ハイボールブームの影響もあり、日本でも人気を広めているウイスキー。様々なタイプがありますが、やはり古くから人気がある1つがバーボン。一概には言えませんが、比較的甘めでカラメルのような強い香りが特徴的です。
今回はアメリカを代表するプレミアムバーボンウイスキー、「エンジェルズ・エンヴィ」についてご紹介いたします。
プレゼントにもおすすめ!プレミアムバーボンウイスキー「エンジェルズ・エンヴィ」

画像:amazon.co.jp
「エンジェルズ・エンヴィ」は元ブランフォーマンのディスティラーが親子で作ったバーボンブランドで、誕生したのは2011年。「バーボンが持っている味わいはポートワイン樽と非常に相性がよい」と考えて新たに挑戦した、ポートワイン樽をフィニッシュに使ったウイスキーです。
オーク樽で熟成させた後、ポルトガル産のポートワイン樽にて2度目の熟成をさせており、ナッツのようにまろやかで、トーストのような香ばしく、そしてレーズンのような甘い香りが広がります。口当たりはやわらかくシルキーで、メープルシロップのような甘さも広がり、レーズンのような香りも口の中で広がります。ロックでもハイボールでも楽しむことができるので、プレゼントとしてもおすすめの味わいです。
“天使もねたむ”ほどの味わい「エンジェルズ・エンヴィ」

ウィスキーを熟成させる工程で必要不可欠な樽熟成。その際、アルコールが揮発しながら円熟味を増して行き、その目減りした分を”Angel's Share(天使の分け前)”と言います。毎年約5%ほど揮発して容量が減ることを悔しく思っていたリンカーン・ヘンダーソンが、このウイスキーの出来を見て"今回は天使がねたむほどのウイスキーができた" と言ったことで、そのまま"ANGEL'S ENVY(天使のねたみ)"と名付けたんだとか。
“天使もねたむ”ほどの「エンジェルズ・エンヴィ」、ロックやハイボール以外の飲み方として、おすすめのカクテルをご紹介いたします!
自宅でもチャレンジできそう!オリジナルカクテル「ピックファイブハイボール」

恵比寿「Bar TRENCH」のチーフバーテンダー、ロジェリオ 五十嵐 ヴァズさんが、「エンジェルズ・エンヴィ」を使ったおすすめカクテルとして紹介したのがこちらの「ピックファイブハイボール」。メープルシロップは少し多めですがこの量がベスト、シンプルなハイボールとは違った深みのある味わいが広がります。
自宅に「ボブズ・ビターズ オレンジ&マンダリン」を用意するのはハードルが高いかもしれないですが、メープルシロップやレモンジュースは用意できそうな気がしますので、ぜひ参考にしてみてください!

作り方
①レモンピール(可能であればロングレモンピールを用意)と氷を入れたグラスを用意。
②エンジェルズ エンヴィ(45ml)・メープルシロップ(15ml)・レモンジュース(15ml)をシェイクしグラスへ注ぎます。
③ソーダアップ後、トップにボブズ・ビターズ オレンジ&マンダリンを3滴たらし完成です。
ボブズ・ビターズ オレンジ&マンダリン購入のハードルが高い場合は、他のビターズで代用してみても面白そうですね!
食事との相性はいかに!?「エンジェルズ・エンヴィ」とのペアリングを試してみた

「エンジェルズ・エンヴィ」と一緒に、恵比寿「BLUE NOTE PLACE」のシグニチャーメニューをご用意いただきました。当日のメニューはこちらです。
・ずわい蟹とフレンチキャビアのスフィア
・プルドポークのタコス
・菜彩鶏と海老の焼売 アメリケーヌソース
・ローストチキン りんごとマスカルポーネのサイフォン
・ショコラブランのモンブラン ダークチョコレートソース

そのなかでも特に「ショコラブランのモンブラン ダークチョコレートソース」とのペアリングが一番好みでした。ショコラモンブランも甘すぎずさっぱりしており、横に添えられたベリー系のアイスとチョコレートソースとの相性も良かったです。「エンジェルズ・エンヴィ」と一緒に楽しむことで、さらに美味しくなるように感じました。
自分へのご褒美、プレゼントにもおすすめな「エンジェルズ・エンヴィ」

バーボンというと荒々しくて男性的なイメージがあるかもしれませんが、「エンジェルズ・エンヴィ」については甘く優しい印象のウイスキーだったように思います。
親しみやすい味わいなので、自分へのご褒美にでも良いですし、プレゼントとしてもぴったりな1本なのではないでしょうか?気になった方はぜひ試してみてください。