昔ながらのビール風低アルコール飲料「<strong>ホッピー</strong>」。ファンの方も多いのではないでしょうか?
アルコールが弱い人でも飲めるビールの代用品ホッピー。何かと割って自分好みの味を作るホッピー。庶民の味方としても知られています。今回は、ホッピーの美味しい飲み方をまとめてみました。
ホッピーとは?
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ホッピーは1948年に製造・販売が開始となった、<strong>“元祖ビアテイスト清涼飲料水”</strong>です。ホッピーにはお酒が入っていないと思われがちですが、実はアルコール度数0.8%の低アルコール飲料。日本の税法上はノンアルコールの部類ですが、微量のアルコールが入っていることは覚えておきましょう。
ホッピーが人気の理由は健康!?健康的な3つのポイント
1.低カロリー
1つ目は低カロリーであること。 ホッピーのカロリーは100mlあたり約11キロカロリー。ビールと比べると、なんと1/4ほどの低さなんです。
カロリーを気にする人でビールに近い味わいを飲みたいのであれば、選択肢の1つとなりそうですよね。
2.低糖質
2つ目は低糖質であること。
糖質は100mlあたり約1.7g。ビールは約3~4gと言われているので、糖質もビールの約半分程度に抑えられています。
3.プリン体0
3つ目はプリン体0であること。
プリン体といえば、大量摂取すると痛風や高尿酸血症の要因となると言われている物質。ホッピーもプリン体0ではありますが、割る焼酎も基本的にはプリン体0。
いくら飲んでもプリン体0で楽しめるということで、痛風を気にする人も飲みやすいですよね!
実は複数ある!?ホッピーの酒類について
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通常ラインナップとして発売されているホッピーは3種類。白・黒・55ホッピー(赤)です。実はお店(居酒屋)で発売されているリターナブル瓶の他に、一般小売店に置いてあるのは330mlのもので、少々容量が変わっています。
白ホッピー
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定番の「白ホッピー」は、まさに居酒屋の華形とも言える存在。ホッピーが1種類しか置いていないお店であれば、間違いなくこちらの白のはずです。
すっきりとした爽やかなさがありながら、ビアテイスト飲料らしくほのかな苦味も感じられます。
黒ホッピー
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コクのある濃厚な味わいが好きな方には「黒ホッピー」がおすすめ。白よりも飲みごたえがあり「ホッピーといえば黒!!」という、根強い“黒ファン”がいるのもうなずけます。
55ホッピー
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通称「赤」とよばれているのが、「55ホッピー」。これは、ホッピー発売55周年を記念して造られた1本。麦芽使用率100%・海洋深層水を一部使用に加え、醸造時間も通常の倍をかけてじっくり丁寧に熟成しており、ビールに一番近い味わいとされています。
ホッピーってどうやって飲むの!?基本的な飲み方をご紹介
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ホッピーの最も一般的な飲み方は、ホッピーを焼酎と割るというもの。自分でアルコールの量を調整できるので、お酒が強い人もあまり強くないという人も楽しめる飲料であるといえます。
また、梅酒やジンなど、他のリキュールと合わせることで自分だけのオリジナルホッピーを楽しむこともできます。
ホッピーは基本的にお好きなようにアレンジしてほしいものですが、よりおいしく飲むためにはちょっとしたコツがあります。この記事ではオススメのホッピーの飲み方をいくつかご紹介していきます!
飲み方その1:基本の三冷ホッピー
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ホッピーを美味しく飲むための基本は「三冷を守ること」にあります。
三冷とはジョッキ・焼酎・ホッピーの3つをしっかりと冷やすこと!よく冷やすことが、おいしいホッピーに仕上げるコツなんです。ちなみに、三冷とはいうものの、最も美味しいと言われているのはジョッキを凍らせる1凍・2冷だと言われています。
お店によっては氷を入れ手の提供になりますが、氷なしで楽しむのが基本的な飲み方だと覚えておきましょう。
ホッピーの基本レシピ
①ホッピーと甲類焼酎(25°)をよく冷やし、ジョッキは冷凍庫で凍らせる
②焼酎、ホッピーの順に注ぐ
※黄金比率は1:5
泡が立つように勢いよく注ぎ、かきまわさないのがコツです。この作り方を意識することで、アルコール約5%の美味しいホッピーになります!
飲み方その2:ハーフ&ハーフ
基本ラインナップで白と黒があるホッピー。実は、ビールと同様にホッピーでもハーフ&ハーフができるんです。
ハーフ&ハーフは文字通り、白ホッピーと黒ホッピーを半分ずつ注ぐ飲み方ではありますが、1度のオーダーで2つを同時に頼む必要があります。そのため、居酒屋に複数人で行った時にそれぞれが白、黒をオーダーして作るのがおすすめ!
複数人で居酒屋に行った際の楽しみとして覚えておくと、飲みの席がさらに楽しくなると思いますよ!
●ハーフ&ハーフの作り方
凍らせたジョッキに焼酎を注ぎ、1:1の割合で冷えたホッピーと黒ホッピーを注ぐだけ!
黒と白の割合を変えることで、また違った味わいになるので好みの割合を見つけてみるのも面白いかもしれませんね!
飲み方その3:シャリシャリホッピー(シャリキンホッピー)
別名シャリキンホッピーとも言われるホッピースタイル。基本的には冷えた甲類焼で割るホッピーですが、この焼酎を凍らせることで食感の楽しいシャリシャリとしたホッピーを楽しむことができます。
「シャリキン」というネーミングは、「シャリシャリにした金宮焼酎」から由来している名前。ホッピーと相性が良いとされている金宮焼酎が、シャリシャリスタイルの「シャリキン」という飲み方を始めたことから「シャリキンホッピー」というようになったのだとか。
●シャリキンホッピーの作り方
①焼酎をペットボトルに移し替えて冷凍庫で凍らせる
②焼酎が凍ったら冷凍庫からペットボトルを取り出し、軽くペットボトルを揉んで焼酎をシャーベット状にする
③ホッピーと合わせて完成!
また、パッケージごと凍らせてシャーベットにできる「キンミヤ焼酎シャリキン」と「ホッピー」がセットになっているものも販売されています。
飲み方その4:オリジナルカクテルスタイル
最後は一風変わったオリジナルカクテルスタイルを。
ホッピービバレッジ公式サイトで紹介されているものの中からいくつかご紹介します!
クロウメP
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※引用:クロウメP
冷やした梅酒と梅をグラスに入れ、黒ホッピーを勢いよく注いで完成。
さわやかな梅酒の酸味とやさしい甘さに、ホッピーのほろ苦さが絶妙に重なる梅酒ホッピーはビールが苦手な人にもお勧めです。
ホッピーオンザスカイ
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※引用:ホッピーオンザスカイ
グラスに冷やしたジンを入れ、勢いよくホッピーを注ぐ。最後にライムを一搾りして完成。
ジン特有の香りが前面に出てくるジンホッピー。ジンの爽やかさとホッピーの苦味が合わさり、すっきりした喉越しになります。
ロティ
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冷やしたアイスコーヒーをグラスに注ぎ、そこにホッピーブラックを勢いよく注いで完成。
アルコール度数はかなり抑えられていますが、苦めで大人味なカクテルになります。お酒があまり得意ではない方でも飲める、お酒感があまりない飲みやすいカクテルです。
ホッピー飲んでハッピーに!
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いかがでしたか?
半世紀以上に渡って愛され続けているホッピーは、おいしいだけでなくオリジナリティを存分に出すことのできるお酒。
ぜひ様々なアレンジを試して、お気に入りの1杯を見つけてみてくださいね。