カクテルはおしゃれな見た目なので「自宅で作るのはとても大変」と思っている人が多いです。しかし、とてもおしゃれなカクテルでも、有名なカクテルでも、材料と道具さえあれば自宅で作って楽しめます。
ここでは意外と、かんたんに手に入るカクテル作りの道具について解説していきましょう。
【まとめ】自宅でできるお手軽カクテル
■カクテルを作るのに必要な道具
カクテルを自宅で作るには道具を揃える必要があります。しかし特別な道具は意外と安いので、揃えるのは簡単ですよ。
〇メジャーカップ
一般的なメジャーカップは取っ手がついていますが、カクテル用のメジャーカップは砂時計のような見た目です。三角形の計量部分が2つあり、小さい方は30ml、大きい方は45mlです。カクテルに入れるお酒の量は10ml、15ml、30ml、45mlが多いので簡単に測れるようになっています。
〇シェーカー
蓋の中央が飛び出ている独特の形をしたシェーカーは、材料を撹拌して味をまろやかにまとめるためのものです。シャカシャカいうのは氷を入れているからですね。一般的なものは1,500円くらいですが、100円均一に400円前後で売られていることもあります。
〇バースプーン
バースプーンは柄が長く、スプーンの部分が小さいのが特徴です。スプーンの部分は、直角くらいに曲がっているものやまっすぐなものがあります。バースプーンで混ぜるのを「ステア」といいます。一般的には700円前後ですが、100円均一でも買えます。
〇ストレーナー
ミキシンググラスにかぶせて使うストレーナーは氷だけを残し、カクテルを注げるように穴が開いたふたです。内側にバネのような部品がついていて、持ちやすいように耳もついています。1,000円前後で購入できます。
〇スクイーザー
スクイーザーは、カクテルに入れるライムやレモンの果汁を絞るための道具です。これは一般的な調理器具として持っている人もいますね。選ぶ時は、果汁と種や果皮を分けられるカップが付いているものがおすすめです。
〇ミキシンググラス
シェイクする必要がないカクテルの材料を入れて、ステアするためのグラスです。ミキシンググラスは、800円代から20,000円代まであります。初心者はステンレス製よりも、中身を確認しやすいガラス製がおすすめです。
〇カクテルグラス
出来上がったカクテルを注ぐためのカクテルグラスも欠かせません。ワイングラスでも代用はできますが、雰囲気を楽しみたいなら購入しましょう。カクテルグラスは逆三角形のショートカクテル用グラスです。
100円均一などでいろいろなデザインのものをいくつか購入してもいいですし、ある程度値段のするお気に入りのグラスを1つ購入してもいいですね。ショートカクテルはアルコール度数が高いので、強いお酒が好きな人はこだわって選びましょう。
〇コリンズグラス(トールグラス)
ロングドリンク用に、細長くてシンプルなコリンズグラスも用意しておきましょう。ショートカクテルと合わせて持っておくと、作れるカクテルの種類が増えますが、一般的なグラスでも代用できます。コリンズグラスは炭酸水やジュースを使ったカクテルを注ぐのに使います。
〇オールドファッショングラス
口が広くて背が低いオールドファッショングラスは、ロックでお酒を飲んだり、水割りでお酒を飲んだりするのに使います。オールドファッショングラスも普通のグラスでも代用できるので、無理に用意する必要はありません。
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■カクテルに欠かせないお酒(スピリッツ)
カクテルにはスピリッツと呼ばれるお酒が欠かせません。蒸留酒であるスピリッツはカクテルベースになります。
〇ジン
ジントニックやマティーニのベースに使われるジンは、西洋ねずという針葉樹になるジェニパーベリ―が原料です。イタリアやフランス、カナダなど比較的寒い地域でとれます。独特の香りや風味があり、オレンジやアプリコットなどのリキュールやジュースと合わせてカクテルにします。
一般的にカクテルに使われるジンは、「サントリー ビーフィーター」や「ゴードン ロンドン ドライジン」などです。ジンにはドライジン、ジェネヴァ、シュタインへーガー、オールドトムジンなどの種類があります。
〇ウォッカ
ロシアが代表的な原産地であるスピリッツで、小麦などの穀類が原料です。スクリュードライバーやカミカゼなどのベースになります。癖がないピュアウォッカ、風味が楽しめるフレーバードなどの種類があります。手ごろで、有名なウォッカは「スミノフ」、スウェーデンで作られている「アブソルート」があります。
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〇テキーラ
テキーラに独特の癖があるのは、南米の竜舌蘭であるアガベ アス―ル テキラーナが原料だからです。マタドールやマルガリータなどのカクテルベースになります。200年以上の歴史があるスピリッツであるテキーラは、「ホセ クエルボ」や「レポサド」などの銘柄があります。
〇ラム
サトウキビを原料としています。水を船につむと腐ってしまうけど、ラムなら腐らないので大海賊時代に海賊が好んで飲んでいたといわれています。またラムは、カリブ海をはじめとする温かい地域で作られているのも特徴です。日本なら沖縄産のラム「コルコル」が人気です。
どんなフルーツジュースとも相性が良く、ライトラム、ヘビーラムなど風味別の種類と、ホワイトラム、ダークラムなどの色別の種類があります。ちなみに、世界No.1ラムは「バカルディ スペルオール」です。
〇ウィスキー
麦を原料にしたスピリッツで、他のカクテルから派生したカクテルに使われることが多いです。ウイスキーは産地で区別されるので、スコットランド産は「スコッチ」、アイルランド産は「アイリッシュ」、アメリカ産は「バーボン」です。カクテルには「スコッチ」や原料がライ麦の「ライウイスキー」がよく使われます。
〇ブランデー
ワインを蒸留したスピリッツなので、他のお酒よりも飲みやすいのが特徴です。ストレートで楽しむ人も多いですが、コーヒーやクリームなどを使ったカクテルのベースにすることが多いです。「サントリー V.O」や「ブラー カルヴァドス グランソラージュ」などサントリーのウイスキーが安くて、おすすめです。
専門家の一言メモ
カクテルに使うスピリッツは、アルコール度数が40%のものを選ぶのが一般的です。さまざまなお酒を混ぜてカクテルにするので、高いものよりも安いものを選ぶといいですよ。
■カクテルに必要なお酒「リキュール」
スピリッツに、フルーツや薬草を漬け込んで抽出したエキスをリキュールといいます。リキュールのアルコール度数は20~30%が一般的です。
リキュールは原材料によって果実系リキュール、薬草・香草系のリキュール、ナッツ・種子系のリキュールに分けられ、その中でもさまざまな種類があります。
〇果実系のリキュール
◉キュラソー
キュラソーは、オレンジの皮をブランデーとシロップに漬け込んで作るリキュールです。ホワイトキュラソー・オレンジキュラソー・ブルーキュラソー・レッドキュラソー・グリーンキュラソーの5種類があります。
中でも、使われることが多いのがホワイトキュラソーです。「ホワイトレディ」や「カミカゼ」など、さまざまなカクテルで使用するので、初めてカクテルを作るのであれば、まずホワイトキュラソーを揃えて、他のキュラソーは必要に応じて追加していくと良いでしょう。
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◉カシスリキュール(クレーム・ド・カシス)
カシスリキュールは黒すぐりから作られる、深緑色の甘いリキュールです。「カシスオレンジ」や「キール」などを作るとき使用されます。
カシスリキュールの中でも、1Lあたり400gの糖を含んでいるアルコール度数15度以上のカシスリキュールは「クレーム・ド・カシス」といわれています。
◉ライチリキュール
楊貴妃が愛したといわれている「ライチ」を原材料としたリキュールです。「チャイナブルー」や「楊貴妃」など中国にちなんだカクテルなどに使われます。
1980年代後半に誕生したリキュールで、カクテルだけでなく、紅茶に風味をつけたいときやゼリーを作るときに使うこともあります。
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◉アプリコットブランデー
アプリコット(あんず)を原材料としたアプリコットブランデーには、「ブランデータイプ」と「リキュールタイプ」の2種類があります。
ブランデータイプは、アプリコットで醸造酒を作って蒸留させたもので、通常のブランデーと同じ製造方法で作られています。
一方、リキュールタイプはスピッツにアプリコットを漬け込んでくつったものを指します。
どちらもアプリコットブランデーと呼ばれているので、レシピに応じて適したものを用意しましょう。
〇薬草・香草系のリキュール
◉カンパリ
カンパリは、オレンジピールやコリアンダーなどおよそ60種類のハーブ・スパイスを使用して作られたイタリア産のリキュールです。
苦味があるリキュールなので、「アマロ(苦い)系のリキュール」とも呼ばれています。
ストレートでも飲めますが、基本はオレンジジュースや炭酸水など何かで割って飲むことがほとんどで、本場イタリアでは白ワインと1:1で割って飲むことが多いです。
◉ビターズ
ビターズは薬草や香辛料などから作られるリキュールです。元々は胃薬として使われていました。ビターな味わいが特徴で、カクテルでは風味を引き立たせるために使われています。
〇ナッツ・種子系のリキュール
◉コーヒーリキュール
コーヒーリキュールとは、コーヒーを用いて作ったリキュールで、ベースとなるお酒はアイリッシュウイスキー・中性スピリッツ・ブランデーなど多岐に渡り、銘柄によって異なります。ほろ苦さの中に甘みがあり、コーヒーのほのかな香りが感じられます。
コーヒーリキュールを使った代表的なカクテルに居酒屋でもお馴染みの「カルーアミルク」があります。
◉カカオリキュール
カカオから作られるリキュールです。ほのかに香るカカオの風味を楽しむことができます。
1Lあたり250gの糖を含んでいるカカオリキュールは「クレーム・ド・カカオ」と呼ばれ、これにクリームを加えたリキュールをチョコレートリキュールと呼びます。
◉アマレット
杏仁豆腐によく使われている「あんずの核」が原料のリキュールです。アマレットでは甜杏仁(テンキョウニン)を使用しているため風味が甘く、香りはアーモンドに似ています。
カクテルだけでなく、ティラミスやパンナコッタなどにも使用されています。
◉マリブ
ラム酒がベースのリキュールで、ココナッツの果肉が使用されています。カクテルにも使われますが、ストレートで飲んでも楽しめますし、洋菓子やコーヒーの風味付けとしても使われることがあります。
〇その他
◉ヨーグルト系のリキュール
ヨーグルトを使って風味をつけたリキュールです。アルコール分がヨーグルトによってやわらいでいるので、口当たりがよく、まろやかなのが特徴です。ヨーグルトの濃度が高いと、より濃厚な味わいになります。
リキュールは通常蒸留酒で作られることが多いですが、ヨーグルト系のリキュールでは日本酒が使われることもあります。
◉クリーム系リキュール
製造技術が発達したのに伴って誕生した比較的新しいリキュールで、濃厚な味わいとまろやかな甘みが特徴です。
デザートして楽しめる甘いカクテルに使われることが多いです。
◉アドヴォカート
オランダ語で「弁護士」を意味するリキュールで、卵黄・砂糖・ブランデー・バニラなどを使用して作られます。カスタードクリームのように粘度があり、他のリキュールに比べると珍しいタイプです。
■カクテルに必要なお酒「フレーバードワイン」
フレーバードワインとは、ワインをベースにスパイスやハーブの蒸留酒や果汁を加えて作ったお酒です。
カクテルの材料としてだけではなく、食前酒としても楽しむことができます。
〇ベルモット
白ワインにニガヨモギ・コリアンダー・ナツメグなどを混ぜ合わせて作られるお酒です。カクテルの王様と呼ばれる「マティーニ」をはじめ、さまざまなカクテルに使用されています。
ベルモットは、甘い飲み口でハーブの風味が感じられるスイートベルモットと、辛口でマティーニにも使用されるドライベルモットの2種類に分けられます。
ベルモットはリキュールとして扱われることもあります。
〇サングリア
赤ワインにカットした果物(レモン・リンゴ・オレンジなど)と甘味料を入れ、シナモンやブランデーで風味をつけ、一晩寝かせたお酒です。カクテルとしても扱われることもあります。
白ワインで作ったサングリアは、「サングリア・ブランカ」と呼ばれています。
■お酒を割るのに必要なジュース・炭酸飲料
カクテルを作る際、お酒を割るのにジュースや炭酸水を使用します。
作りたいカクテルに合わせて用意しましょう。
〇ジュース
市販のものでも構いませんし、自分で作ったものでも構いません。
果物を絞った果汁を入れる代わりにジュースを入れることもあります。
◉オレンジジュース
最も汎用性の高いジュースです。「スクリュードライバー」「ファジーネーブル」などさまざまなカクテルに使用されます。
甘み・酸味・香りのバランスが良く、非常に万能な材料ですので、初めてカクテルを作るときは揃えておくと良いでしょう。
◉レモンジュース
酸味と香りが特徴なので、甘めのカクテルの作るときに使用します。ウイスキーとの相性がいいので、ウイスキーをベースとしたカクテルにぴったりのジュースです。
◉ライムジュース
酸味がおさえられ、香りが爽やかな特徴があります。ジン・テキーラ・ウォッカなどのお酒と相性がいいです。
◉グレープフルーツジュース
グレープフルーツジュースは、オレンジジュースと同じ柑橘系のジュースですが、苦味があります。ジンやカンパリといった苦味のあるお酒に合わせて使われます。
◉パイナップルジュース
「ブルーハワイ」や「マイタイ」など南国の海が似合う「トロピカルカクテル」に使われるジュースです。テキーラやラム、蒸留酒の一種であるアクアビットとの相性が良く、使い勝手がいいです。
◉アップルジュース
ウォッカを使った「ビッグ・アップル」やブラーポモードノルマンディを使用した「ゴールデンアップル」などを作るときに必要な材料です。
他のジュースに比べ、使う機会が少ないので必要なときに揃えるのがいいでしょう。
〇炭酸飲料
◉ソーダ水
カクテルを作るときウイスキーやワインをソーダ水で割ることもありますし、シェイクしたカクテルを注いだ後、グラスをソーダで満たすソーダアップするときに使います。
また、スピッツにライム果汁を加えてソーダを満たす「リッキー」を作るときにも必要です。
◉トニックウォーター
トニックウォーターとは炭酸水に香草類や柑橘果実の皮のエキスなどを加えた、ほのかな苦味のある飲料です。定番カクテル「ジントニック」「ウォッカトニック」をはじめとしたカクテルを作るときに必要です。
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◉ジンジャーエール
生姜が入った飲料で、「モスコミュール」や「シャンディガフ」などのカクテルを作るときに必要な材料です。他にも、スピッツにライム果汁やレモン果汁を加えてジンジャーエールで割る「バック」を作るときにも使います。
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◉コーラ
コーラもカクテルの材料として使われます。ラム・テキーラ・バーボンウイスキーなどと相性が良いです。
■味付けに欠かせないシロップ・調味料
カクテルの味を整えたり、見た目を華やかにしたりするときに使います。
〇ガムシロップ
味に癖がありますが、混ざりやすく手軽に作りたいときはおすすめです。
〇グレナデンシロップ
赤色のシロップで、原材料はザクロです。味をつけるだけでなく見た目を華やかにするのに使うこともあります。
〇粉砂糖・塩
シロップを使わない場合は粉砂糖を使います。
また、「マルガリータ」や「雪国」といったスノースタイルカクテルを作るときは、塩や砂糖でグラスの縁を飾ります。
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■見た目を華やかにする付け合わせ
〇オリーブ
「マティーニ」に使われることが多く、程よい塩気がついたものがおすすめです。
〇カクテルオニオン
酢漬けにした小さい玉ねぎで、「ギブソン」などに使われます。
〇マラスキーノチェリー
砂糖で漬けたチェリーで、赤いものはアーモンド、緑のものはミントの香りがつけられています。味にはほとんど影響がないので、カクテルの色にあったものを使うと良いでしょう。
〇ライム・オレンジ・パイナップル・レモン
カットしてグラスにさしてもおしゃれですし、グラスに沈めるのもおすすめです。
使用しているカクテルの風味やジュースにあったものを合わせましょう。
〇ミント
主に飾りや風味付けに使われます。
爽やかな風味のハーブを使ったカクテルに合わせるのがおすすめです。
■カクテルの製法4種類
カクテルはレシピによって製法が決まっており、4種類に分かれています。
それぞれ必要な器具が違うので、カクテルに合わせて揃えましょう。
〇シェイク
シェイカーという器具に氷と材料を入れ、振って混ぜ合わせる製法です。このとき、スーパーやコンビニの氷を使用すると、美味しく仕上がります。
振りすぎると、氷が溶けカクテルが水っぽくなるので注意が必要です。
〇ビルド
自宅で最も手軽にできる製法です。グラスに氷とベースのお酒を入れ、他の材料を混ぜ合わせて行きます。混ぜすぎないよう注意が必要です。
シェイカーがない場合、まずはビルドで作れるカクテルから試してみると良いでしょう。
〇ステア
ステアは、ミキシンググラスとストレーナーという器具を使う製法です。
ミキシンググラスに氷と材料を入れ、バースプーンで混ぜます。その後、ミキシンググラスにストレーナーを取り付けてカクテルグラスにカクテルを注ぎます。
〇ブレンド
ブレンダー(ミキサー)に材料を入れて混ぜ合わせて作る方法です。
このとき、氷も一緒にブレンダーにかけるとシャーベット状の「フローズンタイプカクテル」になります。
■カクテルのタイプはロングとショートの2種類
カクテルは全てロングカクテルかショートカクテルのどちらかに分類されます。
〇ロングカクテル
ロングカクテルは氷が入っているのが特徴です。
氷があるので冷たさが長持ちし、ある程度時間をかけて飲むことができます。
時間をかけて飲めるので、お酒が苦手な人におすすめです。
〇ショートカクテル
ショートカクテルには氷が入っていません。
温まらないうちに飲むカクテルです。三角形のカクテルグラスを使っていることが多いです。
おしゃれで綺麗な見た目のものが多いです。
■初心者におすすめのカクテルレシピ
〇シャンディーガフ
カクテルタイプ:ロングカクテル
製法:ビルド
アルコール度数:約3度
材料
・ビール 130ml
・ジンジャーエール 130ml
ビールの苦味がジンジャーエールによっておさえられているので、ビールが苦手な人におすすめのカクテルです。ビールもジンジャーエールもコンビニやスーパーで手に入るので、手軽に作れます。
〇ジントニック
カクテルタイプ:ロングカクテル
製法:ビルド
アルコール度数:約15度
材料
・ジン 45ml
・トニックウォーター 105ml
・カットライムまたはレモン 1個
ジントニックは、居酒屋でも定番のカクテルです。簡単に作れるので、自宅でもカクテルを楽しみたい方におすすめです。ジンをウォッカやカンパリなどに変えることで色々なカクテルを楽しめます。
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〇スクリュードライバー
カクテルタイプ:ロングカクテル
製法:ビルド
アルコール度数:約15度
材料
・ウォッカ 45ml
・オレンジジュース 適量
「ねじ回し」という意味のお酒です。甘くて飲みやすいカクテルですが、度数が高く「レディキラー」の異名を持っています。飲み過ぎには注意しましょう。
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■まとめ
自宅でカクテルを作る時に、これまでに紹介したすべての道具と材料を揃える必要はありません。好きなカクテルを作る度、少しずつ増やしていきましょう!