フルーティーな風味と華やかな味わいを持つ、純米大吟醸。
日本酒はオヤジくさいと思っていた若者や女性たちの既成概念を打ち崩した、”日本一うまい”といっても過言ではない日本酒カテゴリとも言えますよね♪
さて、そんな純米大吟醸のなかでも、近頃は品質の高さにこだわり過ぎてしまい“液体の宝石化”してしまっている、超高級なものが出回っているようです。
そんな高級な日本酒......一度でいいから飲んでみたい!!!!!
ということで今回は、日本酒の域を超えてしまった!?奇跡の純米大吟醸たちをご紹介していきましょう。
NIIZAWA 純米大吟醸 2015 精米歩合7%
株式会社新澤醸造店が生み出した酒、『NIIZAWA 純米大吟醸』。
なんと1本で6万円を超えるという、前代未聞の純米大吟醸となっています。
究極の酒にこだわり続けるこちらの蔵元。
なんと『NIIZAWA 純米大吟醸』の精米歩合は7%!玄米を100%としたら、そこから93%も米を削ってしまうという恐ろし過ぎる手法をとって醸されている酒となります。
一般的な大吟醸で39%前後、吟醸酒で55%程度なので、その凄さがわかるかと思います!
ここで疑問なのが、玄米を削るだけでなぜ高級になってしまうのかというところ。確かに玄米を削れば削るほど良いのであれば、精米機に長時間入れておけば良いだけです。
しかし、上質な米を一般的な日本酒の数倍以上を使うことや、どれだけキレイに削ることができるのかなどを考えると、かかるコストが半端ではありません。
実際、この『NIIZAWA 純米大吟醸』は350時間かけて自家精米されており、さらには1年間の氷温熟成を経て造られています。
酔っぱらうために飲む酒では明らかに違う、まさに芸術品となってしまった1本と言えるのではないでしょうか。
朝日酒造 純米大吟醸 継 720ml
新潟県でも最高峰の酒を常に生み出し続けていると評判の「朝日酒造株式会社」。
同社が持つ全ての技術を詰め込んで醸された酒が『朝日酒造 純米大吟醸 継』です。
高級な米をとにかく限界まで削っているというものではなく、こうじ米35%とかけ米35%で造られてるユニークな酒。
『朝日酒造 純米大吟醸 継』は、「越淡麗」という新潟県でしか美味しく育たない酒造好適米を使用しています。
材料から醸造工程全てにいたるまで、どれもいいとこどりなものを採用。材料のどれかひとつが秀でている作り方は一切しておらず、仕込み水や米、そして麹などのバランスを考えて作られています。
つまり、最大限に美味しくなるように計算され尽くしたお酒なのです!
また、酵母に関しても自社開発の酵母を使用するなど、他ではマネできない新潟県の酒を実現。
価格は1本4万円とかなり高額ですが、一度は飲んでみたい銘酒ですね。
特別な日に最高級日本酒を選んでみてはいかが?
いかがだったでしょうか?
最高級日本酒は酒造それぞれがかなりの手間と時間をかけて造っていることがわかりました。
ぜひ、職人がこだわり抜いた至極の一杯を、大切な日に大切な人とともに味わってみてはいかがでしょうか?