皆さんこんにちは。
皆さんは自分の好きなことをもっと深めたいな~~って思った経験はありませんか?
自分の好きなことなら、勉強も捗りますよね。
平成の終わりを前に「何か学びたい」と思っている読者さん必見!
今回は楽しく読めるものからじっくり読めるものまで、おすすめの日本酒の”本”をご紹介します!
楽しく学びたい!そんなみなさんにはこの3冊
まずは日本酒の入門編として、楽しく読める本をご紹介します♪
■夏子の酒
まず最初におすすめしたいのがこちらの「夏子の酒」という漫画です。
1988年から1991年に「モーニング」に連載され、1994年にはテレビドラマ化もされています。
造り酒屋を舞台としており、日本酒造りに携わる職人たちの想いを垣間見ることができますよ。
ただのテキストの本だとなかなか読んでみようという気になれないかもしれませんが、漫画ならストーリーもしっかりしているので手に取りやすいですよね。
しっかりと日本酒を勉強できるだけでなく、『ジーンとくるセリフも多く思わず泣いてしまった』なんて感想もたくさん見られました。
日本酒の入門編として、楽しく読み進められるシリーズとなっているのでぜひ1度読んでみてくださいね。
■知識ゼロからの日本酒入門
「夏子の酒」の著者・尾瀬あきら氏によるコミックエッセイです。日本酒に対する思い込みや素朴な疑問を優しく解説してくれる1冊。
ポイントが簡潔に書かれていてとても読みやすいので、日本酒についてまだ全然知らないという初心者の方や、楽しく学びたいという方におすすめの本となっています。
日本各地の蔵紀行や地酒蔵、純米酒なども紹介されています。
■日本史がおもしろくなる日本酒の話
歴史に酒はつきもの。
ワインもビールも、もちろん日本酒も実はその国の歴史と深く関わりがあるんです!
本書では、誰もが知っているあの歴史的人物の酒癖や大好きだったお酒、古代の人々が食していた酒のツマミなど、日本史を「日本酒」から紐解いていきます。
「正しい知識を学ぶ」というより、「お酒の席でネタとして披露できる雑学」的な内容となっているので、気軽に読んでみてはいかがでしょうか。
とにかく日本酒好きな飲兵衛女子のおすすめしたい2冊
最近、日本酒好きな飲兵衛女子たちも増えてきています。
そんな女性のみなさんにおすすめしたい本がこちらです!
■オンナの日本酒 女性のハートが選ぶお勧めの酒 酒女倶楽部
女優・杉本彩さんも推薦している1冊。
日本酒の本は今まで日本酒そのものに焦点を当てたものがほとんどですが、こちらはシチュエーションごとに日本酒を厳選して紹介する、という女性のための日本酒の本となっています。
日本酒好きな女性にはもちろん、今まであまり飲んでこなかったという方もお気に入りのお酒がきっと見つかると思いますよ。
■蔵人直伝 日本酒つまみ
人気酒蔵の蔵人たちがお酒と合わせて食べている絶品おつまみや、日本酒好きが集まる老舗酒屋・日本酒居酒屋が提案するおつまみレシピ集です。
どれも簡単に作れるものなので、「あと1品ほしい」なんて時にも役立つこと間違いなし!
日本酒と料理のペアリングの勉強もできそうですね!
その他、日本酒をおいしく飲むための温度帯や酒器選びも掲載されています。
宅飲み派の皆さんにはぜひとも読んでいただきたい1冊。
しっかり学びたい方におすすめしたい2冊
日本酒をしっかりと学びたい!
がっつり勉強したい!
そんな方におすすめな2冊をご紹介します。
■日本酒の教科書
多数のカラーページによって、目でも楽しめる「日本酒の教科書」。
タイトルからして真面目そうな1冊ですが、日本酒の造り方や分類といった基本的な知識をきちっと学ぶことができます。
さらに全国の蔵紹介まで幅広く記載されているので、日本酒をもっと知りたいと思った時にかなりおすすめな本。
図やグラフなどもカラーで載っている他、コラムなどもあるので雑誌感覚で読めちゃうところもおすすめポイントです!
■日本酒の基礎知識―知りたいことが初歩から学べるハンドブック
日本酒初心者~中級者向け、こちらも日本酒を基礎から学ぶことのできる本となっています。
醸造の過程や日本酒の歴史についてもわかりやすく解説されているだけでなく、ラベルの見方なども書かれているので日本酒を選ぶときに実践できる知識が多いことも特徴です。
この本をマスターしてから、もう1段階難しい本に進んでみるのもいいかもしれません。
目指せ日本酒上級者!
詳しく日本酒を学びたい方におすすめしたい3冊
最後は上級者も目指す方におすすめのハイレベルな本を3冊ご紹介します!
■日本酒の科学
「日本酒再発見! 」は、日本酒について科学的な視点を中心に解説されています。
日本酒の「甘口」や「辛口」の明確な基準など、日本酒の基礎的な知識を科学的検証をもとに分析・解説しているので、根拠に基づいた、より深い知識を得ることができます。
日本酒をとことん知りたい!科学が好き!という方はぜひ読んでみてくださいね。
■純米酒を極める
こちらは「純米酒」の魅力が詰まった1冊。
著者は、「夏子の酒」の上田久先生のモデルになったと言われている上原浩氏です。
上原氏は酒造技術指導の第一人者で、日本酒に関する本も出しており、「酒造界の生き字引的存在」と称されているんですよ。
この本は「純米酒」について、酒販店、飲食店の見分け方など基礎知識~応用まで学べる、そして日本酒への愛情が感じ取ることができる内容となっています。
日本酒業界のプロ中のプロが織りなす文章なので、日本酒上級者を目指す方には1度はマストで読んでほしいですね。
■酒米ハンドブック
日本酒を造るための米「酒造好適米」に特化したハンドブックです。
山田錦や五百万石などの有名どころはもちろん、なんと本書では148種もの酒米品種を紹介しています。
品種名と名前の由来、系譜図、標準の千粒重、育成地、生産地、品種の特徴など、とにかく酒米尽くしの1冊。
ここまで極めたら日本酒上級者間違いなしですね!
まとめ
今回は楽しく読める入門編から深堀できる上級編まで、日本酒に関するおすすめの本をご紹介しました。
お酒は知識をつけるともっと楽しく飲むことができます。ぜひ通勤時間や入浴時間などのちょっとした時間で勉強してみてはいかがでしょうか。