みなさんこんにちは。
気づけばもう3月。歓送迎会シーズンですね!
毎日飲み会続きというだ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
さて、そんな飲み会の席で語れるお酒の豆知識なんて…ほしくないですか?
ほしいですよね??
ということで今回は多くの方が持っている日本酒に関するギモンを、難しい説明はナシにして一言で解説しちゃいます。
日本酒のラベルに書かれている「純米」ってなに?
【「純米」と表記されているのは米・米麹・水だけで造った日本酒】
日本酒ラベルにはよく「純米」と表記されているものがありますよね。
このように表記されているのは、お米と米麹、水で造った日本酒であることを意味しています。
つまり、「純米」の表記がない日本酒は製造の過程で醸造アルコールを添加しているお酒であることを指しています。
また、日本酒の場合は醸造アルコールを加えることで腐りにくくするだけでなく、味をスッキリさせるなどの役割もあります。
それぞれの香味の違いを飲み比べて楽しんでみてください!
日本酒のラベルに書かれている「生」ってなに?
【「生」と表記されているのは加熱殺菌(火入れ)をしていない日本酒】
日本酒は通常、腐敗を防ぐために加熱殺菌(火入れ)という作業を行います。
火入れをしないと、火落菌によって貯蔵中に白濁して腐ってしまうリスクが高まります。
しかし「生」と表記されている日本酒は一切の加熱処理をしないものを指します。
温度管理と保存が難しく、特に流通の際は注意を払わなければなりませんが、生酒でしか味わえないフレッシュな味わいや爽やかな香りが楽しめる日本酒となっているのです!
甘口と辛口ってなに?
【糖分があるかないかの違い】
日本酒は、糖分の含有量が少ないものを辛口と表現することが多いです。
しかし、アルコール度、酸度、アミノ酸、香り成分、etc...で甘辛の感じ方が大きく変わってきます。一般的に日本酒度がマイナスなら甘口、プラスなら辛口と言われますが、実際は違っていることも。
日本酒の甘口と辛口についてもっと詳しく知りたいという方はこちら。
淡麗と濃醇ってなに?
【味が濃いか、スッキリしているか】
居酒屋さんなどのメニューに記載されている「淡麗」や「濃醇」。
「淡麗」というのは「スッキリとした味わい」や「軽い飲み心地」、濃醇は「濃厚な味わい」や「コクのあるもの」を示します。
日本酒を料理と合わせる時には料理の味わいと合わせることも基本です。刺身などのあっさりとした料理には淡麗な日本酒を、焼き肉などこってり系の料理には濃醇な日本酒を合わせるとGOOD!!
日本酒と料理のペアリングについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
にごり酒とどぶろくの違いはなに?
【濾しているか、濾していないかの違い】
日本酒は通常、醪(もろみ)を絞り、液体部分(日本酒)と固形部分(酒粕)に分けます。
濁り酒もどぶろくもどちらもドロッとしたイメージですが、どんなに粗い目だとしても醪を濾していれば「にごり酒」、濾していなければ「どぶろく」となるのです。
ちなみに「にごり酒」には実は様々な種類があります。にごり酒について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は日本酒に関する素朴なギモンを一言で解説しました!
この一言さえ覚えておけば飲みの席でヒーローになれちゃうかも!?日本酒を選ぶうえでも大切な知識となっているので、ぜひ覚えてみてくださいね。