アメリカの映画監督、脚本家、映画プロデューサー、そして超人気俳優である「ジョージ・クルーニー」。
そんな彼が手がけた高級テキーラがあるんです。
大事なことなのでもう一度。
あの!!ジョージクルーニーが手がけた!!高級テキーラがあるんです!!!!
ということで今回は、このテキーラの行方を徹底解説していきます。
ジョージクルーニーって誰?
ジョージ・クルーニーって誰…?という方はあまりいないかと思いますが、念のためご紹介します。
ジョージ・クルーニーはアメリカで大活躍している人気俳優です。
過去には、アカデミー賞助演男優賞やゴールデン・グローブ賞主演男優賞を受賞するなど、輝かしい経歴が......。
また人気俳優という顔を持ちながら、映画監督、脚本家、映画プロデューサーとしても注目されています。
数々の才能がありながら超イケメン。
“天は二物を与えず”と言いますが、何物与えれば気が済むのでしょう…(笑)
そんな彼、「あるもの」がキッカケで「ベンチャー起業家」としての顔も持つようになりました。
高級テキーラブランド「カーサミーゴス」の誕生
ジョージ・クルーニーと、シンディ・クロフォードの夫・実業家のランディ・ガーバーは毎晩のようにメキシコのバハ半島の邸宅で大好きなテキーラの研究を行っていました。
みんなで楽しめる究極のテキーラが作りたい。
そんな思いから実験を重ね、自家製テキーラを作り続けました。
そんなある時、そのテキーラの製造量が当時の一般市民に許可されている量を超えてしまい、商業ライセンスが必要となってしまったのです。
そこで、不動産開発業者であるマイク・メルドマンと共に自家製テキーラを商品化して売り出すことになりました。
この時に設立されたのがテキーラブランド「カーサミーゴス」です。
(ちなみにカーサミーゴスとは「友達の家」の意味のスペイン語の造語だそう。)
「カーサミーゴス」は設立当初から注目を集め、テキーラらしくない穏やかで優しい味わいで大人気となりました。
売り上げは右肩上がり、ついには伸び率第1位のスーパープレミアム・テキーラになっていたのです。
大手酒造メーカーの目に留まり、そして…
テキーラ人気の火付け役ともいえるカーサミーゴスのテキーラ。
その人気ぶりに目をつけたのがイギリスの大手酒造メーカー「ディアジオ」でした。
すでに「ドン・フリオ」というテキーラのブランドを持っていたディアジオでしたが、さらに高価格帯に位置する「カーサミーゴス」を買収することで、アメリカだけでなく世界に売り出していくこととなりました。
それだけの可能性が「カーサミーゴス」のテキーラにはあった、ということですね。
買収価格は7億ドル、今後10年間の売り上げ次第で追加支払いもあり、最大で10億ドルになるとのこと。
日本円にして約1,120億円です。もうケタが違いすぎて想像もできません(笑)
こうしてある意味友人との趣味で始まった事業により、「ベンチャー起業家」としてのクルーニーが誕生しました。
買収された後も、クルーニーをはじめとする初期メンバーはブランドと一定の関わりを保っていくとのこと、これからのさらなる成長に期待ですね!!
カーサミーゴス アネホ テキーラ
「アネホ」とはオーク樽で最低でも1年以上熟成させたテキーラを指します。
全体的な特徴として、このアネホは味がまろやかで香りが良く、ゆっくりと楽しんで飲む際に向いています。
特にカーサミーゴスのアネホはバーボン樽で14ヶ月熟成させたもの。
複雑な香りでありながら、バランスのとれた味わいが人気です。
カーサミーゴスブランドの中でも超プレミアムと言われるほどの出来です。
カーサミーゴス レポサド テキーラ
「レポサド」はオーク樽で2ヶ月以上熟成させたテキーラを指します。
薄いゴールドのような色合いをしていて、少し甘みのある味わいが特長です。
カーサミーゴスのレポサドはアメリカンオーク樽で7ヶ月熟成させています。
アネホよりは軽い口当たりで、優しい甘みが楽しめます。
さらにこのテキーラの売上は独裁体制を続けるスーダンのオマル大統領を監視するための衛星費用にも充てると公言しているそうです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
あのジョージ・クルーニーが手がけた、プレミアムテキーラ。一生に一度でいいから飲んでみたいと思いませんか!?
罰ゲームのお酒といったイメージの強いテキーラですが、カーサミーゴスのようなプレミアムテキーラには新しい可能性も秘められているのではないでしょうか。