どうも、NOMOOO編集部の山下です。
今回は、人気日本酒ダイニング「sakeba」が赤坂にオープンするということで潜入してきました。
そう、たった1人で。
Sakebaとは?
Sakebaとは、渋谷にある人気日本酒ダイニング。
デートや接待でも使える“隠れ家”的な雰囲気のイケてるお店として、人気を集めています。
オープン当初は、渋谷の“イケイケ”なIT界隈の方々がネットで話題にしてた記憶がありますね。
そんなイケてる日本酒ダイニングが、赤坂に2号店を出したとのこと。
赤坂のSakebaも隠れ家のような場所に
赤坂から徒歩3分ほど。
ビルの地下1FにSakeba赤坂店はありました。
渋谷の時もそうだったのですが、マジで隠れ家。
渋谷店は、小上がりがあったりして和風なテイストのお店ですが、赤坂店はかなりシックな印象。
照明も暗めで、ジャズミュージックがかかっていました。
会員制バーのような、高級感のある雰囲気ですね。
ちなみに、1人で来ていたのは私だけでした。
そりゃそうだよな……。
食前酒で受ける衝撃
席につくと、食前酒として可愛らしいラベルの日本酒が登場。
「Te-hajime(てはじめ)」という日本酒。
最初の1杯はビール派の私ですが、一口飲んで衝撃を受けた。
「うまい!!!てか、これ日本酒じゃなくね?」
が正直な感想。
これまで飲んだ日本酒の中で、一番フルーティー。
そして甘いんだけど酸味もしっかりある……。
だめだ、ボキャブラリーが少なすぎて表現できん。
ただ、ラベルに書いてあった「Rice Wine」って表現は適切だと思いますね。
そして一緒に運ばれてきた水。
頼んでないのに、なんで水持ってきたのかと思ったら…この水はただ者ではなかった。
なんと、日本酒を仕込む時に使う「仕込み水」なんだそうです!
なんか……粋ですよね。
好きなお猪口で酒を飲める
もう1つ「粋だなぁ…」と思ったのが、お猪口を選べるという点。
スタッフさんいわく、お猪口によっても日本酒の味わいは変わってくるんですって。
そんなスタッフさんの有難い話を聞きながらも、“お得そうだから”という理由で一番大きいお猪口を選んでしまった。
私、粋じゃありませんね。
“アンチお通し”の私も大満足した衝撃の6品
次に運ばれてきたのは、何やら大きなお盆。
まさかとは思ったけど、やはりそうだった。
これ、お通しなんです。
いやいや、お通しのレベル高すぎだろ。
「これだけで最後まで飲めるんじゃないか?」という充実のラインナップ。
6品のおつまみが、日替わりで提供されるそうです。
今日のメニューは
・もずくの酢の物
・切り干し大根と昆布の子和え
・砂肝の和物
・いぶりがっこポテトサラダ
・たけのこの梅肉和え
・白ネギ焼き
なんと言いますか……酒飲みの気持ちをわかったセレクトですよね。
私、お通しって本当は嫌いなんですよ。
特にエビセンとか、カリカリパスタとか、ああいう類のお通しで500円くらいとってくる店とか本当に嫌い。
枝豆とかもさ、どうせ頼むんだけどお通しで無理やり出されるとイラつくというか…。
そんな“アンチお通し”の私ですが、このラインナップには大満足。
マジでお通しだけでおつまみ済ませようとする人、出てくるんじゃないだろうか?笑
日本酒はさすがの品揃え!料理に合わせてペアリングを楽しむ
お通しを食べ終え、次に頼んだはコチラ「sakeba自慢の角煮」
大正義・角煮。
つまみとしても、ごはんのおかずとしても優秀な万能型選手。
スポーツで言う、ユーティリティープレーヤーです。
野球で言うとホークスの明石選手、サッカーはあまりわかりませんが元日本代表の中田浩二さんなんかがユーティリティープレーヤーと言われていますね。(脱線しました)
何が言いたいかというと、「角煮は食べる人を選ばない、素晴らしい和食料理だ」ってことです。
sakebaの角煮も、味がしっかり染み込んでいて、柔らかくてジューシー。
そう、野球でいうとパワーもあって足が速いホークスの柳田選手のような.....
そろそろ怒られそうなので、やめときます。
角煮に合う日本酒としていただいたのが、この「29」。(いい番号ですね)
“肉”に合うように開発された日本酒らしい。
肉の旨味に負けないくらいの強いボディ。そして、お肉特有の脂との相性も良い。
確かに…29(肉)だ。名前負けしていない。
どっしりした味わいでございました。
sakeba名物!◯◯のリゾット
sakeba・渋谷店に行った人から「絶対に食べた方が良いよ!」と言われていたのがコチラ!!
「和食屋さんの生うにクリームリゾット」
U・N・I
ウニですよ!!
説明不要でしょう。最高の組み合わせ。
真ん中のウニを崩しながら、パクリと一口食べれば
こんな顔になります。
完全勝利。
野暮なことは書きません。食べてみてください。
赤坂店限定!「日本酒しゃぶしゃぶ」がヤバすぎる
うにのリゾットで終わりにしようと思ったのですが、sakeba・赤坂店の最大の名物があるとのことなので、そちらもいただくことに。
おもむろに運ばれてきた鍋。
なんの出汁かと思いきや、この液体の正体は…日本酒!!
なんと、日本酒ダイニング特製の「日本酒しゃぶしゃぶ」が楽しめるとのこと。
スタッフに促されて、鍋の表面に注目していると
え?
なんか、燃えてます??
燃えてますね。
もう大炎上じゃないですか。
大丈夫。もちろん演出です。
スタッフの話によると、日本酒のアルコール分を飛ばしているんだそう。
炎が落ち着いたら、具を入れてグツグツ煮込みます。
はい。「日本酒しゃぶしゃぶ」ですよ。
そりゃ~見た目は普通のお鍋と変わりませんけど、味は普通じゃない!!!
すごい日本酒風味!!
こんなしゃぶしゃぶは食べたことがないです。
日本酒の風味がするし、特有の苦みも感じる。
これ、単独で食べるというより日本酒のつまみとして最高なんでは??
ペアリングってヤツですね。
日本酒と合わせることで、“酒のコク”をダブルで感じる「日本酒しゃぶしゃぶ」。
一度お試しあれ。
日本酒ティラミスで〆
最後のデザートも日本酒を使っています。
「日本酒ティラミス」
初めて見る組み合わせだけど、冷静に考えれば絶対美味しい。
スポンジ部分に日本酒がたっぷり染み込んだ、大人のスイーツ。
さっきの「日本酒しゃぶしゃぶ」もそうですけど、日本酒って意外に苦味の成分を感じるんですね。ほろ苦ココアパウダーとの相性も抜群。
甘すぎないデザートなので、男性にもオススメです。
sakeba赤坂店限定の日本酒も
最後にもう一杯、ということで。
赤坂店限定の日本酒もいただきました。
金の純米酒「愛米魅 I MY ME(アイマイミー)」。
最近の日本酒は、ネーミングにも遊び心がありますね。
日本酒専用のお米をあえて使わないで、「赤米」「緑米」といった古代米のみで作っているんですって。
フルーティーな香りと、甘酸っぱい味わいも普通の日本酒とは違う。
そんでもって、日本酒が金色なのは驚き。。
個性的な1杯が飲みたい方にオススメです。
赤坂の街に似合うお洒落な日本酒ダイニングでした
いや~~~、日本酒だらけの時間を堪能しました。
最初に飲んだ「Te-hajime」から、最後に飲んだ「愛米魅」まで。今まで飲んできた日本酒とは全然違いましたね。
日本酒好きの方はもちろん、日本酒に抵抗がある方こそ行ってみてください。
新しい世界が広がると思います。
……次は誰かと一緒に来たいです。
店舗情報
店名 | 赤坂の日本酒ダイニングsakeba |
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住所 | 東京都港区赤坂2-17-72 赤坂イーデンビル B1F |
電話番号 | 050-5595-2480 |
営業時間 | [月~日] 17:00~24:00(LO23:30) |
定休日 | 無休(年末年始のみ) |
ホームページ | https://sakeba.me/store/akasaka/ |
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