最近話題になっているバターコーヒーですが、その効果の高さから今後よりメジャーな飲み物になっていくと思われます。
話題の中心となっているのはダイエットに効果があることですが、ダイエットだけでなく日々の仕事などにも効果を十分発揮しそうです。
ここでは、バターコーヒーの歴史や効果や作り方に加えておすすめの材料も紹介しています。バターコーヒーに興味を持っている方、バターコーヒーって何?と思っている方もぜひご覧ください。
バターコーヒーとは
バターコーヒーとは、その名の通りコーヒーにバターを入れた飲み物です。
ただのバターではなく「グラスフェッドバター」といわれる高品質バターと、効率的なエネルギー補給に向いているといわれる「MCTオイル」がコーヒーの中に含まれています。
「グラスフェッドバター」は牧草だけを食べて育った牛の乳からできた高品質バターで、「MCTオイル」は中鎖脂肪酸オイルのことです。
これだけ飲めば朝食を抜いても頭がスッキリし、まるで弾丸まで防げるような体になることから防弾コーヒーと呼ばれ、日本では完全無欠コーヒーと呼ばれます。
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そんな、健康維持にも効果があるとされているバターコーヒー。毎日の健康習慣として取り入れたいものの、毎回準備するは意外に大変ですよね。これからバターコーヒーを気軽に試したいという人におすすめなのが「livet cream(リベットクリーム)」。普段飲んでるコーヒーに混ぜるだけで10秒でバターコーヒーが完成する糖質0のクリームです。
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一般的な油に比べ、約4倍早くエネルギーになりやすく、体脂肪として蓄積されにくいC8 MCTオイルを使用。また、毎日のスッキリを促すために、125億個の乳酸菌と、ダブルの食物繊維(腸内細菌のエサとなる腸活を促進させる水溶性食物繊維、腸の動きを活発にさせる不溶性食物繊維)を配合し、ダイエットの課題へもアプローチ。
詳細はこちらさらに食事や完食の置き換えダイエット時の空腹感という課題に対して、お腹で膨らむ植物由来のサイリウム種皮を配合しているので満腹感を得られます。
これから腸活を始めたい、ダイエットをしたい、健康習慣に気を遣いたいという人はぜひ試してみてはいかがでしょうか?
バターコーヒーの歴史
現在ではダイエットに効果的かつ、脳の活性化を促すとして日本で注目を集めているバターコーヒーですが、そもそもバターコーヒーはどのように生まれたのでしょうか?
バターコーヒーについて詳しく知ることでより美味しくいただきましょう!
バターコーヒーのルーツ
バターコーヒーのルーツは、チベットのバター茶といわれています。
現地ではプージャやスーチャと呼ばれ、チベットやブータンなどのアジア中央で親しまれているバター茶。
味わいはお茶よりも濃厚でしょっぱく、後味は少し苦いスープに似てます。なんと現地の人は1日に約10杯、それ以上飲む人もいるのだそう。
バター茶がアメリカでブームになる
バターコーヒーが日本で話題になる以前、IT企業で成功したデイブ・アスプリーというアメリカ人がバター茶に感銘を受けたことがきっかけとなり、バターコーヒーはアメリカで一躍話題となりました。
彼は、当時体重が140kgもあり体調不調や気分が思わしくないことに悩まさせていたと言います。
様々な健康法やダイエット法は効果がなく途方に暮れていた彼も救ったのは、1杯のチベットのバター茶でした。
彼はその後アメリカに戻り、バター茶と似た飲み物を作るため試行錯誤を重ねた結果、厳選したバターと健康に良いという理由でMCオイルを追加したコーヒーにたどり着いたのです。
その後50kgもの減量に成功し、その体験を綴った「Bulletproof Diet」(直訳すると防弾コーヒー)を出版し、アメリカでベストセラーとなったことからブームとなりました。
日本でもブームになる
その後日本でも「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」というタイトルで出版され、バターコーヒーを朝に飲むことがダイエットに効果的だという理由で注目されています。
ダイエットに効果的な理由
バターコーヒーがダイエットに有効な理由は、効果的なダイエットに欠かせない特徴を持つグラスフェッドバターとMCTオイル。
この2つの材料を詳しく紹介します。
「グラスフェッドバター」
グラスフェッドバターの特徴は、大きく二つあります。
・通常のバターに比べて脂溶性ビタミンと呼ばれるビタミンが豊富
・オリーブオイルやごま油などの植物油や魚介類、豆類、種実類などの脂質植物油に多く含まれている不飽和脂肪酸が豊富
脂溶性ビタミンは水洗いや加熱による損失が少なく、吸収率の高さが特徴で効率よくビタミンを摂取することができます。また、不飽和脂肪酸はコレステロールをコントロールする働きがあり、ダイエット効果も期待ができるのです。
しかし、両方とも体内に蓄積されやすく動脈硬化を引き起こす原因にもなるため摂取量には注意が必要となります。
「MCTオイル」
MCTオイルとは、ココナッツやパームフルーツから精製された中鎖脂肪酸オイルであり、体内で分解されやすいため、短時間でエネルギーを供給できることが特徴です。
中鎖脂肪酸はキャラノーラ油やオリーブオイルなどに含まれる長鎖脂肪酸に比べて、約4倍早く分解されると言われています。
また、体の様々な部分に貯蔵される長鎖脂肪酸に対して、中鎖脂肪酸は直接肝臓に運ばれてエネルギーになるので、脂肪としてつきにくい特徴も!
つまり、満腹感を持続させるだけでなく早く分解され脂肪としてつきにくいという特徴があるのです。
バターコーヒーを用いたダイエット方法
バターコーヒーの効果効能をご紹介してきましたが、次にバターコーヒーを利用したダイエット方法を紹介します。
前述の通り、摂取量が多ければ効果が多いわけではなく、逆に多量に摂取することで体調を崩してしまう可能性があるため、過剰摂取は控えるようにしましょう。
朝ファスティング
バターコーヒーを用いたダイエット法として多くの方が実践するのが、朝食の代わりにバターコーヒーを飲む方法。バターコーヒーは栄養価が高く満腹感が持続するために、効果的な方法であると言えます。
普段通常の朝食を摂っている人は摂取カロリーを抑えることができ、普段朝食を摂らない人には健康的な習慣作りになると言えます。
また、朝食を抜くことによって内臓を意図的に休ませることで、効果的に毒素を排出するファスティング効果によるデトックスが可能です。
ケトン体食事法
朝ファスティングのダイエット方法とケトン体食事法と組み合わせて行うことで、より効果的なダイエットが可能です。
ケトン体とは、脂肪を代謝するエネルギーのことで、高脂質、適量のタンパク質と少量の糖質を摂取する食事法が「ケトン体食事法」と呼ばれています。
摂取する糖質を抑えることによって、体内の脂肪を優先的に燃焼させることが可能です。
つまり朝食でバターコーヒーを飲み、昼食・夕食の糖質を抑えることでより効果的なダイエット方法となります。
バターコーヒーを飲むメリット
ご存知の方も多いとは思いますが、コーヒーはそれ自体が体にいいと言われている飲み物です。つまり、バターコーヒーを飲むことはコーヒーを飲むメリットも併せ持っていると言えます。
ここでは、コーヒーを飲むメリットについて紹介していきます。
基礎代謝アップ
カフェインは交感神経を刺激し、活発化させる働きがあることから、基礎代謝がアップする効果があります。
各器官が活発化することによってパフォーマンスが向上し、さらにダイエットでは痩せやすく太りにくい体に改善することができるのです。
集中力アップ
コーヒー・カフェインの効果の代名詞でもある集中力のアップ。
コーヒーのカフェインによって、集中力を司る交感神経が刺激され集中力のアップが期待できます。また、カフェインは眠気を感じにくくする効果もあるため、勉強や仕事で気合を入れたいときなどにもよく飲まれますよね。
脂肪吸収を緩やかにし、燃焼を促す効果
コーヒーに含まれるクロロゲン酸というポリフェノールは糖質を分解する酵素を阻害し、糖質の吸収を緩やかにする役割があると言われています。
加えて、体内に溜まっている脂肪や新たに発生する脂肪の燃焼を促す働きや脂肪の溜め込みを防止する効果が期待できるのです。
アンチエイジング
コーヒーには老化の原因である活性酸素から体を守る働きのあるポリフェノールが多く含まれています。
ポリフェノールの抗酸化作用によって、シミやシワなどを予防することができるため、アンチエイジングとしての効果が期待できます。
血糖値の上昇を防ぐ
パンやご飯などの炭水化物を摂取する食事では血糖値が急上昇しますが、バターコーヒーには炭水化物が含まれていないので、血糖値の上昇を抑えることができます。
これによって、脂肪の蓄積がされにくくなったり、血糖値上昇による眠気に襲われなくなるというメリットもあります。
バターコーヒーを飲む際の注意点
バターコーヒーには様々なメリットがある一方、注意した方が良い点もあります。
ここでは代表的な2つのポイントをご紹介します。
栄養バランスに注意
バターコーヒーは十分なエネルギー補給ができ、満腹感も持続する特徴あります。
一方で、ビタミンやタンパク質、食物繊維などといったそのほかの栄養素が不足してしまう可能性があります。
そこで、長期間にわたって朝食にバターコーヒーを摂取する際には意識的にそのほかの栄養素を含む食材を摂取するようにすることが重要です。
紹介したケトン体食事法と組み合わせることによって解消することができます。
お腹がくだる
バターコーヒーの重要な素材であるMCTオイルですが、慣れていない人によっては大量、もしくは急に摂取するとお腹が痛くなったり、下してしまったりする恐れがあります。
たくさん摂取したい気持ちを抑えて、少しずつ慣らしていくのが良いでしょう。
バターコーヒーの作り方
自宅で手軽に飲みたい方のために、ここではバターコーヒーの作り方について紹介します。
簡単なので、ぜひ挑戦してみてください。
準備するもの
・コーヒー1杯
・グラスフェッドバター10g
・MCTオイル大さじ1杯(約15g)
・ブレンダー(泡立て器)/もしくはシェイカー
グラスフェッドバターとMCTオイルは、ネットショップや成城石井などのスーパーで購入できます。
手順
①コーヒーをマグカップに入れる(泡立て器を使う場合は深いものを推奨)
②コーヒーの中にグラスフェッドバターとMCTオイルを入れ、スプーンでよく混ぜる
③ブレンダーをマグカップの中に直接入れかき混ぜる。(シェイカーを使い場合はシェイカーに移して約20秒ほど振る)
④ふわっと泡立ったら出来上がり
手順の中でももっとも重要なのは③の工程です。スプーンでかき混ぜただけではコーヒー(水分)と油分がうまくかき混ざらず美味しいバターコーヒーができなくなってしまいます。
しっかり泡立てるという一手間を加えることによって、クリーミーなバターコーヒーに仕上がります。
バターコーヒーにおすすめの材料
バターコーヒーの作り方もわかった!材料を買おうという人のためにおすすめの各材料をまとめてみました。ぜひ参考にしてください。
ブラックコーヒー
コーヒーは基本的にはブラックコーヒーでOKですが、肌にダメージを与える活性酸素から守るポリフェノールを多く摂取できる浅煎りコーヒー豆がおすすめです。
無塩グラスフェッドバター
無塩のグラスフェッドバターは一般的に家庭用で用いられるバターよりも価格が高めになっています。
なので、最初は少量のもので試してみましょう。
また各種味も異なるので少量ずつ試してお好みの味を探すのが良いでしょう。
MCTオイル
ココナッツオイルで代用するレシピもありますが、MCTオイルの純度が約60%となってしまいます。
また、ココナッツならではの甘い香りと味がするので、甘いのがお好きな方はココナッツオイルで代用するのも良いかもしれません。
ただ、MCTオイルは無味無臭なので飲み慣れていない方はMCTオイルをおすすめします。
まとめ
バターコーヒーは栄養価が高く、満腹感も続くためダイエットに興味がある人にはおすすめの飲み物となっています。
今回紹介したケトン体食事法と組み合わせることや、コーヒー自体の効果もあって痩せやすく太りにくい体を目指しましょう。
また、集中力の向上など日々のパフォーマンスの向上にも大きな効果があるのでダイエットが必要ない方でもおすすめです。
バターコーヒーを取り扱う店舗も増加しているのに加えて、自宅でも材料を揃えば簡単に作ることができるので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?