日本酒の銘柄って、たまに難しい漢字が使われている時があり「うっ読めない」ってなることありませんか?僕はあります(笑)
読めなかった銘柄はいくつかあるのですが、その中の一つ「蓬莱泉」は皆さんなんて読むか分かりますか?
、、、答えは「蓬莱泉(ほうらいせん)」です。うん。カッコいい名前ですね(笑)
今回はこの蓬莱泉の魅力をご紹介したいと思います。日本酒「蓬莱泉」の魅力、とくとご覧あれ!
「蓬莱泉」とは?
蓬莱泉は愛知県の名酒として知られている銘柄。関谷醸造が醸す代表銘柄で、限定酒なども合わせると実に様々なタイプの蓬莱泉が発売されています。
主張が激しすぎない、優しい味わいなものが多く、男性だけでなく女性にもオススメしたいブランド。中には「蓬莱泉 美」といった、女性のために造られたようなタイプのものまであります。
関谷醸造の既成概念に捉われない姿勢が、様々なタイプがある蓬莱泉の味わいから如実に感じ取ることができ、一度ハマればずっと楽しんでいられるような楽しさがあるのが同ブランドです。
結婚式の引き出物に日本酒のオーダーメイドを受け付けており、実際同ブランドにハマった人は自分達だけのオリジナル酒を造っています。
日々の晩酌の一ページだけでなく、人生に寄り添ってくれるような懐のあるお酒。それが日本酒「蓬莱泉」です。
「関谷醸造」とは?
1864年(元治元年)に愛知県設楽町の地で創業したのが関谷醸造です。以来、この自然豊かな地域で150年以上日本酒を醸し続けています。
老舗蔵として伝統や技術を受け継ぎながらも、進化し続ける日本酒業界に柔軟に対応。革新的な技術の恩恵も受けながら、飲み手が喜ぶ酒造りを行っています。
造りだけでなく、日本酒とは切っても切れない関係である農業に関しても大切にしており、関谷醸造は地域の農業を守り、その特色を活かした食の豊かさを追求しています。
そんな同蔵は代表銘柄の「蓬莱泉」「明眸」といった日本酒の他、焼酎やリキュール類も販売。地元を守り、地元の方々を中心に美味しい様々なお酒を届けているのです。
関谷醸造のジャンルに捉われない姿勢はとても新鮮で、お酒だけでなくケーキやジュレといった食べ物の他、トートバックやTシャツまで販売しています。気になった方はぜひHPを覗いてみて下さい!笑
「蓬莱泉」シリーズ
蓬莱泉 可(べし) 特別純米酒
蓬莱泉の中で売れ筋No.1といわれている定番商品。それがこの特別純米酒の「可」です。
麹の原料に使用している「夢山水」は、関谷醸造自ら開発に携わっているというこだわりよう。その味わいはあっさりとしていてスッキリと飲めてしまうタイプの純米酒です。
酸味の少なさが特徴で、純米らしい米の旨味がありながらも、トータルで非常に軽い酒質に仕上がっています。スッキリした含み香なのでスイスイ飲めてしまいますよ!
蓬莱泉 別撰
「可」同様、関谷醸造のこだわりを感じることができる商品で、自社の酒粕を蒸留したアルコールを添加した日本酒です。
これにより、今までの造りよりさらに味わいが整い、旨味ののったいつまでも飲んでいられるような深い味わいに仕上がっています。
その旨味からは、低音でゆっくりと時間をかけて、丁寧に醸された蔵人の技が感じられます。リーズナブルながら確かなクオリティーを誇る、蓬莱泉自慢の一本。
蓬莱泉 美 純米大吟醸
女性にぜひ飲んでいただきたいのが蓬莱泉純米大吟醸「美」。ラベルからも伝わる気品ある存在感は、女性へのギフトにすれば喜ばれること間違いないでしょう。
中身も期待通りの女性的な味わいで、まろやかな口当たりと同時に広がる、甘美な米の旨みは優しく体にしみ込んでいきます。
しつこ過ぎないやや甘口。さらに酸味が後味を締めてくれるので、サッパリと楽しめる飲みやすい逸品。あっさり系の料理と特に相性が良いです。冷蔵庫で軽く冷やしてお楽しみください。
蓬莱泉 純米大吟醸 空
蓬莱泉の最高ランクのお酒がこの「空」。山田錦を100%使用した、1年間の熟成期間の後に出荷される純米大吟醸酒です。
芳醇でフルーティーな吟醸香と、豊かな米の甘味・旨味が詰まった逸品。さすが純米大吟醸と唸ってしまうような上品で飲みやすい日本酒です。
繊細に整えられている味わいのバランスは、淡白な肴との方が良く合います。素材を活かした料理と一緒に楽しめば、双方の旨味を存分に堪能することができるでしょう。
まとめ
様々なタイプがあり、ずっと楽しんでいられるような日本酒ブランド「蓬莱泉」の魅力、皆さんに伝わりましたか?
日本酒という枠に捉われず、様々な表情を見せてくれる関谷醸造とその代表銘柄「蓬莱泉」。
伝統的な酒蔵でありながらも、革新的なことに挑戦し続けている関谷醸造にも注目していきたいですね!