんとのコミュニケーションが多いお店って「働いている人」にファンがついたりするから、お客さんが流れちゃうのを防ぐために掛け持ちNGにしてるところとか多いと思うの。そんな中で、店員さんが掛け持ちしていたり、近くのお店に移籍したり、お客さんに別のお店をおすすめしたり、なんだかゴールデン街って「寛容さ」みたいなものを持ってる気がする。
お酒はツールとして様々なカルチャーがミックスした場所「ゴールデン街」
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うすい:あとさ、ゴールデン街といえば、カルチャーに関して興味関心を持っている人だったりとか、生業にしている人が多いじゃない?だからそういった、個人の趣味とかカルチャーについてのスタンスも寛容だよね。大学生とか社会人なりたての多感な時期に、自分の趣味や好きなモノについて話せる人たちがたくさんいたのは、自分にとってすごく貴重だったなあ。
りゅう:そうだね。お店や人にもよるけどコミュニケーション多めのお店が多いから、必然的に会話が増えて自分の趣味嗜好についてオープンに話して友人が増える、みたいなことが多かったかも。
はるか:たまたま隣に座った人がとんでもなく有名な人だったり、長い付き合いの友人になったり、いろんなことがあるよね。そんな環境の中で好きなことを話しながら好きなお酒が飲めるって、もう最高だよね。
若者に加えて海外客の姿も増えた!時代に合わせて変化し続ける「ゴールデン街」
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うすい:そういえば、自分が通い始めた頃と比べると、最近のゴールデン街はお客さんの層がちょっと変わった感じもしない?若い人とか海外の方が増えたような。そんな気がしない?
はるか:たしかにね。この前年下の女の子に「ゴールデン街いったことないので連れていってください!」ってお願いされて、若い子たちも気になってるんだな~ってなったのと、自分が次の世代を連れてくる方になったんだなって思った。
りゅう:あんまり意識したことなかったけど、確かに世代が広くなった気はする。ゴールデン街は個人店にファンがついている傾向があると思うんだけど、若い人とか海外の人が増えて、前よりもさらにいろんな人が混在する街になったよね。そういえば、はじめて来たっていう20代前半くらいのお客さんにおすすめ何か聞かれて、そのとき飲んでた“お茶割り”をそのまますすめたことあったわ。
はるか:海外のお客さんは普通にカクテル飲んでる人も多いけど、店によってはそこまで外国で飲まれているお酒はないから周りに合わせて“お茶割り”を飲んでる姿もみるね。海外には絶対ない文化だから、逆に日本らしくてそれがウケているのかも!滞在中、毎日のように通って「お茶割りちょうだい!!」って常連みたいになってることもあるみたい(笑)以前は一見さんNGのお店も多かったけど、コロナとかインバウンドの影響でそのあたりがゆるくなって、人が流動的になったしね。
うすい:ここは街全体が飲食店だから、時流の影響みたいなものをもろに受けるよね。そういう時代の移ろいによる変化を感じられるのもこの街の魅力かも。
生粋のお酒好きが集まる街「ゴールデン街」で“お茶割り”が飲まれている理由とは?
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うすい:ゴールデン街で飲むようになってから、これまで知らなかったお酒を知る機会がかなり増えたなあと思う。「あのお店にアレが置いてあるらしい」みたいな、お酒を軸にお店選びをするようになったりもしたかも。
りゅう:いいね。そういうアクティブなお酒の楽しみ方もできる一方で、「いつ誰ときても、好きに飲んで大丈夫」みたいな安心感も持ち合わせているのがゴールデン街の不思議なところだったりしない?それこそ今日のように「みんなでだらっと話す」みたいなときは、慣れ親しんだ“お茶割り”をお供にしたいんだよな。ゆるりとした会話のテンポに合うというか、安心するというか。
うすい:乾杯ビールも最高だけど、コミュニケーション重視のときの割り物っていいよね。なにかこだわりのお酒を狙って飲みに行くってとき以外は、僕も結局“お茶割り”を飲んでいることが多い気がする。泡がなくなる心配もないし、気楽に自分のペースで楽しめるイメージ。
はるか:そうだよね。私もビールだと冷えてるか気になっちゃうし、こだわりが強そうなお店だとハイボールとか頼んでも思っていた味と違ったりするから、そこにソワソワしちゃうんだよね(笑)でも“お茶割り”って絶対にハズレがないから、いつでも安心して頼めるのが好き。
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3人が「だいたいこれを飲んでいる事が多い」と口を揃えて言っていた“お茶割り”。甲類焼酎を好みのお茶で割るだけで完成する、いわば“日本式のカクテル”のような1杯がゴールデン街でも大人気。「炭酸が入っていないから、最初から最後までずっと飲める」「好みの濃さで調整できるのが魅力」と、お茶割りを選ぶ理由は様々ですが、お酒好きの方々から特にあつい支持を得ているようです。
今回3人が飲んでいるお茶割りのベースになっているのが、宝酒造の「極上宝焼酎」。樽貯蔵熟成酒を3%ブレンドすることで、芳醇でまろやかな口当たりを実現しています。また、樽貯蔵熟成酒はお茶の香気成分と同じ成分を含んでいるので、引き立て合って奥深いコクのあるお茶割りになる、まさにベースのお酒にぴったりな1本です。
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りゅう:あとはあれだな。自分で割り物を作るお店だと、一緒にいる友だちとかお客さんのお酒を作りながら「この濃さが好きだったよな」「この割り物が好きなんだな」みたいなのがわかるのも楽しくって(笑)。“お茶割り”みたいに、自分たちお酒を作りながら交わす会話ややり取りなんかもゴールデン街でのコミュニケーションだなと思って楽しんでる。
うすい:お酒を楽しんだり人との会話を楽しんだり、人それぞれの過ごし方があっていいね。
りゅう:本当に自由なのが、この街の魅力だと思うからさ。店主さんの代替わりがあったりして、街全体が若くなっているからこそ、自由な雰囲気がより感じられるんだと思うなぁ。それに、最近は定休日にお店を間借りしてイベントをする人も増えているよね。それこそ、ここからすぐのお店でれいちゃんが間借り営業やってるから、ちょっと顔出しにいこうよ!
「魔女っこれい」さんの間借り営業に潜入!そこでも“お茶割り”が大好評だった
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以前、当メディアにて宝焼酎への愛を存分に語ってくれた「魔女っこれい」さん。彼女も、ゴールデン街で間借り営業を行なっている1人。りゅうさん、はるかさん、うすいさんもそれぞれ魔女っこれいさんと面識があるということで、せっかくなのでお邪魔してきました。
お店へ移動すると大繁盛の店内!盛り上がる店内を見回すと、あらゆるテーブルでもお茶割りが飲まれているもよう!!やはり、お酒好きが集まるゴールデン街、自然とお酒の好みも似てくるんですね(笑)
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イベントに遊びに来ていたお客さん・ヒロシさんも、普段からお茶割りを好んで飲む1人。せっかくなので「どうしてお茶割りが好きなんですか?」と聞いてみることにしました!
ヒロシさん:ビールも焼酎も、お酒ならなんでも好きなんですけど......とにかく飲む時間が長いんですよね(笑)そうなってくると、炭酸系のお酒はどんどんお腹がふくらんでくるからキツくなる。あと、度数が高すぎてもしんどくなるでしょ?そう考えた時に、お茶割りってダラダラ飲みするのにピッタリなんですよ!食事と一緒に楽しむ時でも味を邪魔しないで、気楽に飲める。自分の酔い具合によって濃さを変えられるのも魅力の1つですよね。
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ヒロシさんが語ってくれたように、お茶割りは食事との相性が良い点も魅力の1つ。実際にれいさんの間借り営業では、ラーメンも提供されており、ラーメンと一緒にお茶割りを楽しんでいる人が多数!
濃厚な味わいのラーメンのお供に、さっぱりとした口当たりのお茶割りは相性抜群。「口の中がラーメンの味でいっぱいになった時でも、お茶割りを飲めば一瞬でリセットできるような感覚になるのもいいんですよね!」とヒロシさんは語ってくれました。
お酒好きならぜひ足を運びたい!「ゴールデン街」でもっとお酒を楽しもう!
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ゴールデン街に馴染みのある3人の“語り飲み”いかがでしたか?昔に比べて、若者が本当に多くなったというゴールデン街。そんなお酒好きが集まる街では、常連や大人たちの飲んでいる姿を見習って脈々と文化が受け継がれているようですね。
時代が変わっても、変わらず飲まれている“お茶割り”はゴールデン街はもちろん色んなお酒好きがフェイバリットにあげる1杯。若者たちの間でも飲まれているという、昭和~令和までずっと愛され続けているようです。
今回3人が楽しんだ宝酒造の「極上宝焼酎」を使えば、どんなお茶とも相性が良くコクのあるお茶割りが作れるはず!!お店や自宅などで、ぜひお茶割りを飲む際のお供にしてみてくださいね。
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