最近、プロフェッショナルな呑兵衛は赤羽や北千住などのホットスポットを外して、拠点を少しずつを奥地へ進めている気がします。高架下に大衆酒場がひしめく綾瀬も、そんなツワモノが集う街。
綾瀬のめっちゃシブい居酒屋も大好きなのですが、私ふくい(@fukufukufuku_00)が綾瀬初心者を連れていくなら絶対ココという場所があります。
オープン半年未満でベテランの風格「酒処 ぽんた」。
綾瀬駅西口を出て、高架下を歩いてすぐの「酒処 ぽんた」。2018年8月にできたばかりの新店ではあるものの、老舗かのような貫禄がある店構え。
店内は、カウンターと座敷が分かれていて、団体様もOK。この日は開店前にお邪魔しましたが、いつもは常連さんで賑わい、自宅のようにくつろぐ方もいらっしゃいます。
とんがった店ばっかり行っている飲兵衛も、このオーソドックスさには、ホッとするはず。
ここの大将は、メディアでも取り上げられる北千住の「市場食堂」出身。お魚の腕前には自信があるんだそうです。
ついでに「ぽんた」という店名の由来を聞いたところ、「前の店が『ぽんた』だったんだよね。手続きとか色々あって、そのままにしちゃった。」とのこと。店名を決めた理由の豪快さからも、店主の人柄が伺えますね。
ドリンクはチューハイ300円、日本酒350円とお財布に優しいお値段。その時々によって、日本酒も揃えています。
冬は日本酒を燗に限りますので!!!マスター、燗つけてください!
まずはお通しと熱燗で乾杯!
本日のお通し「ふろふき大根」♡めっちゃわかってるやん、大将さすがです。
体がじわーっと温まってきて、もう立ち上がりたくない。
お次は「本日のお刺身(3種盛)」(1300円/税抜)。マグロ、スズキ、蛸。おまけにあん肝もつけてもらっちゃいました!!
脂ののったお刺身、こっくりとしたあん肝でチミチミ飲めば、お酒1合なんてすぐになくなってしまいます。
大将、おかわりください。
ハフハフしながら食べたい「明石焼き風出し巻き玉子」
「明石焼き風出し巻き玉子」(680円/税抜)はフワンフワンの卵焼きがお出汁に浸かった一品です。立ち上る湯気、おどる鰹節。見ているだけで美味しい。
“明石焼き”と名乗るだけあって、蛸入り。ハフハフしながら食べれば、口の中でプルプルの玉子からお出汁がジュワーと溢れます。
ちなみに玉子焼を食べ終えたら、日本酒→出汁→日本酒→出汁の無限ループで口の中で出汁割りを楽しむのが、ふくい流。
いつもはこの辺りで次のお店へ向かうのですが、今日は取材なのでもう一品!!大将おすすめの「北海鍋」を注文します。
「牡蠣みぞれ鍋」など、冬しか食べられない海鮮系メニューは超おすすめなんだそう。
海鮮6種入り!盛りだくさんの「北海鍋」が衝撃の1000円!
白子・ホタテ・エビ・イカ・鮭・アサリの6種類がのった「北海鍋」(1000円/税抜)。これで1000円!?と言いたくなるボリュームは、海鮮が得意なぽんたならではです。
ぽんた@綾瀬
ぐっつぐつの北海鍋を取材中~☺️とろんとろんの白子、ぷりんぷりんのエビ、味噌バターのおつゆ、あったまるねぇー✨#NOMOOO pic.twitter.com/pbCe3fb1Sm— 【公式】NOMOOO(ノモー)@酒好き (@NOMOOO_INFO) December 20, 2018
スープは味噌ベースにバターが少々。海鮮の旨みが溶け出して、これで美味しくないはずがない!!
煮ている間も期待が高まりすぎて、「もう、もういいですかね…?」とフライング気味に聞いてしまいました。
とろとろクリーミーな白子は、癒し♪少し火の通ったのが、またいいなぁ。
ハートウォーミングな作品たちにほんわか
飲みながら店内を見回していると、あちらこちらに可愛らしい作品が。大将は、なんと5人もお子さんがいらっしゃるのだそう。絶対子煩悩です。運が良ければ、キュートな看板娘、看板息子にも出会えますよ。
トイレの中にまで!!かわいい~!!この作品群がお店の良さを表していると言ってもいいくらい。
※娘さんご本人に掲載許可をいただきました。
熱燗、鍋で温まって、家族のエピソードも聞けて心もほんわか。きっとまた綾瀬に降り立ったら自然と足が向いてしまうことでしょう。
店舗詳細
店舗名 | 酒処 ぽんた |
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住所 | 東京都足立区綾瀬4-6-30 |
電話番号 | 03-3628-3006 |
営業時間 | [月~土] 17:00~24:00 ※ラストオーダー23:00 |
定休日 | 日曜 |
HP | https://tabelog.com/tokyo/A1324/A132404/13084451/ |
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