ジュエリーブランドとして有名なティファニーですが、実はグラスのコレクションもあります。
ブランドとしての知名度も高いだけに、贈り物にもピッタリです!
この記事では、ティファニー社の歴史や、ティファニーブルーの秘密から、グラスの種類と特徴までをご紹介します。
ティファニーの歴史
現在のティファニーの前身である、ティファニー・アンド・ヤング社は、1837年にニューヨークのブロードウェイで創業されました。当初は文房具や装飾品を販売していましたが、1848年にフランスで起きた二月革命に関連して、貴族から宝石を買い入れることで宝石事業に進出。アメリカ国内でダイヤモンドの販売元として、大きな地位を築くきっかけとなったのだそう。
現在のティファニーに
1853年には、社名が現在のTiffany & Co.に変更。本店の入り口には、ギリシャ神話の巨人であるアトラスに支えられた大きな時計(アトラスクロック)が飾られました。この時計は、1940年に本店がニューヨークの5番街に移転した後も、入り口上で変わらず時を刻んでいます。
ティファニーダイヤモンド発見
1878年には、創業者の一人であるチャールズ・ルイス・ティファニーが、287.42カラットのイエローダイヤモンドを購入。これは、現在に到るまで、世界最高レベルの宝石の原石の一つと言われています。この原石は128.54カラットにカットされ、「ティファニー ダイヤモンド」として5番街本店に常設されています。
国章のデザインも
1885年には、アメリカの国章のデザインを担当しました。この国章は、今でもアメリカ国内で利用されている1ドル札に描かれています。
有名映画「ティファニーで朝食を」
1961年に公開された、オードリー・ヘプバーン主演の映画『ティファニーで朝食を』では、アメリカ・ニューヨークの5番街にあるティファニー本店がスクリーンに登場。
この影響を受けて、ティファニー本店は観光名所となっており、2017年にはカフェが併設されて実際に朝食を楽しめるようになりました。
ティファニーブルーの秘密
ティファニーの色として有名な「ティファニーブルー」。
初めて登場したのは、1845年。ティファニーが、アメリカ初の通販カタログ「ブルーブック」を創刊した際に、表紙の色として選ばれたのだそう。「ブルーブック」は、職人によるハイクオリティなジュエリーを紹介するもので、今でも年に1度のペースで発行されています。
コマドリの卵の色や、勿忘草の色としても知られるこの色が選ばれた背景には、19世紀当時に流行していたターコイズの存在もあると言われています。
ティファニーブルーが全面に使われている包装箱「ブルーボックス」は、単体では絶対に売られることがないと言われている1品。1906年に、チャールズ・ルイス・ティファニーが、ニューヨーク・サン紙のインタビューにおいて、ボックスに入れるアイテムを選べば無料でボックスを進呈するという趣旨のことを述べたということは、今でも語り継がれています。
ティファニーブルーは、1998年にティファニー社が商標登録を行い、アメリカのパントン社による色見本「PANTONE」では「1837 Blue」として登録されています。
グラスの種類と特徴
ジュエリーで有名なティファニーですが、数々のグラスも発表しています。
TIFFANY & CO. タンブラー
ティファニー社のロゴが入った、シンプルなタンブラーです。
シンプルが故に、どんな場面でも使いやすそうなタンブラー。さり気なく入ったブランドロゴが可愛いですよね。
比較的値段も安めなので、プレゼントとしても購入しやすいと思いますよ!
ティファニー ボウ
ジュエリーのデザインにも使われている、代表的なティファニーボウをあしらったグラスです。
ペンダントなどでも人気のティファニーボウ。このデザインは「何かを、あるいは誰かを記憶に刻むため指に結んだ細い糸」がモチーフになっているのだそう。
結婚祝いなどに、ペアで贈るのにもおすすめです。
ティファニー カデンツ コレクション
アーカイブモチーフに影響を受けた、表面に流線が描かれているグラスです。
ティファニーを象徴するアーカイブモチーフが、グラス部分にあしらわれており高級感がある1品。
家にあると、パーティーの時などに活躍しそうですよね!ワイン好きの方への贈り物にもどうぞ。
まとめ
憧れのハイブランドであるティファニーのグラス。大事な人へのプレゼントとして贈ると、喜ばれること間違いなしです。
ティファニーの持つ気品を、お酒とともに楽しんでみてはいかがでしょうか。