若者に大人気のチーズ専門店「DAIGOMI」とは?
池袋駅北口から徒歩5分ほど。平和通りに入ってすぐに、スタイリッシュな看板が。チーズ専門店とは思えないような入り口で、知る人ぞ知る隠れ家感があってワクワクします。ろうそくに照らされた階段を降りて行き、店内へ。
7月1日にリニューアルオープンしたというこちらはパーティースペースとして貸し出す店舗ということで、空間を贅沢に使ったテーブル配置。照明も程よく落とされていて、隣を気にせず会話が出来ることでしょう。
ここはチーズ天国、いろんなチーズ料理が楽しめる!
専門店だけあってショーケースにはチーズがズラリ。常時40種類のチーズを揃えているということで、目的のチーズがあればグラムで注文が可能。
ドライフルーツやはちみつなども豊富、チーズに合わせて提供してくれます。
メニューは当然チーズを使用したものばかり。最初に簡単な説明もあるので、チーズ初心者にも優しい対応です。
では、実食!
「カマンベールチーズと海老のアヒージョ」
オ・レ・パストリーゼ(殺菌乳)で作ったカマンベールが丸ごとドドーンと入っています。アンチョビとニンニクの風味が強烈。クリーミーで軽い味わいのカマンベールが熱でトロリとなって更にまろやかな口当たりに。オイルを絡めれば外皮も食べやすく、海老もプリプリ食感。ボリュームがありますが、ペロリと食べられます。
メインは「ラクレット」を。
ラクレットとは、スイス原産のハードタイプで、まさにラクレットという料理に使うチーズ。
DAIGOMIではコクが強い、フランス産のラクレットを使用しているとのこと。
これを、専用の器具で断面を焼きます。香りが立ち、焼き色がついてきたらいざ鉄板へ。
削り取ったとろーりとろとろチーズが、野菜やバゲットに絡みつく姿を目の当たりにすると、気持ちがグングンたかぶっていきます。
女子会であれば、このビジュアルに「きゃーッ!」と声が上がることでしょう。
ジブジブと音を立てたラクレット。目と耳で食欲を刺激してくれます。
味わいはクセが少なく優しめ。塩気も程よく柔らかな印象ですが、ナッツにも似た香ばしい風味がコクを十分に感じさせてくれます。
チーズとのマリアージュ専門日本酒、その名も「MatCheese」
ドリンクは、ビール、日本酒、手頃な価格帯のワインが揃っていますが、その中でもおすすめしたいのが、チーズと合わせるために作られた日本酒「MatCheese」。
グラスに注がれた「MatCheese」は、ミルキーな香りを放っています。まろやかな口当たりとスッキリした酸。山田錦の等外米を使用していますが、米の旨みはしっかり感じられ、軽快な甘さも同居しています。雑味がありますが、それがまたコクとなって全体をまとめていました。ワイン酵母を使用しているからか、後半は綺麗な酸で引き締めててくれるものの、ワイン酵母特有の白ワインっぽさは少なく、しっかり日本酒として主張しています。
ラクレットの皮の酸味と、「MatCheese」の爽やかな酸味。ラクレットの香ばしい風味と「MatCheese」の濃醇な旨み。ラクレットのミルキーな甘さと「MatCheese」の米の優しい甘み。まさにマリアージュ体験です。
店長の戸嶋さんは、
「チーズ好きだけど実はあまり詳しくない、って方に来ていただきたいです。こういうタイプのチーズがあるのかとか、こうして料理に使うのかとか、この場所で新しい発見をして欲しいと思っています。」
と仰っていました。
常時取り揃えているチーズが豊富なため、熟成違いや年数違いなどの楽しみ方もでき、季節によって種類も変わります。好みが分からない場合も、店長やスタッフが適切に選んでくれるので、初心者から上級者まで幅広いチーズ好きが満足できることでしょう。
是非、このチーズの醍醐味を体験してみてください!
店名 | チーズレストラン DAIGOMI ikebukuro |
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住所 | 東京都豊島区池袋1-1-7 第2伊三美ビル B1F |
電話番号 | 03-5954-3491 |
営業時間 | 17:00~23:30 |
定休日 | 水・土 |
DAIGOMI Ikebukuro | http://daigomi-apt.jp/ikebukuro/ |