【2020年度版】日本酒居酒屋の聖地！？「大塚」で日本酒が飲める人気のおすすめ店10選

池袋のすぐ隣駅で新宿にも10分程度、渋谷へも20分程度で行け、カフェや雑貨などのショップが揃う大きな駅ビルから、昔ながらのバッティングセンター、銭湯などがある住み心地の良い「大塚」。

そんな大塚は、実は日本酒居酒屋の「聖地」と呼ばれているのをご存知でしょうか。

今回は、大塚で美味しい日本酒が飲める店オススメ10選をご紹介します！

麦酒庵 大塚店 （バクシュアン）

旬物の牡蠣を肴に“麦酒”と“日本酒”を楽しめる酒処「麦酒庵」。

麦酒は定番2種+入れ替わる8種の約10種、日本酒は約200種がそろいます。
ぜひ食べたいのは、お店自慢の牡蠣。素材そのものの味を楽しむため、生か蒸しで食べるのがオススメとのこと。

その他にもお酒にぴったりなモツ煮など、一品料理がおいしいのが魅力です。
ビール好きも、日本酒好きも、美味しい料理との組み合わせを楽しめること間違いなしです。

串駒

創業30余年を数える、銘酒酒場のパイオニアともいえるお店。いまや希少酒の代名詞となった十四代をいち早く東京に紹介した店としても知られています。

店主である大林さんの人柄と、深い日本酒への造詣も、この店の人気の理由のひとつ。
ウィットに富んだ店主のお話を聞きながら、盃を傾けるのは、この店でしか味わえない楽しみです。

日本酒のおいしさはもちろん、お酒に合う料理も絶品。
日本酒と相性のよい川魚の代表格である鯉刺は、鮮度が高いため臭みはなく、適度な弾力と甘みが楽しめます。

日本酒好きの方はぜひ、店主に合いに足を運んでみては。

酒蔵きたやま

料理長が築地に出向いて仕入れる魚を始め、スタンダードな居酒屋メニュー豊富な同店。

40種類以上ある日本酒は、蔵元直送の「秀峰喜久盛（長野）」など品揃えにこだわっています。
昔ながらの辛口の定番酒から、軽やかでモダンなもの、ひやおろしといった季節のお酒などを取り揃えており、どんな好みにも対応可能なのが嬉しいところ。

酒に合う肴も豊富で、魚や珍味など12 種類から選べる「ミニ小鉢お好み三品」や、海老のすり身から手作りする「鳥と海老真丈ごまあげ」などがあります。
どれも丁寧に作られた料理ばかりで、日本酒と一緒に楽しめば、お互いの繊細な味わいを引き立ててくれます。

1階はカウンター席で、2階はテーブル席になっています。
店主やお客さんとの距離感もちょうどよく、ゆっくりくつろぎたい大人の飲みにいかがでしょう。

サケノマ

カウンターとテーブル合わせて10席程度の小さなお店「サケノマ」。

日本酒好きの店長が選び抜く日本酒は、日本全国の銘柄が揃います。
毎月、新しい銘柄が入ってくる点も同店の魅力です。

さらに日本酒を使ったカクテルも充実していて、なんと8種類ものメニューがあります。
日本酒が苦手という方こそ、日本酒のおいしさを発見できること間違いなし。

日本酒初心者さんにぜひ足を運んでほしいお店です。

みや穂

旬のお料理と各地の銘酒が取り揃う「みや穂」。

常時40種類ほどの日本酒があり、鍋島、奈良萬、鳳凰美田、会津中将などなど、各地のお酒が楽しめます。

この店の特長は、お食事、デザートまで付く内容の「旬・料理コース」や、お酒を飲む人におすすめなおつまみ中心の「旬・おつまみコース」など、旬の食材を使ったコースが楽しめること。3名までなら、アラカルトも利用できるそうです。

旬の食材を使った大満足のコースは、当日の仕入れによって内容はお任せになります。
どんな料理が出てくるのか、わくわくしながらお酒を楽しむのも良いですね。

ぐいのみ大

日本酒のラインナップがマニアックな「ぐいのみ大」。
蔵元や同業種の人の中にも、この店のファンが多いのだとか。

何を飲めばいいか迷ってしまうという方には、唎酒セットがおすすめです。
3種類の日本酒を飲み比べることができるので、日本酒マニアはもちろん、初心者でも気軽に注文できます。

産地にこだわった肴も評判が良く、鳥取の大山鶏や、築地から仕入れる魚介は新鮮そのもの。本日の肴と書かれたメニューには、その日のオススメの刺身などが書かれ、「今日は何があるんだろう」と何度も訪れたくなります。

人柄の良い店主のもとで、美味しい日本酒と料理を楽しんではいかがでしょう。

蒼天 南口店

日本酒には焼き鳥がいいという人に訪れてほしいのがこのお店。

日本酒は大信州や東洋美人、秋鹿など様々な銘柄がメニューに並びますが、同じ銘柄でもスパークリングや純米酒、大吟醸酒など幅広い取り扱いがあります。

この店の売りはもちろん焼き鳥。某グルメ芸能人が「素材、串打ち、火入れ、全てにおいてバランスがいい」と絶賛したほど。そんな焼き鳥につけられるタレは、何年も継ぎ足されている秘伝のタレ。加えて、鮮度抜群の鶏の刺身もまた逸品です。

日本酒というと刺身や蕎麦など、さっぱりした料理と合わせるのが良いのではと思うかもしれませんが、ここの焼き鳥は日本酒との相性もぴったり。お酒を飲めない人でも、ぜひ足を運んでほしい名店です。

29ロティ

29（ニッキュー）のキーワードは、「生ハム・サラミ」「タンドール釜で焼く大きい肉」「マサキ野菜」。生ハムと聞くとワインを思い出しますが、29では生ハムを地酒清酒の「お燗酒」と合わせるのがオススメです。

日本酒は冷酒（120ccグラス）と燗酒（正一合とっくり）があり、冷酒には福島の会津ほまれや広島の宝剣、賀茂金秀などが、燗酒には静岡の杉錦、鳥取の辨天娘などがあります。

燗酒に合わせることを推奨されているイタリアのサルーミ（生ハム・サラミ）は、店主自身がおいしさに衝撃をうけた逸品。さらにドラム型のタンドール釜で焼かれれる大きな塊肉も抜群のおいしさです。野菜は長野の菅平高原で民宿を営む正木一也さんの野菜を仕入れています。可能な限り有機・無農薬を実践した、体に優しい野菜です。

おいしい生ハム・肉・野菜とともに、日本酒を楽しむという新スタイルのお店を体感しましょう。

地酒やもっと

純米燗酒を中心に、食事に寄り添うお酒が自慢のお店。
付き合いの深い蔵から仕入れた四季折々のお酒を、様々な温度帯で提供しています。

純米燗酒をメインに50種類以上の日本酒を取り寄せているので、何を注文するかは、入口左看板のチャートを参考にするとよいでしょう。ぜひお燗で飲んでほしいとお店が推すのは、鳥取の辨天娘や日置桜、奈良の睡龍、埼玉の神亀など。旨い！と思う絶妙な温度で提供してくれます。

料理のオススメは本鮪三種盛り、そして特選刺身の盛り合わせ。盛り合わせは本鮪や天然平目、鯛、槍烏賊、赤貝、勘八、〆鯖など、日替わりで提供されます。1人前から注文できるので、一人で訪れても安心です。

ほかにも、辛味と酸味のある自家製発酵ソーセージや、北海道更別チーズ工房より直送された酪佳チーズの盛り合わせなど、こだわりの品々が楽しめます。美味しい料理に、ついついお酒が進んでしまいそうですね。

純米酒を燗酒で楽しみたいなら、この「地酒やもっと」がおすすめです。

炭火焼肉　そかろ

大塚駅からは距離があるのですが、ぜひおすすめしたいのがこちら。名古屋コーチン使用の炭火焼鳥が絶品の「炭火焼肉　そかろ」です。

グルメ情報のガイドブックとして知られる「ミシュランガイド」の「ビブグルマン」*に載った実力派のお店です。※従来の星（三つ星、二つ星、一つ星）の評価からは外れるものの、安くてオススメできる店舗に与えられる印。

そかろでは、名古屋コーチンの炭火焼鳥や親子丼など、こだわりの美味しい鶏料理が自慢です。また、種類豊富なワインに加え、日本酒、焼酎、国内外の地ビールなどドリンクも豊富。

日本酒は90mlと一合があり、水芭蕉、竹鶴、るみ子の酒など、さまざまな銘柄がそろいます。ひやおろしや、お燗がおすすめのお酒など、色々ためしてみたくなることでしょう。

五感で料理を楽しめるカウンター席がオススメですが、テーブル席もあり宴会にもぴったり。店主渾身の串焼きを集結したコースは2,800円（税抜）で楽しめますので、仲間と集まるのも良いですね。

まとめ

いかがでしたか。名店が多い大塚ですが、その中でも特におすすめなお店をご紹介しました。

ついつい池袋や新宿に集まってしまいがちですが、日本酒好きは特に、大塚の名店での飲み会がおすすめですよ。

※掲載時の情報です。営業時間等の内容は変更になる可能性があります。