※OKINAWA AWAMORI MAGAZINE より転載
多種多様な飲み方がされる泡盛。発祥の地・沖縄では、本島以上に様々な形で楽しまれています。
中でも、泡盛をコーヒーで割る「泡盛のコーヒー割り」はかなりポピュラーな飲み方なんです。
様々な飲み方で楽しめる泡盛
水割り、ロック、ストレートなど定番の飲み方
泡盛定番の飲み方といえば、やはり水割り・ロック・ストレートといった飲み方。沖縄の居酒屋でも、やはりこの3つがもっともポピュラーだと言えるでしょう。
しかし、泡盛にはこれ以外にもたくさんの楽しみ方があるんです。
その他、割り物を使って飲む人も
たとえば、泡盛をウコン茶で割る「ウコン茶割り」や、ソーダで割った「泡盛ハイボール」などがあります。また、バーではウオッカなどのお酒の代わりに、カクテルベースとして使用することも珍しくありません。
このように、泡盛は自身の好みの形で、比較的自由な楽しみ方ができるお酒なんです。
沖縄特有の飲み方!?泡盛のコーヒー割
沖縄では泡盛をコーヒーで割る人が多いらしい
様々な割り物で楽しめる泡盛ですが、沖縄独特の飲み方があるんです!それが「泡盛のコーヒー割り」。
文字通り、泡盛の割り物としてコーヒーを使用するこの飲み方、沖縄在住者以外からするとかなり不思議に感じるかもしれませんが、沖縄ではかなりポピュラーな飲み方として楽しまれているのです。
飲み屋では、泡盛・氷・コーヒーがセットで用意されることも珍しくはありません。
すっきりとした飲みやすさに中毒者続出!
使用するコーヒーによっても味は大きく変わりますが、一般的に使われるのはブラックコーヒー。コーヒー特有のキリッとした苦味を感じながらも、泡盛の芳醇な香りを楽しめるすっきりとした味は、これまで泡盛が苦手だったという人でもスルスル飲めちゃうほどの飲みやすさなんです。
沖縄旅行をきっかけに「泡盛のコーヒー割り」にハマり、すっかり泡盛ファンになってしまう人も珍しくないんです。
泡盛コーヒーの発祥は?
2008年久米仙酒造が発売したのがきっかけ
今でこそポピュラーな飲み方となった「泡盛のコーヒー割り」ですが、飲まれるようになったのはここ10年ほど。きっかけは、2008年に久米仙酒造が発売した「泡盛コーヒー」でした。
泡盛の若者離れが取りざたされていた当時、“飲みやすい泡盛製品を開発する”という目標のもと生まれたのが、「泡盛コーヒー」だったのです。
泡盛との相性を考え様々な食材をたくさん試した結果「コーヒー」に行き着いた
「泡盛コーヒー」開発までには、様々な試行錯誤がありました。若者に受け入れられる“飲みやすい泡盛製品”にするために、泡盛と相性がいいと思われるあらゆる食材を使い、新製品の開発に取り組んだのです。
当初は、コーヒーも泡盛漬け込むことで酸味が出るなど、様々な問題がありましたが、課題を1つずつクリアしながら「泡盛コーヒー」を完成させました。その味は高く評価され、発売から2ヶ月で1万4000本を出荷する大ヒット商品となりました。
久米仙酒造 久米仙 泡盛コーヒー のお味は?
商品の特徴
久米仙酒造の泡盛コーヒーは、若者や女性にも飲みやすいように少々甘めに作ってあるのが特徴。エスプレッソを飲んだ時のような、心地よいほろ苦さ・酸味がありながらも、沖縄産黒糖とキャラメルの甘みをしっかり感じられる泡盛ベースのリキュールに仕上がっています。
コーヒーと泡盛がうまい具合に絡みあった、深みのある香りは高級感を感じるほどです。
オススメの飲み方
ロックやストレートで飲むことで、沖縄でポピュラーな「泡盛のコーヒー割り」のような味わいを楽しむことができます。
また、コーヒーカクテルのように牛乳や豆乳で割るのもオススメ!コーヒースイーツを食べているかのような、すっきりとしたくどくない甘さのカクテルに仕上がります。
その他、アイスクリームにかけて「アフォガード」のようにしてデザートとして食べたりと、アレンジは無限大!これまで抱いていた、泡盛の価値観が大きく変わるかもしれません。
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