日本が誇る蒸留酒のひとつ「焼酎」。芋焼酎はもちろん、麦焼酎や米を利用した米焼酎、黒糖焼酎など、原料により多種多様な味わいを楽しむことができます。
そんな焼酎ですが、実はコーヒーとの相性が抜群なことをご存知でしょうか?今回ご紹介する「コーヒー焼酎」は、注目されつつあるお酒のひとつなのです!
コーヒー好き、お酒好きの方であればきっと好きになる、「コーヒー焼酎の」魅力について見ていきましょう!!
コーヒー焼酎とは?
コーヒー焼酎は、コーヒーの風味が楽しめるカルーアのような「コーヒーリキュール」とは異なった飲み物。
コーヒー焼酎とは、いわゆる”フレーバード焼酎”のようなもので、ベースとなる焼酎にコーヒー豆を漬け込んだもの。コーヒー特有の苦みや香りがより楽しめるちょっぴり大人なお酒なのです!
適当に焼酎の中にコーヒー豆を漬け込んでおけば、自分好みの香りや濃さのコーヒー焼酎を作ることができる、とてもアレンジしやすいお酒なのです。
とはいえ、そのベースとなる焼酎の種類、使用する豆、漬け込む時間などの細かな調整によって味わいが大きく変わってきます。
コーヒー焼酎の作り方
コーヒー焼酎の作り方はとても簡単で、お好みのコーヒー豆に焼酎を漬けるだけ。ただし、前述したように選ぶ材料や漬け込む時間によって味や香りが変わってくるので、その都度様子を見ながら作ってみてください。
ベースとなる焼酎はクセのない「甲類焼酎」がおすすめ。甲類は、原材料の香りが乙類に比べて感じにくいので、コーヒーの香りを邪魔しないんです!
ただし、より香ばしい香りを楽しみたいという方は、麦焼酎をチョイスするのも◎。焼麦系の麦焼酎もあるので、お好みの焼酎を試してみてください。
コーヒー豆の量は?
コーヒー豆の分量は、目安として大体100mlあたり5~10g程度。焙煎されたコーヒー豆を使うようにしましょう。
リーズナブルな豆を利用するのもよいですが、よりコーヒーの香りを楽しみたいという方は高級な豆を使用すると、味わいがぐっと良くなるのでおすすめです。
コーヒー豆を漬ける時間は、最低でも豆が底部分に沈んでしまうまで待った方が良い味わいに仕上がるとされています。3日前後を目安に、まずは手軽な焼酎とコーヒー豆で作ってみると良さそうですね!
コーヒー焼酎のアレンジ
コーヒー焼酎はアレンジの幅が広いことも魅力のひとつ。ご自分の好みの甘さや、加える材料によって味が変化するんです!
例えば、甘めのミルクをたっぷりとコーヒー焼酎に注ぐだけでも、おいしく飲みやすいカクテルになるのでオススメ♪
また、宅飲みやちょっとしたパーティーにもアレンジが可能です。
例えば、麦焼酎ベースのコーヒー焼酎にミントの葉を入れてライムを搾ります。最後にシロップなどで味をつけてクラッシュアイス、ソーダを入れれば完成!見た目も独特で、大人の遊び心溢れるカクテルに仕上がります。
「コーヒー豆を買ってくるのが面倒」という方は、市販の缶コーヒーを使うとより簡単に作ることができます。コーヒーの苦味が苦手という方は、カフェオレなどの甘めのものを使うと飲みやすくなりそうですね。
ちなみに、大手コーヒーメーカーのUCC公式サイトでは、プロのバーテンダーがコーヒー焼酎のアレンジレシピを紹介しているので、そちらもぜひ参考にしてみてくださいね。
まとめ
焼酎はどことなくアレンジがパターン化してしまいますが、実はとっても自由で楽しいお酒なんです!
飲み方、割り方、いろいろとアレンジが効きますし、飲み方に答えはありません。
今回紹介した、コーヒー焼酎を焼酎のバリエーションの1つとして楽しんでみてくださいね!
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