日本酒と言えば辛口!という方も多いのではないでしょうか?
美味しい料理と一緒にいただく辛口の旨さと言ったら......たまらないですよね!!
そんな辛口派のみなさん!日本酒度が20あり超辛口とも言われる「ばくれん」をご存知でしょうか?
研究の末にうまれた日本を代表する「超辛口」の吟醸酒・ばくれん。
圧倒的な日本酒度「+20」とはいったいどのような背景でたどり着いたのでしょう?
ばくれんについて
日本を代表する限定「超辛口」吟醸酒
ばくれんは、山形県発祥の吟醸酒。日本酒の業界の中でも特に有名で、多くの酒好きから愛される「辛口」の酒です。
全国の特約店の中でもわずか10店舗しか扱うことができない、超レア限定酒なのです!
ばくれんは亀の井酒造の「くどき上手」の銘柄の一つで、「キレのいい辛口の純米吟醸酒」の酒造りを極めるために研究を重ねた結果、誕生した「超辛口」の酒です。
辛いだけではなく、ほのかに香るフルーティな吟醸香や軽快なキレ、飲み飽きないスッキリ感をそろえた非常に爽やかな味わいが魅力の一つ。
ちなみにばくれんの意味は「親の言うことを聞かずに好きなことをする女」。とても特徴的な名前ですよね(笑)
ばくれんのラベルには片手にワイングラス、片手にカニを持った女性が描かれていますが、この女性が「ばくれん」を意味するようです。
日本酒度+20
「ばくれん」の特徴はなんといっても「超辛口」であること。その辛さ、なんと「日本酒度+20」!
日本酒度とは日本酒の糖分の含有量を示す単位で、糖分が多いほどマイナス、少ないほどプラスになります。
一般にマイナスであれば甘口、プラスであれば辛口であるとされています。
世の中の「辛口」と言われる酒の日本酒度はだいたい+3.5~+5.9程度と言われていて、+6.0以上の酒は「大辛口」と言われます。
このことから、ばくれんの「日本酒度+20」という数字のすごさが分かるのではないでしょうか?
大辛口を超える辛口といっても過言ではありません。
「亀の井酒造」について
亀の井酒造は「ばくれん」をはじめとする、銘柄「くどき上手」を醸す酒蔵です。
亀の井酒造は、1875年(明治8年)創業。山形県の庄内平野の奥まった地域である羽黒町に蔵を構えています。
羽黒町は年間180万人に観光客が訪れる霊峰「出羽三山」の門前町。
近くには国宝「羽黒山五重塔」や出羽三山神社大鳥居があり、自然が豊かです。
圧倒的消費者主義、品質への自信
亀の井酒造には"たくさんのお客様に美味しいお酒を呑んでいただきたい"という考え方があります。
そんな彼らは、酒の「品質管理」に圧倒的な強みを持っています。
200坪以上の冷蔵設備を持っていて、これは県内でトップクラスの貯蔵能力なんだそう!
酒米も地元・羽黒町で賄っています。
酒米は「美山錦」や「出羽蝶々」といった羽黒町で作った米をはじめとし、山田錦や雄町、亀の尾、酒未来、羽州山田錦など個性的な酒米を駆使して酒を醸しています。
恵まれた自然、酒米や品質管理にこだわる亀の井酒造の手掛ける商品は、「全商品の平均精米歩合が50%」という特徴もあります。
亀の井酒造は"美味しい酒"への強いこだわりがある酒造なんですね。
「くどき上手」おすすめアイテム
くどき上手「ばくれん」吟醸酒 超辛口
亀の井酒造の杜氏・今井俊治氏が研究の末生み出した、「超辛口」の酒がこの「ばくれん」です。
飲み疲れしないスッキリした心地よい味わいと、ほのかに香る果実感のある吟醸香が印象的。
小豆色ラベルにワイングラスとカニを持った女性が描かれている、和洋折衷なデザインも特徴の一つです。
くどき上手 超辛口吟醸「生詰 白ばくれん」
まとめ
辛い中にも感じる、ほのかな香りと美しいキレの良さ。そして飲み飽きることのなく、料理と一緒に楽しめるのが「ばくれん」。
ばくれんは、なかなかお目にかかれないレアな日本酒!もしもお店で見つけた時は、その超辛口な日本酒の味をぜひ堪能してみてください!
お酒の情報サイト「NOMOOO(ノモー)」は「今日の飲みたいを見つける」をコンセプトに、お酒に関する情報を更新しています。