飲み屋に行けば、必ずと言っていいほど置いてあるお酒「レモンサワー」。
最近では、ビールに変わって“乾杯の1杯”として注文する人も多いのだとか。
そんな、近年大注目となっているレモンサワーの美味しさを伝えるイベント「レモンサワーフェスティバル」が10月20日、21日の2日間、中目黒のナカメアルカスで開催されました。(本来は22日までの3日間開催の予定でしたが、台風の影響で最終日は中止となってしまいました)
中目黒でイベントをやる深い理由とは…
実はここ中目黒、レモンサワー発祥の地なのです。
イベントが開催された「ナカメアルカス」。この場所に店を構えていた、伝説の名店「もつ焼き ばん」にて、初めてレモンサワーが生まれたと言われています。また、近年のレモンサワーブームを牽引しているのは20代を中心とした若者の世代!レモンサワー所縁の土地でもあり、若者が多く集まる中目黒はイベント開催にピッタリというわけです!
あいにくの雨模様でしたが、会場には本当にたくさんの人が集まっていました。
個性的なレモンサワーを飲み歩き!
スタンダードなものから、みたことのないような個性的なものまで、各種レモンサワーを飲み比べてみました!
もつ焼き ばん 中目黒本店
まずは、元祖レモンサワーで原点を確認しておきましょう!「もつ焼き ばん 中目黒本店」のレモンサワーは、レモンの風味がありながらも、焼酎の味をしっかりと感じることのできる、“これぞレモンサワー!!”というようなシンプルな一杯!看板メニューのもつ焼き、もつ煮込みとの相性も抜群でした。
食堂 とだか
スタンダードな物とは打って変わって、「食堂 とだか」は超個性的な一杯!なんと、レモンを丸ごとすりおろして作った濁りのあるレモンサワーなんです。
見た目も特徴的ですが、味もやっぱり個性的。ザラッとした舌触りに、レモン特有のほろ苦さがあるジューシーな飲み口は“大人のレモンサワー”といったところでしょうか。
いいとこ鶏 大宮店
1日に100杯以上のレモンサワーが売れるという「いいとこ鶏 大宮店」。岩塩使用の塩レモンサワー、蜂蜜ジュレレモンサワーなど個性的な物ばかり。
写真は、レモンの酸味に爽やかなミントの香りを感じる「生ミントレモンサワー」。モヒートのようなさっぱりとしたレモンサワーと唐揚げの相性は…言うまでもありませんよね!
やきとんひなた
今回のイベントの中で一番個性的だったのが、「やきとんひなた」のレモンサワー。レモンとミントに加えて、なんとチアシードが入っていました!ここまで進化していると、レモンサワーというより“カクテル”に近いかもしれません!おつまみとして販売していた、アンチョビポテトにも合う“洋風なレモンサワー”は、普段レモンサワーを飲まない人にもオススメできる1杯でした。
もつ処 品濃酒場
「もつ処 品濃酒場」のレモンサワーは、強炭酸が特徴!炭酸は別添えのボトルで提供されます。
見たことないくらいのシュワシュワ感!一口ゴクリと飲めば...。
ほろ酔いでトロンとした目も“シャキッ!”と見開いてしまうほど!この刺激的なレモンサワーにハマる人が続出していたようです。
大衆酒場 酒呑気まるこ
「大衆酒場 酒呑気まるこ」は、漬け込んだレモンを使って作る「漬け込みレモンサワー」を販売。しっかりと漬け込んでいるだけあって、レモンの味を強く感じる濃厚な一杯でした。特製ソースをつけて食べる「自家製ベーコンカツ」も、ボリューム満点でお酒のつまみにピッタリ!
素材でこんなに味が違う!?100通りの組み合わせがレモンサワーを!
宝焼酎10種類・レモン5種類・炭酸2種類、合計100通りの組み合わせの中から、2杯を飲み比べることができた宝酒造のブース。見た目はあまり変わりませんが、味は全くの別物!!特に、焼酎の違いがレモンサワーの味に大きな影響を与えていました。素材をちょっと変えるだけで、こんなに味が変わるなんて…。レモンサワーの奥深さを改めて感じました。
雨にも負けない盛り上がり!ますます広がっていくレモンサワーブーム!
雨にも負けず大きな盛り上がりをみせた「レモンサワーフェスティバル」。印象的だったのは、参加者に若い女性がとっても多かったこと!
フォトブースに集まって、記念にパシャり!インスタ映えしそうな小道具も用意されていて、皆さん楽しそうですね!
個性的な商品がたくさん登場したことによって、レモンサワーのイメージが“カジュアルに楽しめるおしゃれな飲み物”へと変わってきているようです!「おじさんのお酒」から「若者のお酒」になったレモンサワー。今後も、ますますブームが広がっていくことでしょう!
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