デートなどで落ち着いた雰囲気のお店に行きたい。そんなニーズに応えてくれるお店が東京・恵比寿にオープンしました。「二日酔いしないお酒」と「EAT LOCAL」をテーマに、2017年4月22日にオープンした串割烹「こがね」です。プレス向け試食会が行われたので、早速伺ってみました。
2017年4月22日、東京・恵比寿にオープンした串割烹「こがね」。エントランスは右側です。
「二日酔いしないお酒」というのは何かというと、このお店ではサワーに焼酎ではなくウォッカを使用していうとのこと。また、ウォッカも使用する食材の産地の方々から紹介を受けて、醸造所から「クラフトウォッカ」を仕入れるとのことです。
「EAT LOCAL」(地産地消)とはよく言いますが、筆者は不勉強でクラフトウォッカというものの存在を知りませんでした。そのほか、日本各地の地酒や、使用食材に合わせたクラフトビールも提供するとのことなので、これは楽しみです。
コースを中心に提供
串割烹こがねはコースが中心になっているようで、取材時は2700円の「銀コース」、4900円の「黄金コース」、6500円の「白銀コース」が用意されていました。今回試食したのは黄金コースでした。
まずはビール(アサヒスーパードライ)で乾杯。ただこちらはクラフトビールやクラフトウォッカベースのサワーが充実しているので、いろいろと試していきたいところです。
先付けの「おぼろ豆腐 雲丹(ウニ) 鼈甲(べっこう)餡 布海苔」と、前菜の「ホワイトアスパラのキンピラ」、「銀杏のミモレットまぶし」がそろって登場。丁寧な仕事に期待が高まります。
こちらは「奥飛騨VODKA(岐阜)を生姜を効かせた自家製モスコミュールで」(800円)。生姜がかなり効いていて、甘さと辛さのインパクトがなかなかです。
いろいろなお酒との出合いが楽しい!
今回の取材でとてもうれしいことがありました。実は何年も前から筆者が飲んでみたいと願っていた、北海道のクラフトビール「なまらにがいビール」に、恵比寿で出会えたのです。
ちょっと面白かったのが、「Swinging Doors(兵庫)で梅干しサワー」(720円)です。スコットランドのシングルモルトウイスキー「タリスカー」のような燻蒸香がとても好印象だったのですが、ウォッカは樽詰めしないので燻蒸香が付くはずもなく……。聞いてみたら「梅干しをくん製にしている」とのことでした。納得! こういう出合いも、知らないお店、知らないお酒を試す楽しみの一つですよね。
「酔っ払いエビ」も楽しめました
そうしているうちに「酔拳」の準備がやってきました! これは中華料理で言う「酔っ払いエビ」ですね。カルバドスに生きたエビを漬け込みます。
おいしい食事、そして国内のおいしいお酒と出合いたいという人は、一度訪れてみてはいかがでしょうか。
店名 | こがね |
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住所 | 渋谷区恵比寿南1-9-10 TDビル2F |
電話番号 | 03-6452-2042 |
定休日 | 月曜日(当面の間) |
食べログ | https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130302/13202761/ |