はじめまして、年間100種類のクラフトビールを飲むコブトリ(@kobutoriniki)です。
nomooo初の記事となる今回は、千葉駅から徒歩5分程の場所にある「Beer O'clock(ビアオクロック)」に行ってきました。
「Beer O'clock (ビアオクロック)」は、国内外のクラフトビールが常時10種類タップ(生ビール)繋がっており、いつでも美味しいビールを楽しめる千葉随一の名店。
千葉県のクラフトビール文化を引っ張っている存在なので、クラフトビール好きの方は要チェックですよ!
千葉駅から徒歩5分!アクセスも抜群の「Beer O'clock 」
「Beer O'clock (以下ビアオクロック)」はJR千葉駅の東口から徒歩5分程度。駅から徒歩で行けるのは嬉しいですね。
5分ぐらいなら酔っ払っても駅まで歩けるので、電車移動の方でも安心してクラフトビールを飲むことができます。笑
内装がとてもオシャレで、壁にはいろんなブリュワー(醸造家)のサインが!
全36席の店内は、喫煙・禁煙で分かれているので、タバコを吸わない人も安心。
店内の壁には、ビアジャーナリストでイラストレーターの藤原ヒロユキさんの大きなイラストが大きく描かれています。
いろんな動物たちが好きなビールを楽しんでいるイラストは、見ているだけで楽しくなります。早くビール飲みたい!!!
常時10種類がオンタップ!
常時10種類がオンタップという、豊富なラインナップが魅力のビアオクロック。
この日も、IPAやバーレーワインといったバラエティ豊かなクラフトビールが繋がっていました。
クラフトビールが好きな人はもちろん、クラフトビールを飲んだことがない人にも楽しんでもらえるよう、バランスの良いタップリストを組んでいるのだそう。
自分の好きなスタイルを飲むも良し、飲んだことないスタイルにチャレンジするのも良し。まさに自由な楽しみ方ができそうですね!!
タップが10個並んでいる景色は壮観ですね!
メニューの裏側を見てみると、ビールのステッカーがたくさん貼られています。こういう細かい部分にも、クラフトビール愛を感じますよね。
ビール好きにとっては「どんなスッテカーがあるのかな?」と眺めるのも、楽しいひとときになるはず!
また樽生ビールだけでなく「ボトルビール」も多数用意されています。
もし、ボトルのラインナップで飲みたいビールがあれば、そちらを楽しむのももちろんOK。
こだわりのクラフトビールと相性抜群の料理を堪能!
店内の様子をご紹介してきましたが......もう待ちきれません(笑)
早速クラフトビールを頼んでいきましょう!
箕面ビール/こざるIPA
1杯目は、箕面ビール(大阪)の「こざるIPA(750円/税込)」をチョイスしました。
クゥー!!!
IPA特有のホップの苦味はありつつも、ボディが軽くドンドン飲めてしまう!まさに1杯目に最適なビールです。
こざるIPAは“セッションIPA”というビアスタイルで、通常のIPAよりもアルコール度数が低く作られているのが特徴。
それゆえに、ゴクゴクと飲み進められるというわけです!
ビールの色も薄い黄色で、これからの季節にピッタリ!あまりにも飲みやすいので、すぐ飲み干しちゃいました。
最初の1杯を飲んだところで、料理も頼みましょう。
ビアオクロックの人気メニュー「ポテトサラダ(430円/税込)」。マスタードの辛さがアクセントとなった、ピリ辛な大人のポテトサラダです。
ピクルスも入っているので、心地良い酸味があり、食べる手が止まりません!
次は店長オススメの「マイスター東金屋のビールがすすむ おつまみ3種盛り合わせ(990円/税込)」を注文。
マイスター東金屋の商品はなかなか手に入らないようで、ビアオクロックが特別に卸してもらっているのだそう。
イエーガーシンケン(写真左)・メットブルスト(写真右下)・ポークアスピック(写真右上)と、希少な3種が楽しめます。
パッと見たときに「ハムとサラミじゃないの?」と思ったのですが、実際に食べてみるとその美味しさに驚きました。
どれを食べても、肉の臭みが全くなくて、噛むたびに旨味が増していきます!!
肉がそこまで得意な方ではない私ですが、美味しくてドンドン食べ進めてしまいました(笑)
京都醸造/暗緑物質~Dark Green Matter~
2杯目のビールは、京都醸造の「暗緑物質~Dark Green Matter~(900円/税込)」。
ダブルIPAというビアスタイルで、ホップの強烈な苦味がたまりません。
実際に飲んでみると、ガツン!とホップの苦味がやってきて、後味にはモルトのまろやかを感じました。そして、アルコール度数の高いダブルIPAにしてはとても飲みやすい。
さすがは、クオリティーの高いビールを造り続けている京都醸造ですね。
クラフトビールと料理の相性も抜群です!
ビール単体で飲んでももちろん美味しいのですが、相性を考えて作られた料理と一緒に味わうと、さらに美味しさがアップします。
Pear Up Cider/Raspeary(ラズペリー)
さあ、どんどん飲んでいきましょう!
3杯目はワシントン州のサイダー専門の醸造場Pear Up Ciderの「Raspeary(750円/税込)」をチョイス。
サイダーといっても、ソフトドリンクのサイダーじゃありませんよ!
ハードサイダーという、れっきとしたお酒で、ビールの仲間としてビアバーなどではよくタップインすることがあるんです。
今回飲んだ「Raspeary」は、原料として洋梨とラズベリーが使われたサイダー。グラスに顔を近づけてみると、ビールとはまた違う果実のいい香りがしました。
飲み口はまるでスパークリングワインのよう。
2杯目まで飲んでいたIPA系とは全然違うスタイルだったので、驚きましたね。
忽布古丹醸造/In Deep
4杯目は、北海道にある忽布古丹(ホップコタン)醸造の「In Deep(850円/税込)」を注文。
スタウトというビアスタイルで、チョコレートやコーヒーのような香りが特徴の黒いビールです。
このIn Deepも、最初にチョコレートやカフェラテを彷彿とさせるビターなテイストを感じながらも、後味でしっかりとビールを感じる、飲みごたえ抜群の1杯でした。
NORTH ISLAND BEER/NEW ENGLAND IPA
4杯目のビールを飲んでいると、タップが1種類なくなり、新しいクラフトビールが繋がりました。
新しく繋がったビールは、北海道のノースアイランドが出している「NEW ENGLAND IPA(850円/税込)」。
なんと、私の大好きなビアスタイルだったので、5杯目でしたが思わず注文!そう、ビアバーのタップリストはどんどん変わるので、ビールとの出会いは一期一会なのです。
ニューイングランドIPAは、通常のIPAよりもフルーティーな香りと味が特徴の、ソフトで飲みやすいビアスタイル。
飲んでみると「え?フルーツジュースなの!?」と錯覚するぐらいジューシー。フルメロンというホップが使われているらしく、確かにメロンの香りがしました(笑)
ジューシーで飲みやすいですが、しっかりをIPAの苦味があるので「ビールを飲んでる感」も味わえる1杯です。
「多くの人にクラフトビールを楽しんでほしい」店長の小池さんに話を聞いてみた
ビールも堪能したところで、ビアオクロックの店長である小池さんにお話をうかがいました。
「誰でも楽しめるバラエティ豊かなタップリスト」を意識している
ーコブトリ:ビアオクロックといえば、バラエティ豊かなタップリストが魅力だと思いますが、クラフトビールの選定はどのようにしているんですか?
小池さん:タップリストの選定に関しては「クラフトビールを飲んだことない人から、クラフトビール大好きな人までが幅広く楽しめること」を意識しています。
また、タップリストの中に“千葉枠”を作っているので、必ず千葉県のクラフトビールが楽しめるんですよ!「千葉県にこんなクラフトビールがあるんだ!」と知っていただけるよう、常に在庫を確保するようにしていますね。
小池さん:また、ビアオクロックではブルワリー(醸造所)まで足を運んだり、実際にビールを飲んだりして造り手さんとイチから関係性を築くところから始めています。
ブルワリーとの関係性を築いた上で、実際に取引させていただくような流れですね。
先日も、国内最大級のクラフトビールイベント「けやきひろばビール祭り」に行って、いろんなブルワリーの方に挨拶してきました。
今まで繋いだクラフトビールは2,500種類を超えているので、それだけ多くの方と取引させていただいているってことですね(笑)
ビールとの相性を考えて作った料理と一緒に楽しんでほしい
ーコブトリ:ビアオクロックといえば料理も美味しいですが、オススメのメニューはありますか?
小池さん:オススメはたくさんありますよ!笑
人気メニューは、今日食べていただいた「ポテトサラダ」と「マイスター東金屋の盛り合わせ」ですね。
その他にも「千葉県産のホンノビス貝を使った白ビール蒸し」や「小池特製のドライカレー」もオススメ!料理はビールとの相性を意識して作っているので、どれを食べてもビールがガンガン進むと思います。
実は私はカレーが好きで、日々レシピを研究しているので、お店のカレーはどんどん進化しているんですよ(笑)
ーコブトリ:最後に、これからクラフトビールを飲んでみたいという方に、オススメのビアスタイルはありますか?
小池さん:「このビールがいい!」と断言はできないのですが、最初はアルコール度数が低く飲みやすいスタイルが良いと思います。
具体的にはセッションIPA・ペールエール・ホワイトエールあたりがオススメ。
1杯目を飲み終えたら、徐々にアルコール度数をあげていきましょう。
度数の高いビールは、時間が経って温度が上がっても美味しく飲めるビールが多いので、終盤にチビチビ飲むと良いと思いますよ!
千葉県のクラフトビール文化を広げる「ビアオクロック」でビールを気軽に楽しもう!
ビアオクロックは「少しでも多くの人にクラフトビールを楽しんでほしい!」という熱い思いを持ったお店でした。
常に10種類のクラフトビールを飲むことができ、クラフトビールを飲んだことがない人や普段からクラフトビールを飲んでいる人も楽しめるでしょう。
2019年6月には6周年を迎えるビアオクロック。6/22(土)・23(日)には、記念イベントも開催するとのこと!
- 老舗喫茶店「呂久呂(ろくろ)」とスペシャルコラボフード
- 秩父麦酒(埼玉)とコラボビール
- ロコビア(千葉)とコラボビール
などなど、スペシャルなフード、クラフトビールを準備しているとのことなので期待大ですね!!
姉妹店「ビストロレコルト」も同日に2周年イベントを開催するそうなので、ビアオクロックでスペシャルメニューを楽しんだ後に、ハシゴ酒をするのも楽しそう。
千葉県のクラフトビール文化の担い手として、これからも美味しいビールをセレクトしてくれることを楽しみにしています。
スタッフの方に「オススメビールありますか?」と聞けば、丁寧に教えてくれるのでクラフトビール初心者の方にもオススメ!
また平日の15:00~18:00はハッピーアワーで「パイントサイズ300円引き・ハーフサイズ100円引き」とお得に飲むことができますよ!
店舗詳細
店舗名 | Beer O’clock(ビアオクロック) |
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住所 | 千葉県千葉市中央区新田町 1-4 江沢ビル 1F |
電話番号 | 043-215-8426 |
営業時間 | [火~金] 15:00 - 24:00 (L.O. 23:00) [土] 12:00 - 24:00 (L.O. 23:00) [日・祝] 12:00 - 22:00 (L.O. 21:30) |
定休日 | 月曜日 |
食べログ | https://tabelog.com/chiba/A1201/A120101/12032448/ |
https://www.facebook.com/beeroclockchiba |