ウイスキー好きの中でも、憧れている方が多いであろう「ヴィンテージウイスキー」。
中には、驚くような値段の銘柄やブランドもあるようです!
一度くらいは飲んでみたい!!ヴィンテージウィスキーの世界を詳しく見ていきましょう。
ヴィンテージウィスキーの概要
酒好きを虜にするヴィンテージウィスキー。まずはその概要に迫ってみましょう。
◆ヴィンテージウィスキーとは
"ヴィンテージ"という言葉は、元々ラテン語の「ブドウの収穫年」という意味から来ています。
しかしウイスキーのヴィンテージは収穫年を意味するのではなく、蒸留された年号や古くて優れているといった意味で使われます。
ヴィンテージウイスキーは、ただ樽に入れられて保存されたままのことを指す訳ではありません。熟成庫の湿度や樽の個性、ウイスキーを管理する職人の厳しいチェックなどが必要なのです。
つまり、ただ単に時間をかけてできたウイスキーなのではなく、人の手間もかけた貴重なお酒なのです。
◆どのくらい前のものをいうのか
ヴィンテージウイスキーの製造年は具体的に定められていませんが、だいたい40年から50年以上前に製造されたウィスキーのことを指すと言われています。1970年代以前に造られたウィスキーということですね。
ちなみに、ウイスキーボトルに記されている「21年」「12年」といった数字をみたことがあるでしょうか?
ワインはブドウの収穫の年号を意味した数字が記載されていますが、ウイスキーは熟年数を意味しています。
ヴィンテージウイスキーを選ぶときの一つの参考として、あの数字が刻まれているのですね。
ヴィンテージウィスキーの味
では、ヴィンテージウィスキーは既存のウィスキーとどのような違いがあるのでしょうか?その違いを見てみましょう。
◆熟成期間によって味が変わる
お酒には基本的に賞味期限がありません。しかしながら、長期間置くことで味に変化が出ます。
ウイスキーは瓶に詰められて長い時間が経過するとアルコールと水の分子間融合が行われ、さらにまろやかな口当たりになるとされています。
この変化はウイスキーによって異なり、一番おいしい熟成期間も種類によってさまざま。そのため、どれくらい熟成させるかの見極めが大切になります。
一口にヴィンテージといっても、古ければ古いほどおいしいわけではないのですね!
最も良い時期に抑えたウイスキーは特に格別なんだそう!高値がつくのも納得です。
ヴィンテージウイスキーを買うには
ではヴィンテージウィスキーを探すにはどのような方法を行えばいいのか、ここではインターネットで探す方法とお店に行く方法を解説します。
◆インターネットショップ
一つ目がインターネットショップでお酒を探す方法です。
Amazonなどの通販サイトはもちろん、特にオススメなのが中小の酒屋が経営しているオンラインショップを探すこと。お店によっては、取り扱いの少ないマイナーなウィスキーを見つけることもできるので、色々チェックしてみてはいかがでしょう。
◆老舗の酒屋に足を運ぶ
もう一つが老舗の酒屋に直接足を運ぶ方法。オーナーやお店のこだわりによっては、古いウィスキーなどを仕入れていることがあります。とはいえ、常に置いているとは限らないので、こまめに足を運んでみる必要があるでしょう。
またヴィンテージウィスキーなどは店頭でなく在庫として控えてあるケースも少なくありません。一度、スタッフに聞いてみるのも良いかもしれません。
ヴィンテージウィスキーの紹介
時々、メーカーが醸造期間の長い原酒のみを使ったヴィンテージウィスキーを作ることがあります。とても高い値段ではありますが、ぜひ一度試してみたいものでもありますね。
次に紹介するのはネットで購入できるものです。ぜひチェックしてみてください。
◆山崎50年
ジャパニーズウィスキーとして有名な「山崎」。その山崎が何年かに一度製造しているのがこの「山崎50年」です。
売り出しの定価でも100万円という高さですが、完売後はさらに値段が上がり、香港のオークションでは3250万という値段で売り買いされたこともあります。
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◆グレングラント 50年
またスコッチウィスキーのグレングラントにも50年物のウィスキーがあります。こちらAmazonで10万程。
50年物のウィスキーとしては、比較的リーズナブルな商品です。
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職人がこだわり抜いたヴィンテージウイスキーを楽しもう!
大きなロマンを持ったヴィンテージウィスキー。
希少さも相まって手に入ることは少ないと思いますが、それだけに蓋を開けた時のワクワクは、既存のお酒ではなかなか味わえません。
大切な人の生まれ年のウイスキーをプレゼントするととても喜ばれそうですね!お祝いのときなどにぜひ一度は購入してみてはいかがでしょうか?