日本酒激戦区「東北地方」。豊かな大地、そして名水が流れる東北では素晴らしい銘酒が数多く醸されています。
有名銘柄がひしめき合う東北がゆえ「多すぎて、正直どれから飲んだらいいかわからない・・」という方も多いのではないでしょうか?
今回はそんな方のために、東北地方のオススメ銘柄10選をご紹介します!
*こちらのランキングは、NOMOOOが独自の方法で選別、作成しています。
10位「赤ばくれん 吟醸 超辛口」山形県
「赤ばくれん 吟醸 超辛口」は鶴岡市に蔵を構える、亀の井酒造が醸す日本酒です。
"辛口を極める"がコンセプト。驚異の日本酒度+17~20で仕上げられた超辛口の名に相応しい銘酒が、この「ばくれん」です。
口当たりは軽快でまろやか。キレの良さは流石辛口の吟醸酒と頷けるものです。
ただ辛いだけではなく、フルーティーで上品な吟醸香と同商品が持つ独特の味わいは、いつまでも飲んでいたくなるような風味を生み出しています。食中酒におすすめ。
9位「廣戸川 純米酒 悠久の里 石背(いわせ)」福島県
「廣戸川 純米酒 悠久の里 石背」は岩瀬郡に蔵を構える、松崎酒造が醸す日本酒です。
酒米ではなく賀川産の食用米コシヒカリを使用。若い杜氏が醸す、独特な風味を持つ銘酒です。
柔らかな米の甘味、それでいてスッキリとした飲み口が特徴。冷やでも美味しいですが、燗にすると同商品が持つ米の風味をより豊かに感じることができるのでオススメです。
8位「天明 さらさら純米酒」福島県
「天明 さらさら純米酒」は河沼郡に蔵を構える、曙酒造が醸す日本酒です。
出荷する酒は全て無濾過にこだわる同蔵の夏向け純米酒。米の持つ旨味と力強さを残しながらも、アルコール分は14.7度に抑えられた、軽快な飲み口が特徴です。
ほどよく漂うマスカットのような香りが心地良い銘酒。冷やでいただくと、そのみずみずしくフレッシュな風味をより楽しめるのでオススメです。
7位「浦霞 禅 純米吟醸」宮城県
「浦霞 禅 純米吟醸」は塩竈市に蔵を構える、佐浦が醸す日本酒。
浦霞を代表する銘酒で酒米に山田錦とトヨニシキを使用し、精米歩合50%まで磨いた純米吟醸酒です。
香りはほどよく穏やか。味わいは米の旨味が柔らかく広がる、風味のバランスが非常に取れた一本です。料理の良さを邪魔せず引き立てる食中酒として、抜群のポテンシャルを秘めています。
6位「平孝酒造 日高見(ひたかみ)超辛口 純米酒」宮城県
「平孝酒造 日高見 超辛口 純米酒」は、石巻市に蔵を構える平孝酒造が醸す日本酒です。
日本酒度は+11の超辛口の純米酒。抜群のキレはもちろんのこと、ただ辛いだけではない、しっかりとしたコクと旨味を秘めています。
開栓後しばらくするとキレが落ち着き、味わいが少しまろやかに変化。燗にすると、そのまろやかな風味をより一層感じることができるのでオススメです。魚料理との相性が◎。
5位「新政 エクリュ (生成) 純米」秋田県
「新政 エクリュ (生成) 純米」は、秋田市に蔵を構える新政酒造が醸す日本酒です。
酒米に秋田県産の酒こまちを使用し、精米歩合30%まで磨いた酒業界の革命児が醸す銘酒。平成26年度の秋田県清酒品評会で優等賞を受賞した出品酒です。
ナチュラルな口当たりと、その中に漂う清潔な甘みが特徴。風味のバランスが良く、心地良い余韻を感じることができる一本です。
4位「出羽桜 桜花 吟醸酒」山形県
「出羽桜 桜花 吟醸酒」は天童市に蔵を構える、出羽桜酒造が醸す日本酒。
吟醸酒ならではの華やかでフルーティーな香りが心地良い銘酒。米の旨みと甘味がふくよかに広がり、やがて程良い余韻を感じさせてくれるのが特徴です。
吟醸酒の普及に貢献したと名高い、同蔵自慢の一本。ぜひその舌でお確かめください。
3位「飛露喜(ひろき)純米大吟醸」福島県
「飛露喜 純米大吟醸」は河沼郡に蔵を構える、廣木酒造が醸す日本酒です。
酒米には山田錦のみを使用。精米歩合は麹米40%・掛米50%と贅沢に磨いた一本です。
純米大吟醸酒を生詰めしてあるので抜群にフレッシュ。洗練されたスッキリとした風味が特徴のプレミア日本酒です。
2位「田酒 特別純米酒」青森県
「田酒 特別純米酒」は青森市に蔵を構える、西田酒造店が醸す日本酒です。
青森県産の酒造好適米「華吹雪」を使用。米の味わいがしっかり詰まった特別純米酒です。
辛口のキレがありながら深いコクもあり、そのバランスが心地良い。程良い香りと相まり、最終的にはてスッキリと飲めてしまう銘酒です。
1位「高木酒造 十四代 本丸 秘伝玉返し」山形県
「高木酒造 十四代 本丸 秘伝玉返し」は、村山市に蔵を構える高木酒造が醸す日本酒です。
あまりの人気にプレミア価格で取引されることも多々ある銘酒。本醸造酒ながら吟醸酒を思わせるような仕上がりからも、そのクオリティーを窺い知ることができます。
鼻腔を刺激する品のある香り、米の甘味とキレのバランスが非常に良くスイスイと盃が進む一本です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
さすが日本酒の激戦区「東北地方」。有名銘柄がずらりと並びましたね。TOP10では紹介しれきないほど、銘酒が揃っているのがこのエリアなのです。
日本酒通なら飲んでおきたい逸品の数々。ギフトにも自分用にも、ぜひ今回ご紹介した日本酒をご利用ください!
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