日本人にとって、アフリカ産のワインはあまり馴染みがない方も多いかもしれません。
しかし、実は南アフリカ共和国を中心に、モロッコやチュニジア、アルジェリアといった北アフリカでも美味しいワインがたくさん作られています。
今回は近年圧倒的な成長を遂げている「南アフリカ共和国」のワインを中心に、ソムリエがおすすめ商品10本をランキング形式でご紹介します!
アフリカワインの特徴
アフリカ大陸において、ワインで圧倒的なシェアを誇っているのが南アフリカ共和国。他には、植民地時代にヨーロッパからぶどうの木が移植されたことがきっかけで、モロッコやチュニジア、アルジェリアといった北アフリカに、ワイン産地が広がっています。
アフリカ大陸の多くはフランスの植民地だったこともあり、ぶどうの品種はカベルネ・ソーヴィニヨンやシラーといったヨーロッパ系の品種が多く栽培されています。
フランスにルーツ?アフリカワインの歴史
ぶどうの栽培は、植民地時代のころから北アフリカの地域や南アフリカ共和国でされていました。その後、本格的にワイン産業として世界中に認知されるようになったのは、1990年代以降。人種隔離政策であるアパルトヘイトが撤廃となったことを皮切りに、次第に輸出が盛んになっていったのです。
そして、近年では南アフリカ共和国でつくられるワインは、世界中の愛好家から愛されるまでに成長を遂げています。
また、南アフリカ共和国のワインは「世界一環境にやさしい」ともいわれています。
南アフリカワインのコンセプトは、「自然環境保護、生物多様性、サステナビリティ」。フェアトレードワインを積極的に作っている国でもあり、世界中から注目を集めています。
アフリカワインで使用されるぶどう
アフリカ大陸の中で、圧倒的なワイン生産量を誇っている南アフリカ共和国。同国で有名なぶどうは、白はシュナン・ブランとソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ。赤はカベルネ・ソーヴィニヨンとシラーズです。
そして、南アフリカ共和国の個性が最もあらわれるのが、独自の開発で生まれたぶどう品種である「ピノタージュ」。
ピノタージュって?
ピノタージュは、南アフリカ共和国で独自に開発されたぶどう品種。1925年にピノ・ノワールとサンソ―の交配で生まれました。
南アフリカで主に栽培されていますが、近年ではイスラエルやニュージーランド、カリフォルニアなどでも一部栽培されています。土っぽさ、動物的な香り、または焚き火の後のようなスモーキーなアロマがあり、癖のある表現で形容されることの多いぶどうです。
タンニンがはっきりと主張しており、飲みごたえのあるフルボディに仕上がることが多いのが最大の特徴と言えるでしょう。
この味わいは、ピノタージュでしか楽しめないということもあり、南アフリカワインを贔屓にしている人も少なくはありません。
特に南アフリカが旨い!人気のアフリカワインランキングTOP10
10位: ベルタス・フォーリー バリスタ ピノ・タージュ
まずは、日本でも流通量が増えている「バリスタ」の「ベルタス・フォーリー バリスタ ピノ・タージュ」をご紹介!南アフリカ原産のピノタージュで、コーヒーのような奥深いアロマに仕上がった1本。
プラムやチェリーのようなニュアンスに、コーヒーやビターチョコレートの濃厚なフレーバーが上品に重なっています。滑らかなタンニンと穏やかな酸味が素晴らしい味わいのバランスに!
フォンダンショコラや、ガトーショコラといったデザートに合わせるのもおすすめです。
9位: フォルス・ベイ "ブッシュヴァイン ピノタージュ"
「フォルス・ベイ "ブッシュヴァイン ピノタージュ"」も、南アフリカ共和国原産のピノタージュを使った赤ワイン。チョコレートやモカを思わせる濃厚なアロマで、口に含むとスパイシーなニュアンスを舌全体で感じ取ることができます。
しかしながら、飲み口は重くなりすぎず、ピノタージュとしては非常にエレガントな仕上がりに。
気軽に飲めるミディアムボディで、屋外でのバーベキューにもオススメ。少し冷やしてから飲むのが良いでしょう!
8位:ブラハム・シュナンブラン
南アフリカ共和国で白ワインといえば、やはりシュナン・ブラン!こちらでご紹介する「ブラハム・シュナンブラン」は、はつらつとした酸味とのみごたえのあるコクがあり、バランスが非常に取れた1本。
魚介料理全般と非常に相性が良いです。その他、お肉料理であれば塩でいただく焼き鳥との相性も間違いないですよ!
7位:ポークパインリッジ・シラー
シラーの特徴がはっきりと出ている色調で、完熟ベリーの香りと、濃厚な渋みでアタックが強めの1本「ポークパインリッジ・シラー」。
濃厚ながらスムーズな口あたりで、エレガントにまとまっているため、フルボディながら飲みやすい仕上がりです。ジューシーなお肉料理に合わせてお楽しみください。
6位:ジョーダン シャルドネ ステレンボッシュ
こちらは2013年に、世界的ワイン権威の英誌「デキャンター」の年間アワードで、シャルドネ部門トロフィーを獲得した1本「ジョーダン シャルドネ ステレンボッシュ」。
南アの銘醸地であるステレンボッシュでのびのびと育ったシャルドネは、果実味のあるフレッシュな飲み口でとても美味しいです。
筆者も個人的にかなり好きな銘柄で、定期的に購入して飲んでいるほど!!笑
5位:ロバートソン シャルドネ
ロバートソン・ワイナリーは、南アフリカ共和国のなかでは3番目に大きいワイナリーです。
こちらの「ロバートソン シャルドネ」は、100%新樽フレンチオークで天然発酵し、その後マロラクティック発酵を経て16ヶ月熟成させた渾身の1本。黄金色の素晴らしい色調で、グレープフルーツやレモンの皮のような香りが花いっぱいに広がります。
オーク樽熟成由来の、バニラやイースト香もしっかりと感じられ、濃厚でリッチな飲み口。入荷量は少なめなので、ご購入はおはやめに!
4位:ステレンボッシュ・ストローワイン 2019 ラステンバーグ
お次は、うっとりするような官能的な甘口ワイン「ステレンボッシュ・ストローワイン」をご紹介。メープルシロップや熟した黄桃のようなアロマと、濃厚でハチミツのような味わいが特徴的。ただ、甘ったるい印象はなく、飲みやすいように仕上がっています。
バニラアイスやチーズケーキと合わせたいリッチな1本です!
大きめの氷をグラスに一つ入れて、ロックスタイルで飲むのも美味しい!食後のデザートと合わせると本領発揮します。
3位:グレネリー・エステートリザーブ・レッド
「グレネリー・エステートリザーブ・レッド」は、カシスやブラックベリーのニュアンスが特徴的な濃厚な1本。
骨格のあるフルボディで飲みごたえは抜群。豊かな酸味と濃厚で凝縮した果実味が、満足感を与えてくれます。
濃厚なビーフシチューや牛肉の赤ワイン煮込みといった、しっかりめのメイン料理に合わせたい一本です。
2位:ポールクルーバー
フレッシュな酸味と、フルーティでなめらかな口あたりが素晴らしい「ポールクルーバー」。オーク樽由来のアロマは控えめですが、焼きたてのパンのような酵母の香りも感じられるのも特徴的。シャルドネらしい、白ワインながらボリューミーな飲み口を感じるでしょう。
ペアリングとしては、サーモンのタルタルや、カルボナーラ、鶏肉を使った香草焼きと好相性です。
1位:グラハム ベック ブリュット NV
1位に選出したのは、南ア初の黒人大統領となったネルソン・マンデラ氏やアメリカ前大統領のバラック・オバマ氏が大統領就任祝いの際に飲んだと言われている瓶内二次醗酵のスパークリングワイン「グラハム ベック ブリュット NV」。
余韻の長さと繊細なバブルは、高級シャンパーニュを思わせる素晴らしいクオリティです。
加えてこの価格の安さ。初めて飲んだ時の衝撃が忘れられず、思わずこの記事を書いてる途中で1本購入してしまいました。笑
泡持ち、アロマ、飲み口、全てにおいて文句を言わせないエレガントなスパークリングワインは、ワイン好きであればぜひお試しいただきたいです!
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ここまで、様々な南アフリカワインの魅力に関してご紹介してきました。おすすめの10本以外にも、美味しい南アフリカワインはまだまだたくさんあります!
「ハズレのない南アフリカワインを手に入れたい」というときに、重宝するのが南アフリカワイン専門のショップ「アフリカー」です。
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店主は実際に南アフリカでワインを飲み、その魅力に気付かされた大の南アフリカワインファンということも、大きな信頼ができる優れたポイントです。
南アフリカワインを楽しもう
環境にも優しく価格もリーズナブルで高品質。アフリカ(特に南アフリカ共和国)のワインは、デイリーユースのワインにも最適です!
普段の食事に1本ワインがあるだけでも、食卓が華やかに彩られるはず。
この記事を参考に、今後も発展が期待されるアフリカのワインをぜひ楽しんでみてください。