こんにちは。
突然ですが、ワインはお好きですか??
見た目はぶどうジュースみたいで飲みやすそうなのに、渋くて少し飲みにくいですよね。
実は私もまだワインに対して少し苦手意識があります。
(お酒のウェブメディアで働いているのにちょっと怒られてしまいそうですね(笑))
そんな私でも美味しいなぁと思えるワインが今回ご紹介する「ロゼワイン」です。
ワイン入門としてオススメなので、ぜひ参考にしてみてくださいね!!
ロゼワインとは!?
日本人の私たちは、ワインといえば「赤」と「白」ですが、可愛らしい「ピンク色」のワインがあるのをご存知でしょうか?
このピンク色のワインが「ロゼワイン」です。
「ロゼ」とはフランス語で「バラ色」という意味があります。
赤ワインのようなコクと、白ワインのような飲みやすさを兼ね備えた味わいが特徴的です。
もちろん赤ワインや白ワインのように「甘口」と「辛口」のものがあります。
甘口のロゼワインはチーズやナッツ、スイーツ系などと相性が良く、辛口のロゼワインは中華料理や肉料理、魚料理との相性がいいと言われています。
…つまり、どんな料理とも相性の良いオールラウンダー!!
さらに見た目も可愛い完璧なワインなんですね。
ロゼワインの造り方
通常、赤ワインは「黒ブドウ」、白ワインは「白ブドウ」を原料に作られていますが、ロゼワインには原料となる「ロゼワイン用のブドウ」が存在しません。
ロゼワインは赤ワイン用の「黒ブドウ」・「黒ブドウと白ブドウの両方」を原料とする場合があります。
また、ロゼワインを作る製法は3つもあるんです。
①マセレーション法(セニエ法)
この製法は主に赤ワインを造る際に用いられる製法です。
マセレーションとは、湯や水に浸して柔らかくするという意味のある英単語の「maceration」が名前の由来となっています。
マセレーション法は黒ぶどうを使い、果皮や種子も一緒に醸造する方法です。
ロゼワインの場合は、液体が程よく色付いたところで果皮と種子を取り出し果汁のみで発酵を続けます。
こうすることでロゼワインの美しい色合いを生み出しています。
②直接圧搾法
この製法は主に白ワインを造る際に用いられる製法です。
ブドウを果皮ごと潰して圧搾してから果皮と種を取り除き、果汁のみを発酵させてワインを醸造します。
白ワインの場合には白ブドウを使用しますが、ロゼワインの場合には黒ブドウを使用します。
果皮ごと圧搾する際に果皮から色素が果汁に移るため、果汁がピンク色になり、ここからロゼワインの色が生まれます。
③混醸法
製法としてはマセレーション法を用いてロゼワインを醸造する際と同様ですが、原料に黒ブドウと白ブドウの両方を使います。
主にドイツで採用されているのがこの方法です。
ここで注意するべきなのは混ぜているのは完成した赤ワインと白ワインではなく、それらの原料であるブドウの話であるということ。
実は赤ワインと白ワインを混ぜてロゼワインを作ることはヨーロッパのワイン法で禁止されているんですよ!!
フランスのシャンパーニュ地方で作られる「シャンパンのロゼ」だけは、特例で赤ワインと白ワインを混ぜて作ることが法律によって許可されています。
ちなみにロゼワインは淡いピンク色から濃いピンク色まで様々な色合いがありますが、色の濃さと味の濃さは比例しないので、選ぶ際には頭に入れておいてくださいね。
オススメのロゼワイン
ここからは筆者オススメのロゼワインをご紹介します。
今回は「ワイン入門」向けの記事なので、購入しやすい価格帯のものをピックアップしてみましたよ!!
●ジェイコブス・クリーク 「マスカット・ロゼ スパークリング」
ジェイコブス・クリークはオーストラリアにあるワイナリー。
こちらは、オーストラリアで最も売れているワインブランドです。
1847年にバロッサ・ヴァレー初の商業用のブドウ畑が作られたそう。
原材料へのこだわりがワインの品質の高さにもつながっており、この品質の高さが世界中から評価されています。
今回ご紹介する「マスカット・ロゼ スパークリング」には香りが高く、早めに収穫した酸味のあるブドウを使用しています。
それぞれのワインに合うように品種だけでなく収穫時期も計算しているんですね。
ラズベリーやストロベリーのようなベリー系の香りが楽しめる、甘口の爽やかなワインです。
見た目もかわいらしいピンク色で、女性へのプレゼントにもピッタリです。
よく冷やして飲んでみてくださいね!!
●シャトー・メルシャン 「アンサンブル ももいろ」
日本のワイナリー、シャトーメルシャンのロゼワイン。
「国産」にこだわりを持つワイナリーなので、“Made in Japan”のワインを楽しみたい方にピッタリな1本です。
今回ご紹介する「アンサンブル ももいろ」は原料に日本各地の産地で育ったブドウを複数使用することで、他では絶対に真似できない「オリジナルロゼワイン」となっています。
それぞれの産地のブドウの良さを存分に活かした“アンサンブル(調和)”を楽しむことができますよ。
しっかりとしたボディと華やかな香りのある辛口ワイン。
食中酒としてもオススメです!!
ロジャー・グラート 「カヴァ ロゼ ブリュット」
ロジャーグラートはスペインで創業された老舗ワイナリー。
ロジャーグラートのカヴァはその品質に強いこだわりがあり、なんとぶどう品質が基準に満たない年には生産を行わないんだとか。
低価格でありながら、年末に行われる芸能人の味覚や感性をチェックする有名なテレビ番組で「ドン・ペリニヨン ロゼ」に勝ったワインとして一躍有名になりました。
「カヴァ ロゼ ブリュット」はチェリーのようなフルーティーな香りとすっきりとした余韻の残る後味が特徴的なスパークリングロゼワインです。
中華料理や和食、洋食などのお食事系からチョコレートやフルーツなどスイーツ系とも相性抜群です!!
まとめ
いかがだったでしょうか。
赤ワインと白ワインのいいところをギュッと集めたようなロゼワインは女性からの人気も高く、ワインの入門編としてもオススメです。
見た目の可愛らしさも魅力的ですね!!
「ワインが苦手」という方こそぜひ味わってみてくださいね。