住所非公開の会員限定、焼かない焼肉屋「29ON」。
そう、極上で最高のお肉が食べられる“あの”「29ON」が手がけた、衝撃的な日本酒が誕生した!と聞いて、試飲会に行ってきました。
肉好きのための日本酒誕生!
日本酒の考案者は「29ON」のオーナー、サンチェス下田氏。肉を愛する同氏のアイデアを実現させるため、群馬県の土田酒造と協力。研究を重ね、ついに夢のお酒が誕生したんです。
その名も………
「Meat Lover Only」!!
……肉恋人のみ!(Google翻訳)
そうなんです。
「Meat Lovers Only」は、究極に肉にあう日本酒。肉のプロと酒蔵が造った肉好きのための1本なんです。もう絶対美味しいに決まっています。
「お酒は、素材や料理に合わせてペアリングを見つけるのが常識。『29ON』では肉と日本酒のペアリングをお勧めしてきたのですが、日本酒を合わせるのではなく、逆に肉のために日本酒を造るのもアリではないかと考えたのです。」と熱く語るサンチェス下田氏。
日本酒×肉!最高の方程式
日本酒と肉が合うというのは感覚値ではなく
『肉に日本酒をあわせることで、お肉の旨味が劇的に向上するから』。
肉に含まれるイノシン酸と、日本酒に含まれるグルタミン酸が口の中で混ざり合い、いくつものレイヤーで奥深さに酔うことができるのだそう。
米×肉が最高なのは、炊きたてご飯と焼肉だけではなかったのですね。
今回、肉に合わせる日本酒には、酸味や肉の味を受け止める米の旨味が必要。ということで、「Meat Lovers Only」は、「複雑で力強い」味を作るため、2つの製法を取り入れたのだそう。
1.米粒を磨かない。
あえて米の外側を残すことで、米自体の旨味を引き出す
2.「菩提酛(ぼだいもと)」×「山廃酛(やまはいもと)」
複雑な味わいを生み出す平安時代の酒造りの技法「菩提酛(ぼだいもと)」と菌がパワフルに育つ「山廃酛(やまはいもと)」掛け合わせ複雑かつ旨味が強い味わいに
こうして歴史的な技法と最新のノウハウを結集させ、妥協のない肉にぴったりの日本酒が完成。これぞ、実力派「土田酒造」の技術力と肉のプロ「29ON」がなせる技!さすがです。
待ちに待った試飲!!
ついに「Meat Lovers Only」の冷やと生酒を燗でいただきます。
まずは、そのまま一口。甘みがありながら、すっきりとした味わいです。このままでもスイスイいけてしまいます。
いざお肉と合わせて実食!
次に一緒にサーブされた牛の希少部位「トウガラシ」と「鴨肉」で、口の中で食材と食材を合わせる「口中調味」を実践。イノシン酸たっぷりの上質な赤身肉で、まさに最高のペアリング♡
■『Meat Lovers Only』とお肉の合わせ方
①『Meat Lovers Only』を常温または燗(45度前後)にする。
※限定の生酒は燗にする際、35度前後が良いそう。
②お肉を口の中にいれて咀嚼する
③口の中で「肉の味わいが広がってきた」というタイミングで、口の中に肉を残しながら『Meat Lovers Only』を口に運び、口の中で混ぜ合わせるようにする。
……美味しい。語彙力がなくなるほどの美味しさです。
口の中が旨味の嵐。ふわっとした余韻で鼻先から喉の奥まで美味しい。
お肉にバルサミコ酢をつけて食べると、酸味が加わってワインのような味わいに。お料理によって、味が大きく変化していくのも魅力です。
ずっと旨味の余韻に浸っていたいと思えるような極上のペアリングに感激!
「肉には日本酒」という文化を広げる!という「29ON」の野望に大きくうなずきたくなる試飲会でした。
現在「 Meat Lover Only」はMakuakeにて限定発売中です。
※「早割50セット」「生酒付き3本セット」は好評につき完売
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