日本の伝統を感じることができる、美しい大人の街日本橋。
何百年も続く老舗の飲食店も多く軒を連ね、美味しいお店が凌ぎを削るこのエリアにおいて、魚好きのサラリーマンの心を掴んで離さない店。それが魚錠 八重洲店です。
運営するのは、明治40年創業という長い歴史を持つ魚屋さん。
「鮮度が魚の命。お値打ちな魚を食べてもらうこと、それが魚屋の使命」と熱い気持ちで運営をしているだけあり、その鮮度は抜群。毎朝築地をはじめ日本全国から鮮度の高い旬な魚をたっぷりと仕入れています。
ゆったりと食を楽しめる店内
お店に入ると、まず目に飛び込んでくるのは大きなカウンターキッチン。ピシッとした職人さんたちが腕を振るっている姿を楽しむことができます。カウンター席も多いので、お一人様でも楽しむことができそう。
カウンター席を進んで行くと、その奥にはボックス席が。コスパ重視の居酒屋にありがちな、回転率、席のギュウギュウ感はなく、ゆったりと腰を落ち着けて飲める作りになっていました。広々としているので、大人数での宴会にも重宝しそうです。
驚愕のコスパと鮮度!本気の刺盛り
魚錠に行ったら絶対注文してほしいのは「本気の刺盛り」950円。これ、絶対に驚きます。コスパをウリにしている魚居酒屋は多数あれど、このレベルの刺盛りにはなかなか出会うことができません。
この日の魚は、三河の天然鯛に鰆、長崎のマハタ、高知の鯵、静岡の金目、宮崎のしめ鯖、北海道のホタテにバチマグロ。一枚一枚が厚く、その魚の味をしっかりと味わうことができます。言うまでもなく鮮度は抜群。
金目は皮を炙ってあり、香ばしさと甘さが口いっぱいに。鯵は噛めば噛むほど甘みが溢れ、口の中に長く余韻が残ります。鮮度によってこんなにも魚の味が変わるのかと驚きです。何度もいいますが、この鮮度とボリュームで950円です!
お醤油もお店オリジナル。付け合わせミョウガも甘酸っぱく漬けてあるなど細部まで職人さんのこだわりを感じます。
人の顔よりでかい!天然真鯛の煮漬け
酒飲みの好物といえばカマ。魚錠のカマはスケールが違います。
お刺身でもいただいた三河の天然鯛カマの煮漬け。写真からはわかりづらいかも知れませんが、かなりの大きさです。大人の顔と同じくらい!目の周りはぷるっぷる、頬にはたっぷりのお肉。カマは食べるところが少なく、ちびちびとつまみがら食べるイメージですが、これは食べ応え十分。正直このカマだけでお腹が一杯になる位です。三つ葉や白ネギと食べることで味が変わり、どれだけ食べても食べ飽きません。
日本酒は徳利でなみなみと
旨い料理で日本酒も進む進む…。1合徳利になみなみと注がれて提供される日本酒。種類も豊富で金額もリーズナブル。いただいたのは季節限定の夏酒「八海山 特別純米原酒」。一合980円。
お酒の種類も豊富。日本酒に焼酎、ワインにサワーなど様々なお酒を楽しむことができます。ハイボール380円。ジョッキでどんっと提供してくれるのが嬉しい。
こだわり!サックサクのエビフライ
魚錠にきたら食べておきたい一品、エビフライ!1本380円。まずその大きさに驚きます。初めて出会うサイズ!
ざくっと豪快に齧りつけば、中からは大きなぷりっぷりの肉厚な海老が。鮮度がいいため、口いっぱいに海老の甘みと旨味が広がります。是非一口目は何もつけずに食べてみてください。自家製タルタルとの相性も抜群。一本でかなりの食べ応えがあります。
サラリーマンの幸せのために!
グランドメニューに加え、季節のおすすめ、その日のお魚を見ての日替わりなどメニュ-も豊富。どれを注文しても美味しいので通っていろいろ制覇したくなってしまいます。
彼らの目指すお店は『サラリーマンが自分のお小遣いで週に1~2回来ることができるお店』。そのコンセプト通りがっつり食べて飲んでも、お財布が痛まない価格設定になっています。仕事でくたくたに疲れたサラリーマン達の味方なのです。
魚錠の料理にはサプライズがたくさん。一度訪れたら誰かに紹介したくなるお店です。
常連様でいつもお店は賑わっているので、予約をしての訪問をおすすめします。
池袋に新店舗もオープンしたそうなので、そちらも要チェックです!
店名 | 魚錠 八重洲店 |
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住所 | 東京都中央区八重洲1-4-21 共同ビル1F |
電話番号 | 050-5868-3540 |
営業時間 | [月~金] 11:30~14:30(LO 14:00) 17:00~24:00(LO 23:30) [土] |
定休日 | 日・祝 |
食べログ | http://tabelog.com/tokyo/A1302/A130202/13123366/ |