ビール人気の今、「ベルギービール」に再び注目が集まっています。大手ビール会社の手掛けているドライビールとは性格の違う、独特な味わいのビールということで、男性だけではなく女性にも大人気のジャンルとなっています。
一時期、ベルギービールが注目されましたが、昨今のクラフトビール人気によってさらに注目を集めるようになったこのビール。今回、おすすめのベルギービールをご紹介したいと思います。
ベルギービールの魅力とは?
ベルギービールをご紹介する前に、まず「ベルギービール」とは何なのか、ということを知っておく必要があります。ベルギービールは、ベルギー王国にある醸造所で製造されたビールの総称です。
日本にも数多くのビールは存在していますが、実はベルギービールは700種類を超えるビールが製造されており、ドイツと並ぶビール大国として知られています。また、「上面発酵」「自然発酵」といった、日本国内ではまだまだ少ない醸造方法によって造られるビールが大半を占めており、個性が際立ったビールが多いのも特徴です。
美しい黄金色…というイメージのビールだけではなく、黒から赤、茶色、白といった多種多様なビールが用意されているのも、ベルギービールの魅力といえるでしょう。
シメイ・ブルー
では、早速ここからは一度は飲んでもらいたい、おすすめのベルギービールをご紹介していきます。まず、ベルギービールの定番中の定番といわれている、『シメイ・ブルー 』です。
日本の酒販店でも良く見かけるシメイですが、まだ試されていない方は多いかもしれません。『シメイ・ブルー 』は、非常に濃い黒色をしており、見た目通りカラメルのような味わいが楽しめます。
とはいえ、柑橘系の香りが強いため、味わいがだらしなくならず、洗練された飲み心地を楽しむことができます。実は、シメイは3種類あるのですが、『シメイ・ブルー 』のみヴィンテージが記載されています。ワインと同様、その年の味わいを楽しむことができるのが、魅力のひとつなのです。
ロシュフォール10
『ロシュフォール10』は、「トラピストタイプ」というベルギービールならではの、独特な製法で造られているビールです。サン=レミ修道院という場所で醸造されている、とても貴重な種類のビールです。
とにかく、甘みが強く、濃厚でボリューミーというのが、ロシュフォール10』のポイント。いちじくや干しぶどう、ハチミツといった、“甘み”を連想させる香りを呈するビールとなっており、敢えてドライビールに慣れた方に挑戦してほしいベルギービールとなっています。
食中酒というよりは、食後酒として飲まれることをおすすめしたい、個性溢れる1本となっています。
デリリュウム・トレメンス
華やかな気分になれる、そんなベルギービールをお探しの方には、『デリリュウム・トレメンス』をおすすめします。色合いはやや濃いめの黄金色、さらに香りが酵母由来のリンゴやバナナ、オレンジといった爽やかかつ、フルーティーな味わいの仕上がりです。
また、熟成過程で生じるクローブなどのスパイシーな味わいも、他のビールでは味わえない魅力のひとつです。洗練された呈味を持ちながらも、アルコール度数が8.5%あるために、後口はそれ由来のボリューム感を感じることもできます。
実はこのビール、オランダ語で「アルコール中毒による震え」という意味合いをもっており、良い意味で曰く付きのビールです。ついつい、飲み過ぎてしまう美味しさを持っているベルギービール、『デリリュウム・トレメンス』。ぜひ、お試しになってみてはいかがでしょうか。