お酒好きの中でも、意外に多い「焼酎が苦手」という方。
「サワーとかは飲めるんだけど焼酎のロックや水割りはちょっと......」と、焼酎にネガティブなイメージを持っている方も少なくはないのでは?
そんな方にぜひ飲んでいただきたいのが「感謝ノ焼酎 泥亀」!まろやかな飲み口で飲みやすく、女性にも人気の焼酎なんです。
泥亀とは?
泥亀は長崎県西海市のにある「大島酒造」と、高知県高知市愛宕町にある「株式会社泥亀社中」が共同で開発した焼酎です。
「泥亀」の味
「泥亀(どろがめ)」は焼酎嫌いの人でも、美味しく飲めるようにと作られたお酒。
また、たくさん飲んでも翌日に残りにくいという声があることから、焼酎特有の残り方が苦手という方でも飲みやすいことが魅力の1つでもあるようです。
泥亀の美味しさはSNSや口コミで話題となりましたが、ネットや一般の流通網ではほとんど販売されていないため、幻の焼酎となっているんだとか・・。
原料は大麦のみ「麦焼酎」
泥亀の麦焼酎は熟成させた後、コニャック樽に寝かせて香り付けをしています。そのため、フルーティな香りと樽の香りが感じられる、とても不思議な魅力が詰まっているのです。
さらに一次仕込み・二次仕込みともに、大麦のみを原料としているため、より本格的な焼酎の味わいが楽しめます。
まろやかな口あたりなのにしっかりとした飲みごたえは、若者をはじめ女性にも人気なのだそう!
紅あずまを使った「芋焼酎」
泥亀の芋焼酎は、長崎県産の高級食用さつま芋「紅あずま」を使用。
泥亀の芋焼酎は通常の焼酎に比べてかなり甘みが感じられます。
口あたりや喉越しもとても柔らかいので、こちらも麦焼酎と同様、飲みやすく強い甘みが感じられる味わいです。
泥亀おすすめの飲み方
①お湯割り
泥亀はロックもいいですが、お湯割りにしたときに引き立つ香りが素晴らしいです!
お湯割りにすることで泥亀特有の樽の香りや、まろやかな味わいがより引き立ちますよ。
②泥亀×ソーダ=ドロボール
泥亀はブランデーのような上品な香りがします。このような酒とソーダはたいへん相性が良く、贅沢なムードで夜を過ごせること間違いなし!
③ホッピー×泥亀=ドロッピー
ホッピーときたらキンミヤ焼酎の意識が強いですが、奮発して泥亀を使うのはいかがでしょう!
キンミヤでとは違った味わいになりホッピー飲むときのアクセントになります。
"繋がり"が生み出した「感謝の焼酎」
泥亀の魅力は味だけではありません。
泥亀が誕生した背景には、生産者の熱い思いと様々な出会いがありました。
プロデューサー"野村勇"氏の愛
泥亀を生み出し、プロデュースしたのは"野村勇"氏。
野村氏は300種類以上の焼酎を嗜んできた焼酎バーの経営者。
彼はある日、大倉酒造の焼酎を発見し、そのダントツの味わいに惹かれたのだそう。そして大倉酒造の焼酎をベースに、蔵元と一緒に3年間究極を求めて作った焼酎が泥亀なのです。
野村氏の泥亀への愛は、他に勝る人はいないのではないかというくらい深いもの。そんな泥亀への熱い想いは、泥亀完成までに様々な奇跡を起こしていました。
「泥亀」の名付け親はお坊さん?
泥亀の名付け親はお坊さま。
「鶴は千年、亀は万年」ということわざがあるように、仏教では亀はとてもありがたい、縁起の良いものとして語られます。
そして「泥亀」は仏教用語では"底辺"を意味し、親しみが持てる生き物を表しています。
日本一の焼酎を目指した泥亀のコンセプトは、「誰にでも飲みやすく、年代や男女など一切関係なく、みんなで一緒に楽しめる焼酎を!」。
"底辺"を意味する「泥亀」という謙虚なネーミングが、焼酎のコンセプトにピッタリということでこの名前に決まったのです!
宮内庁御用達の"画伯"が書いたラベル
ラベル誕生の秘話にも、野村氏の泥亀への熱い想いがあります。
その画伯は、他の業者から「この焼酎のラベルを書いてくれ」と頼まれるも、依頼を断り続ける人でした。
なんせ、秋篠宮殿下からも直接絵を描く依頼を受けるような宮内庁御用達の画伯なのです!
ある日、その画伯が泥亀と出会い、「この焼酎を造った人を呼んでほしい」とおっしゃったそうです。そこでプロデューサーの野村氏が会いに行ったところ、画伯から泥亀への想いを問われます。野村氏は日本一への熱い思いを語ると、画伯はその思いに打ちのめされ、なんとラベルを描くことを許可してくれたのです!
頑なにラベルを描かなかった画伯がラベルを描いてくれるのはまさに奇跡のこと。
野村氏の熱い想いが伝わった証なのです。
ちなみにラベルには余計な文字が描かれていませんが、これは画伯のこだわりなんだとか!
泥亀おすすめアイテム
それでは最後に、泥亀おすすめの焼酎をご紹介します!
麦焼酎 『泥亀 麦』20°
一次仕込と二次仕込と大麦のみを原料にした本格的な泥亀の麦焼酎。
麦焼酎とは思えないほどのフルーティな香りが特徴です。焼酎が苦手だと思っている方や女性にも人気があります。
ロイヤルガストロ 感謝ノ焼酎 泥亀 どろがめ 芋焼酎
長崎県で栽培された最高級のさつまいも「紅あずま」を使い、昔ながらの単式常圧蒸留方法で蒸留した芋焼酎です。
芋焼酎ならではの特有の香りを保ちつつも、甘みもあって飲みやすい焼酎になっています。
まとめ
酒造との出会い、お坊さんとの出会い、画伯との出会い、そして野村さんの熱意によって完成した焼酎・泥亀。
焼酎嫌いの方でも非常に飲みやすく、たくさん飲んでも二日酔いになりにくいのは非常に魅力的ですよね。
人と人とのつながりの奇跡が紡いだ、この"感謝の焼酎"を大切な人と一緒に飲んでみてはいかがでしょうか。