店舗名 | Little Beast Brewing Beer Garden |
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住所 | 3412 SE Division St, Portland, OR 97202 |
営業時間 | 日曜~木曜 12:00AM~10:00PM 金曜・土曜 12:00AM~11:00PM |
電話番号 | (503) 208-2723 |
公式HP | https://www.rusebrewing.com/ |
こんにちは!「クラフトビール天国」ポートランド在住の東リカです。
今回は、夏も真っ盛りということで、ポートランドで今、大注目のビアガーデン「Little Beast Brewing Beer Garden(リトルビーストブリューイング・ビアガーデン)」に行ってきました。
ワイルドなファームハウスエール
「リトルビースト・ブリューイング」は、野生酵母を含む複数の酵母を使った発酵や樽熟成、ブレンドして作るビールで知られるオレゴン州のブルワリー。醸造所はポートランド近郊のクラカマス市にあります。
2017年にオープンした新しいブルワリーですが、そのユニークで複雑なフレイバーは瞬く間に業界関係者やビール好きの心を掴み、現在最も注目されるブルワリーの1つです。
今回は、2018年、ポートランドに開店した大人気のビアガーデンに行ってきました!
リラックスできる空間
リトルビーストのビアガーデンがあるのは、人気レストランが立ち並ぶディビジョン通り。Lompoc Brewing’s Hedge Houseの跡地だそうですが、敷地には美しい芝生に囲まれて1912年建造だという趣のあるバンガローハウスが立っています。
芝生には、ピクニックブランケットを持ち込んで楽しそうなグループの姿もありました。
土曜日の5時過ぎに訪れたのですが、若者のグループやカップルはもちろん、赤ちゃんや犬と一緒の家族の姿もあり、アットホームな雰囲気。
誰もが夏の夕方のひとときをのんびりとビール片手に楽しんでいました。
ユニークなビールが勢揃い
ビールや食事は、ハウス内のカウンターでキャッシュオン形式で購入するスタイル(伝表をつけておいて、後でまとめて支払うこともできます)。カウンターには16種類ものタップが並んでいて、樽生ならばどれも0.5L、0.25L、3ozの好みのサイズで注文が可能です。
せっかくなので、スタッフにオススメの4種類を3ozずつ集めた試飲セット(フライト)を作ってもらいました。
「味はもちろん、写真映えもするはず」と色も鮮やかな4種類が選ばれました。
右から順に、
■地元産のスマック、エルダーフラワー、エルダーベリー入りミックスド・カルチャー・サワーエール「RHUS JUS」($4)
■タート・ウィート・エール「BES」($2.5)
■ピノ・ノワール・グレープ入りゴーゼ「SYLVESTRIS」($3)
■7種類のミクロフローラを使ったブラックキャップ・ラズベリー入りフーダー熟成エール「Black Cap」($4)
シグニチャービールは、右から2番目の「BES」。乳酸菌発酵で酸味を引き出した後、レモンドロップホップとカモミールでドライホッピングしたというこちらは、爽やかでトロピカルな味わいです。
私が一番気に入ったのは、赤い「SYLVESTRIS」。乳酸菌で発酵させ、塩とコリアンダーを加える伝統的な手法で作るゴーゼにオレゴンが誇るワイングレープ、ピノ・ノワールを房で丸ごと入れて発酵させているのだそう。バランスの良い酸味が爽やかで美味しいビールでした。
フードにもこだわりが
リトルビーストのオーナーは、それぞれブルワー(夫)とシェフ(妻)としてキャリアを積んできたご夫婦。そのため、ビールはもちろん、フードにもオーナーシェフのこだわりが発揮されています。
季節の自家製ピクルス($5)、サラミやハム、自家製リエット、チップスなどを盛り合わせたシャクテリーボード($12)、ポークとハッチチリのエンパナーダ($6)など、どれもハンバーガーやピザ・フライ類といった、いわゆるブルワリーフードには納まらないようです。
ピクニックもこんなフードならおしゃれな感じじゃないですか。
サワーもIPAも美味しい!「リトルビースト」のビアガーデンは最高
「でも、サワー系のビールって苦手なんだよねー」という方もご安心を。写真の「Longest Day」のような美味しいウェストコーストIPAもありましたよ。
ポートランドへお越しの際は、みなさまお揃いで「リトルビーストブリューイング・ビアガーデン」へ出かけてみて下さいね!