みなさんこんにちは。
都内にも数多く出店しているクラフトビール専門店。
お店に入ると、驚くほどたくさんのビールスタイルが並んでいますよね。
有名なものだとピルスナー、ペールエール、スタウトなどがありますが…
皆さんは「ラオホ」というスタイルをご存知でしょうか。
少しクセはあるけどハマってしまったら抜け出せない…!!
今回はそんな魅力たっぷりな「ラオホビール」の世界を覗いてみましょう!!
ラオホビールってなんだろう?
美味しそうな燻製肉…!!ビールが飲みたくなりますね(笑)
なかなか聞きなれない「ラオホビール」。そもそも“ラオホ”ってどういう意味なのでしょうか?
ラオホというのはドイツ語で「煙」という意味。
…そうなんです、ラオホビールとは「燻製ビール」のことなんです。
と言っても『燻製ビールってなんだ?』と思った方も多いはず。
もちろん、液体のビールを燻すのではなく、燻製した麦芽から下面発酵で造られるビールのスタイルです。
ドイツのバンベルクの名物ビールで、燻製の独特な風味が味わえるビールになっています。
なかなか見慣れないかもしれませんが、都内でも燻製料理専門店などで味わうことができますよ。
ラオホビールの歴史
ラオホビールの醸造は古代ローマ時代に始まりました。なんと当時から現在の醸造方法とほぼ変わらない行程でビールの醸造を行っていたんだとか!!
ビールを製造する際に使う麦芽は、今も昔もグリーンモルトというものを最初の段階で常に乾かさなければなりません。
現在は工業化が進み、乾かすための機械も誕生しましたが、昔はグリーンモルトを直接火にかけ乾燥させる方法しかありませんでした。
ラオホビールは火にかけたときの煙が麦芽に浸透し、その「煙たさ」によって誕生したんです!!
意識して作り上げたわけではなく、技術的な問題でラオホビールしか造れなかったんですね。
先ほどもご紹介した通り、工業化が進むんだことによって「煙たさ」を取り除いてビールが作れるようになったため、現在ではラオホビールになかなか出会えなくなってしまいました。
そんなラオホビールですが、ドイツのシュレンケルラ醸造所では、3年以上寝かせたブナの木で麦芽を燻す製法を今でも続けており、世界中のビールファンから愛されています。
オススメのラオホビールを味わってみよう
なかなか出会えない「ラオホビール」、ビール好きなみなさんなら飲んでみたくなったのではないでしょうか。
都内の燻製料理専門店でも味わうことができますが、片手でポチッと簡単に購入もできます!!
今回はドイツのシュレンケルラ醸造所のラオホビールを2本ご紹介します!!
⚫︎シュレンケルラ・ラオホ ビア メルツェン
ラオホビールといえばこれ、「シュレンケルラ・ラオホ ビア メルツェン」。
シュレンケルラ醸造所はドイツ南部のラオホビール発祥の地バンベルグで1678年から醸造を開始しました。
実は“ラオホビールといえばシュレンケルラ”と言われているほど有名な醸造所です。
ブナの木で1日以上かけてモルトを燻して作った燻製モルトを原料としているビールです。
下面醗酵させた後にも、2ヶ月間熟成させ、さらに樫の木の樽に詰められた後、瓶詰めされます。
コーヒーのような深い香りが特徴的で味わいは黒ビールのようにコク深くずっしりしています。
独特な燻製の香りが楽しめます。
少しクセありますが、燻製好きな方やビール好きならハマること間違いなし!!
おつまみには燻製チーズやウィンナーなどがオススメですよ。
⚫︎シュレンケルラ ラオホ ビア ヴァイツェン
こちらもシュレンケルラが醸造しているラオホビール「シュレンケルラ ラオホ ビア ヴァイツェン」。
こちらは原材料に燻製した大麦と燻製していない小麦を使用しています。
ラオホビール特有の香りを残しつつ、先ほどご紹介したメルツェンよりもクセがなく、飲みやすいのが特徴的です。
また泡がとてもきめ細かく長時間旨味をキープすることも可能。
味わいもバナナのような甘みと、深いコクがとてもいいバランスです。
飲みやすさを重視したい方はこちらから味わってみることをオススメします!!
シュレンケルラ×2本+専用グラス+コースター3枚セット
プレゼントとしてオススメしたいのはこちら!!
「シュレンケルラ×2本+専用グラス+コースター3枚セット」です。
メルツェンとヴァイツェンはどちらも違った美味しさがあるので、ぜひ飲み比べていただきたい!!
専用グラスとコースターも付いてくるので、贈り物としてもピッタリですね。
ビール好きなあの人に、プレゼントしてみてはいかがでしょうか?
きっと喜んでくれるはずですよ。
まとめ
いかがだったでしょうか。
少しクセのあるビールですが、普段飲んでいるビールでは絶対に味わえない独特な香りと味にハマってしまうこと間違いなし…!?
あなたのビールライフがさらに楽しくなるはずです。
ぜひ1度試してみてくださいね♩